老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

またも飛ばない飛行機

2007-11-30 20:09:07 | 結婚編
J○Lのお姉さんが「今夜中に東○航空よりご連絡します」と言っていたので、待ちぼうけを食らってる老鼠とチャットをしながら待つことに。老鼠が買ったチケットは、翌日午後の浦東発ハルピン行きの、南○航空。明日上海行きが飛んだとしても、乗り換えには間に合わない時間。すぐに最終便に変更してもらいました。これでどうにかなるかな、それにしても電話遅いな。時間はもう深夜12時。しびれを切らした猫は、東○航空に電話しました。電話には出ました、出ましたが・・・・・
猫「あのぅ、今日中に連絡いただけるとのことだったんですけど・・・・明日には飛ぶんでしょうか?」
東「はぁ、そうなんですか~?」
なんなんだ、その態度は まず謝らんかいっ。どうやら電話の相手は、日本語は話してるけど中国人らしい・・・・言っても無駄かも。
猫は怒りを抑えながら、「明日は飛ぶんですよね?」
東「さぁ、わかりません。明日また連絡します。」
またって、今日だって連絡してきてないじゃない 
猫「わかりました、本当に連絡くださいね。」

こんなこと中国ではよくあることなのでしょう。いちいち怒ってたらきりがないのかも知れません。でも猫が電話をしたのはこちらの支店。日本に営業所を構える以上、日本的対応をすべきではないの?大体今回の欠航は、天候や災害など不可抗力によるものではなく、明らかに整備不良、航空会社のミスでしょう。結局、東○航空より謝罪の言葉は聞けませんでした。

翌日午後をすぎても、東○航空より連絡はありませんでした・・・・。何処までもなめらてる
もう東○航空に電話したくなかったので、直接空港に電話してみました。「只今修理をしております、少々予定時刻より遅れる可能性がありますが、飛ぶ予定ですので、来てください」とのこと。老鼠に連絡して、予定時刻の2時間前に空港へ行きました。そしてカウンターに行くと、またもJ○Lのお姉さんが・・・
「まことに申し訳ございません・・・・。たった今欠航が決まりました。」本当に申し訳なさそうに言うのです。

飛ばない飛行機

2007-11-29 21:49:18 | 結婚編
3月7日、いよいよ結婚のため中国へ。16:50発上海行き中国東○航空275便。
免税店でタバコも買って、あとは飛行機に乗って約1時間半で上海に到着。この日は上海で1泊するつもりで、老鼠にはホテルで待ててもらうことにしていました。
飛行機に乗って・・・わくわく、あと3時間もすれば老鼠に会える・・・・んっ、飛行機なかなか動かないな~??等着等着(待って・・待って・・)30分後。
「乗客の皆様、大変申し訳ございませんが、いったん待合室のほうにお戻りいただきます」はて?何があったんだろう?
まぁ、またすぐ飛ぶでしょう。
とりあえず、ホテルで待ってる老鼠に電話して、等着等着1時間。売店で使える1000円分のチケットが配られたので、飲みものとお菓子で1000円分きっちり購入しました。それにしても長いな~。でもこうやって待たせてるってことは、今日飛ぶのよね。
さらに等着等着・・・1時間。え~っ、もう20時だよ。すると、J○Lの整備師さんがやってきて「東○航空は乗客を帰らすなと言っておりますが、私が見たところとても今日中に直るような故障ではありません。私の判断で乗客の皆様には本日はいったんお帰りいただきます。まことに申し訳ございません。」え~っ、そんなに故障してたの。どうやら燃料タンクが破損して燃料漏れしてるらしい・・・・怖い
というか東○航空何の説明もなく、乗客を帰らすなってどういうことよ!それにさっきから乗客の対応してるのは、東○航空と提携しているJ○Lの人ばかりじゃない、出て来い東○航空!

といったところで出て来る訳ないので、J○Lの人に相談。あちらのご両親はもう双鴨山からハルピンに来て、ホテルで待ってくれているし、老鼠も翌日のハルピン行きのチケット買って猫を待ってる。早く老鼠に会いたい。そこで猫はJ○Lのお姉さんに泣きついたのです。
「私明後日ハルピンで結婚式なんです!出席するんじゃなくて、私が花嫁なんです!」(はい、嘘つきました結婚式をする予定はありません。ごめんなさい、お姉さん。)
J○Lのお姉さん「え~っ、花嫁なんですか?!それは大変。明日には飛ぶと思いますが、念のため東○航空よりご連絡させます。そうしましたらキャンセルではなくて、明日お乗りいただくということで・・・間に合いますか・・?チケットはそのまま使えますので。」おおっ、何とかなりそう、よかった。
さっき買ったタバコもとりあえず免税店に預けて明日受け取ることに。パスポートには「出国中止のため出国証印撤回」というスタンプが押されました。
そして猫は家に帰って、東○航空からの連絡を待ったのです。

本当に準備完了

2007-11-29 15:36:41 | 結婚編
準備完了って、おいおい。まだ有休の許可ももらってないし、飛行機のチケットも買ってないじゃん。大阪から帰ったのが2月18日。今から有休申請して、チケット取るから、行くのは3月ね。猫の仕事は月初と月末が忙しいから、有休は月中が取りやすい。猫は結婚の特別休暇5日間と、たまっていた有休6日間使って、3月5日~3月22日のなんと18日連休にしたのです。それを許してくれた上司と同僚に感謝、感謝。
そのうち中国には11日間滞在することにしました。11日だとビザもいらないしね。15日でもよかったけど、もし飛行機が飛ばなかったらオーバーステイになって面倒だから、「え~15日にしてよ」と言う老鼠のお願いを無視して、行きは3月7日・帰りは3月17日のチケットを買いました。猫のすんでいるところから上海までは、週2便だけど直行便があります。でも格安チケットとかはなかったので往復で57000円也。
上海からハルピンまでのチケットは、老鼠にお任せすることにしました。普段老鼠はハルピンー上海も火車(汽車)を利用します。30時間かかるそうな・・・・。猫も火車の旅は好きだけど、今回は飛行機にしました。
そうそう、老鼠は黒龍江省の省都ハルピンから、東に何キロかな?のところにある双鴨山市と言う所の出身です。ですから結婚登記はハルピンでします。
よし、今度こそ本当に、準備完了!!

猫、準備完了

2007-11-29 12:18:18 | 結婚編
その週の週末、独身証明書を受け取るため、猫は再び大阪へ。本当に受け取るだけ・・・これくらい郵送にしてよね
あっと言う間に用事の終わった猫、帰りのバスは夕方だし、どうしようかな~。大阪に友達がいるけど、ちょうど里帰り中、あぁタイミング悪いな~。仕方ない、1人観光でもしよう、そう思って猫が向かった先は「大阪歴史博物館」。やっぱり歴史が大好き、ついでに博物館も大好き。上海の博物館は4回も行きました。上海に住んでた老鼠がまだ行ったことないのに。
大阪の歴史を堪能しても、時間はまだあと3時間もある・・・どうしようかな~。そうだ、中国にもって行くお土産を買って帰ろう。猫は大阪駅の裏にヨドバシカメラがあったのを思い出し、そこに行ってみることにしました。
猫が決めたお土産リストは
老鼠 日本製のシェイバー(Nationalにしました)   
老鼠父 日本製のカメラ(老鼠父はパソコン持ってないので、デジカメではなく普通の、富士だったかな?)とフイルム10本
老鼠母 資生堂の化粧水と和風の割烹着
老鼠と老鼠母のはもう買ってあったから、大阪で老鼠父のを買って、あとは中国に行く前に、お菓子とタバコを買えばOK。
よしこれで準備完了!待っててね~老鼠

在大阪中国領事館

2007-11-29 11:25:23 | 結婚編
大阪へ出発する日の朝には熱も下がり、バスは深夜便なので、猫は無事大阪に行くことが出来ました。大阪に着いたのは早朝6時。まだ中国領事館も開いていないから、とりあえず領事館の近くまで行って、カフェでモーニング。そして、そろそろ領事館開くかな~と思って、行ってみると・・・・げっ、すでに長蛇の列が。領事館に用事のある人ってこんなに多かったのね。

でも、猫と同じく独身証明書の認証に来ていたのは、猫を入れて3人だけでした(あとからもっときたと思うけど)。他の2人は、1人はスーツを着たサラリーマンらしき男の人(猫推定40代)、もう一人はどう見ても田舎のおじさん(猫推定・・・猫父より年いってるな)。
猫はこのおじさんのことが、とても気になりました。
だって、申請書書いてると書き方がわからないのか、猫のを覗き込んでくる。そんなに難しくないけどこれ??
ちゃんと番号札取ってるのに、猫の順番の時に窓口に言って、窓口のお姉さんに叱られてる。
やっとおじさんの番になって窓口に行って、申請書がきちんとかけてないと、また叱られてる。さっき猫のを覗き込んだのに、書けてないの???
かなり、オドオド・オロオロぶり。このおじさん、本当に中国の人と結婚するのかなぁ、大丈夫かなぁ、猫は他人事ながら心配になりました。

もう一人の人は、彼女は上海にいて、週末に出張で上海に行くから、その時についでに結婚登記するとのこと。だから認証も特急申請してました。中国語も話せるみたい。

とても、対照的な2人。面白い。見た感じサラリーマンの男の人のほうが、中国の人と結婚しても大丈夫って感じだけど、そうとは限らないのが結婚。案外おじさんのほうが優しくていい旦那さんになるかもね。
みんな幸せになるといいね、猫はそう思いながら領事館を後にしました。

インフルエンザ

2007-11-28 20:40:50 | 結婚編
大阪に出発する前日に、うっかりインフルエンザにかかった猫。熱も高く、頭がくらくらする・・・かなりグロッキー。食欲もないし、1人暮らしで誰もかまってくれないから、ご飯も丸1日食べてない。男の人ってこういうときに「あぁ、結婚したい」って思うのでしょうね。
とにかくまだ老鼠は猫のそばにいない、自分で何とかしなきゃ。猫は部屋着のジャージのまま徒歩でいける近所の病院(夏食中毒の時もお世話になった)へ行きました。呼ばれてお医者さんの前に座った時、いきなり貧血に・・・椅子から転げ落ちそうになるのを、看護士さんに支えられ車椅子でベッドにGO。点滴を打って貰うと少し楽になりました。よかった、予定どおり大阪には行けそう。

それにしても猫って免疫力ゼロって感じ。ウイルスに弱いのねきっと、アレルギーもあるし。小さい時から体が弱くてお医者通いしてたしな~大人になって少しは強くなったけど、やっぱりしょっちゅう病院に行ってる。
猫は中国で暮らすことにそれほど不安はないけど、ただ1つ心配なことは、しょっちゅうお世話になるであろう中国の病院事情

猫準備に追われる

2007-11-28 16:10:13 | 結婚編
結婚式は挙げないことになったから、あとは猫が必要書類さえ整えて、中国へ飛べばOK。でも仕事をしながら、この書類を準備するのが大変でした。有休がたくさんたまっていたし、結婚する時は5日の特別休暇もらえるから、どんどん休んで準備すれば良いけど、出来れば中国に行く時や、老鼠が日本に来てから使いたかったのです。

1.戸籍を取り寄せる(猫は実家を離れて1人暮らし、戸籍は市役所に小為替送って郵送依頼)

2.戸籍をもって法務局へ。独身証明書を発行してもらう。
3.独身証明書を外務省に送って認証して送り返してもらう。

4.それを今度は在日中国領事館へ持っていって認証してもらう。

独身証明書を完成させるだけでこの煩わしさ・・・1~3は簡単です。郵送で済むから、有休も法務局に行く1日だけ取ればいいし。問題は4。領事館まで行かなければなりません。しかも当日には出来ないから、再び取りにいかねばなりません。
猫が行くべき中国領事館は、大阪。飛行機だと1時間、長距離バスだと7時間。猫宅は空港から4キロと、飛行機を利用するにはとても便利な場所。でも、今回は交通費も有休も最小限に抑えたい。やっぱりバスよね~往復で12000円×2回=24000円で済むし、飛行機は得割チケット取れても、確実にこれより高いし。
有休も2日で抑えたい。となると、日曜日の深夜の便で大阪へ(早朝到着)、月曜日午前中、領事館に行って、午後の便で帰る(よる帰宅)。木曜日仕事が終わったあと深夜の便で大阪へ、金曜日の午前中、領事館へ行って、午後の便で帰る。
よしこれで行こうと、有休ももらってバスチケットも買いました。なのに猫は出発前日、インフルエンザにかかってしまったのです。

結婚式のかたち

2007-11-28 11:38:53 | 結婚編
猫と老鼠のやりたい結婚式は違っていました。
猫のやりたい結婚式は、教会で2人だけでってやつ。
本当は猫父とバージンロード歩く、というのが小さい時からの夢だったど・・・・もう無理だな。じゃあ、誰も呼ばず2人だけでと思ったのです。そう、とてもとてもシンプル&経済的。
一方老鼠のやりたい結婚式は、「THE 中国」な結婚式。
(老鼠)の招待客は200人くらい、当日は車を何台か借りて猫をホテルまで迎えに来て、結婚式会場までパレードするというもの。そんな結婚式を猫は旅行中に見たことがあったけど、すごいな中国の結婚式は、きっとあのカップルはお金もちなんだ、と思ってました。とてもとても派手&非経済的。それをやりたいと老鼠は言う。

う~ん、お互いやりたい結婚式はここまで違うとは・・・・猫もその「THE 中国」な結婚式を経験してみたいって気持ちも少しはありました。中国人にとって、結婚式はとてもとても重要で、普段の生活は質素でもこういうときには派手にっていう習慣も知っていました。でもね・・・
日本からは誰も行かないから、日本人は猫1人なのよ。しかもその200人は猫が初めて会う人ばかり。
←こうなるに決まってる。それに猫は日本にいるから、準備に参加できない、おいてけぼり・・・・結婚式の主役の1人なのに・・・やだよそんなの。

普通ならここでもめるのかも知れない。結婚式のことで結婚前から家同士がもめて、悩んでる友人を何人か見てきて、大変だな~と思ったことがありました。
猫と老鼠にも同じような危機がっ!とはなりませんでした。
老鼠は猫の気持ちをわかってくれて、
結婚式はしないことになりました。教会でもしない、「THE 中国」な結婚式もしない。まさに公平でしょ。猫が結婚の手続きするために中国に行く時に、猫と老鼠と親老鼠と4人だけで食事会をしよう。そういうことになったのです。老鼠はやっぱり少し残念そうでした・・・ごめんね、そしてありがとう。

猫始動

2007-11-27 23:57:38 | 結婚編
上海から帰った猫は、まず職場に報告。仕事始めの1月4日いきなり「結婚するので、6月で辞めます」たぶん上司も、同僚もびっくりしたことでしょう。こいつ、もう結婚しないんじゃないか、そう思われていたに違いない。
さて職場にも報告したし、後は結婚に必要な書類揃えたり、引っ越すために不用品処分したり、6ヶ月かけてゆっくりやろう。あっ、親猫の件が片付いてない。あれから電話すらない。どうしようかな~いいや、ほっとけ。

猫は猫の人生をいきるんだぁ!!

う~ん、でもやっぱり納得できない。猫親は老鼠のこと何もわかってない。でも、老鼠は簡単に日本には来れないし、親猫も中国に行く気はない。どうやって老鼠のことを親猫に認めさせるか・・・・・う~ん・・・う~ん・・・・

もう、すぐに結婚しちゃって、配偶者ビザで老鼠を日本に呼び寄せよう!
いきなりお正月に決めた計画を変更。そうよね、猫が上海に行ってしまうと、老鼠が日本に来るチャンスはなくなってしまう。日本人と結婚するのだから、老鼠にも日本の生活を経験してもらって、日本と日本人を知ってもらおう。そして親猫に老鼠を紹介しよう。この話を老鼠にすると、老鼠もOK。

今からすぐ結婚準備して、結婚しても、在留資格やらビザやら揃えるには6ヶ月はかかるだろう。あっ、やばい!職場に「6月で辞める」って言っちゃった。手続きが順調に行って老鼠が6月ごろ日本に来ることが出来ても、私に職がなければ2人は生活できない・・・・「あのぅ、辞めるの来年の4月まで延期していいですか?」
さぁ、忙しくなりそうだ。

親老鼠

2007-11-27 14:32:40 | 結婚編
この上海旅行中、猫は初めて老鼠父に電話でご挨拶しました。猫は緊張しすぎて自分でも何を言ったのか、さっぱり覚えていません。たぶん自己紹介して「請多多(よろしくお願いします)」くらいしか話せなかったと思う。老鼠父の言うことも、早すぎて半分くらいしか聞き取れなかったけど、とても明るくて優しそうな感じ。
「これも何かの縁だから」
そう言って歓迎してくれているのがわかって、猫は安心しました。老鼠はいつも、親老鼠はいつも老鼠の意見を尊重してくれると言っていたけど、本当にそうらしい。猫はちょっぴりうらやましい。親猫はどうだろう?何かにつけて反対されまくってきた気がする。それでも猫は自分の道を突っ走って、気がついたら結構たくましくなっていました。これは親猫の作戦かなぁ?
とにかく老鼠のお父さんと話して、猫の結婚に対する決意はゆるぎないものになりました。前進あるのみ!