老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

次はいつかな?

2010-09-30 15:06:08 | 中国滞在編
上海最終日は猫達は早朝ホテル出発なので、老鼠両親も午前5時には火車駅に向かうことに。だから前日の夜、猫友も一緒に食事会をしました。といってもレストランとかではなく、そこらへんの食堂って感じのところですが、老鼠とふら~っと入って食べた麺がとてもおいしかったんです。次の日お別れかと思うと切なくなりながら、でもおいしく頂きました。猫がどうしても食べたかった好物の蟹粉豆腐もやっと食べれました。
老鼠両親はというと、上海から直接双鴨山には帰らずに、老鼠父の故郷(江蘇省)寄って、老鼠母の故郷(山東省)寄って、老鼠兄(遼寧省)の所に寄って帰るそうで・・・やっぱり元気です。そこで猫はまだあったことのない親戚の方に、猫の代わりに上海土産でも買って持って行ってもらおうと思いお金を渡そうとすると、2人そろって「上海にはなにもいいものはない。故郷のほうがもっといろいろ安いから、お土産は要らない。」
いやいや・・・そういう問題じゃなくて~、気持ちの問題なんですけど。それに老鼠両親の口に合わなくても、親戚の口には合う名物とかもあるかもしれないじゃんと思ったのですが、要らないとかたくなに言われるし、でも一度出したお金ひっこめるのも猫のメンツはどうするのさ、大事でしょ中国ではメンツ。で、「じゃあ甥っ子にお小遣いとしてあげて。」って言うとすんなり受け取ってくれました。久しぶりに会う親戚より、やはりかわいい孫なわけね。それに老鼠両親見てるとメンツとか全然気にしない、中国人にしては変わったタイプのようです。
今回は万博も楽しめたし、買い物も食事も楽しめたし、猫友もたくさん遊べたし、ヤンヤンもいい子だし、老鼠両親も喜んでくれたし、いい旅行でした。でも老鼠父によると、老鼠母は帰りの火車の中でさびしくて泣いていたそうです・・・。どうしようもないけど、やっぱり切ないですね。
たびたび帰ってあげられるといいのですが、そんなにしょっちゅう長期休暇もとれないし、経済的にも無理だしな。こういうときお互いの両親がスープの冷めない距離に居るといいなぁ(それは無理だけどせめて片方)とか、いやいやそんなに近くにいたら色々もめるぞ、離れているから細かいこと気にせずに仲良くできるんだとか思ったり、将来のこと考えちゃいます。
これで今回の中国滞在記は終了です。何カ月かかってるんだろ・・・夏の間、暑さですっかりインドア派になってしまった老鼠にパソコン占領されてたのですよ。明日はもう10月、早いですね~そういえば去年の今頃は中国にいたな。
次はいつかな?

写真:左 ビルの清掃。高所恐怖症の猫には絶対無理、気絶する・・・。
中 お食事会をした食堂。
右 お食事会。猫は上海料理は好きです。

上海散歩

2010-09-29 22:52:48 | 中国滞在編
公安博物館を満喫?した猫達は、いつも行ってる有名観光地豫園近くの卸売り商店へお買いものに行きました。その前に豫園商城の中にあるフードコートで腹ごしらえ。今回は前回と違って中国各地の料理をたくさん食べて、猫のお腹は大満足。
さて卸売りの商店が立ち並ぶこのあたり・・・(ってどのあたりだ!と言われても猫もいつも迷子になりそうで説明できません)ガイドさんは絶対お客さんを連れてこないでしょうから観光客はいません。でも豫園のすぐ近くで、ここで売られているものが豫園では数倍の値段で売られてます。
卸売りなので1個2個買って「ねぇ、まけてよ~」なんていうと怒られます。シッシッってされることも。でも大量購入バラマキ系のお土産を買うにはもってこいです。で、豫園は夜遅くまでにぎわってますが、ここは上海らしからず5時には閉店します。今回も行くのが遅かったので、大慌てで買い物しました。何度行っても楽しい場所です。
さて、お買い物が終わった猫達は地下鉄で帰ろうとしたのですが、なんと来たときに出てきた地下鉄駅へ降りる階段はシャッターが閉められています。なんで??近くにいた地元の人であろうおじさんに聞くと「5時くらいには閉まるよ。」とのこと。5時以降は停車しないってこと?不思議だ?
タクシーもつかまりそうにない通勤ラッシュ時・・仕方なくホテルまで歩くことにしました。これが結構おもしろかった。ホテルへの道すがら地下鉄やタクシーに乗ってばかりでは感じられない、ビルの谷間に今も残る上海の下町的風情が感じられました。写真をたくさん撮っておきたかったのですが・・・荷物いっぱいで手がふさがってとれませんでした。残念。
最後はホテル近くの上海書城で本をたくさん買い込んで・・・おっ、重い。猫はいつも料理本を買って、その時は「老鼠に作ってあげよう。」なんて思うのですが、日本に帰ってきて本を見ながら作った試しがありません。次回は買うのよそう・・・荷物が重くなるだけだ、反省。

写真:左 路地の奥に市場らしき所がありました。暑くて気分悪くなりそうだったので入りませんでした。
中 端午節の前なので豫園も飾り物で派手派手。もちろん海宝もいます。
右 豫園のお寿司屋さん。一度食べてみたいけど、まだチャレンジしたことがない中国のお寿司。

公安博物館Ⅱ

2010-09-20 10:31:04 | 中国滞在編
前日公安博物館をゆっくり見ることができなかった猫達は、翌日ヤンヤンを老鼠母に預けて再び行きました。
公安博物館は主に近代の上海を中心にした、中国の消防史・公安史を1階から4階のフロアに分けて紹介してます。展示内容も1時間では見きれないほど充実していて結構楽しめます。興味があればですが。
ただ気になるコーナーが1か所。それは上海近郊で起こった殺人事件などを紹介?するコーナーなのですが、なんと殺害現場の写真がまだ遺体がある状態で紹介されていて、かなりえぐいです。中には旅行中に上海のホテルで殺害された日本の方の写真や、強盗に殺害された中学生の遺体がアップで展示されてたりしました。歴史上の人物や戦争写真じゃないんですよ、一般人でしかも被害者。ご遺族の方の了承は得ているのかしら?たぶん無断でしょうね。日本じゃありえない、大問題になると思うけど。
もし猫が被害者の遺族だったら、公安に「悪を滅ぼすため、協力お願いします。」とかなんとか言われてお願いされても、絶対お断りします。でも中国にはもともと「遺族の了承を得る」って考えがないような気がする。
上海近郊ではこの様なむごい殺人事件等が発生して、公安はこの様に解決しましたって感じで説明文があるのですが・・・結局公安の手柄を紹介したいだけにしか読めないし、このコーナーのほうがむごいよと思って、出来るだけ写真を見ないように説明文を読んでたのですが、あまりの衝撃に気分が悪くなって地べたに座り込んでしまった猫でした。
他の展示内容はまぁまぁいいだけに、残念なコーナーでした。

写真:左 ロビーに展示された公安車輌。
中 展示物を食い入るようにみている老鼠。それにしてもこの格好旅行客じゃなく、そこらへん散歩していた兄さんが、外は暑いのでふらっとクーラーの効いてる博物館に入ってきましたって感じですね。猫も老鼠も博物館好きです。
右 毛沢東語録たち。老鼠両親も持っているとのこと。猫は中を見たことがないのでぜひ読んでみたいです。 

公安博物館Ⅰ

2010-09-19 14:15:49 | 中国滞在編
老鼠両親が万博に行っている間、猫達は地図を見ていて発見した(ガイドブックとかには載っていなかった)、上海市公安博物館に行ってみることにしました。HPで見ると5時閉館で入場料8元って書いてあったのに、実際行ってみると4時閉館で入場料無料でした・・・・更新してないのね。
万博3連チャンでぐったり疲れていた猫達は、お昼前に猫友と合流、ゆっくりお昼を食べ博物館に着いたのは午後3時。受付の人に「来るのが遅いよ~後1時間しかないよ。急いでみてね。」なんて言われました。この人受付の人日本語も少し話せました。
「急いでみてね。」って言われても結構内容充実していて、4階まである展示室はとても1時間じゃ見終わらない。それにヤンヤンが老鼠の腕の中でお昼寝始めて、老鼠は大変そう。この日は帰ってリベンジすることにしました。
どうやらこの博物館、公安の卵さん達の研修施設にもなっているらしく、若い公安の人たちがバスでやってきてました。観光客はほとんどいません。上海の有名観光地は全部見て回って他に行くところないか?って人、行ってみてください。
帰りに猫友お勧めのケーキ屋さんでパンとケーキを買ってホテルに帰り、おやつタイム。おおっ!上海のケーキはここまで美味しくなったのか!猫はびっくりしました。初めて上海に行ったときホテルの前にしゃれたケーキ屋さんがあり、見た目もとってもおいしそうなシューケーキを買って、食べたときのあのショック・・・まっ、まずい・・・。それがとお~い昔のようですがたった10年前はそうだった。猫は2個買ってあっという間に2個間食しました。値段は1個10元~15元くらいなので、双鴨山で買ったヤンヤンのバースディケーキ12元に比べれば、かなりお高いですが味も見た目も大満足でした。

写真:左 公安博物館外観
中・右 公安博物館1階 

老鼠両親、万博へ行く

2010-09-11 11:22:29 | 中国滞在編
万博に3日連続で行ってまぁ満足した猫達、4日目は老鼠両親に行ってもらうことにしました。老鼠父は60歳以上なので身分証見せると100元の優待チケットが買えます。さぁ、やっと好奇心旺盛な老鼠父の本領発揮、「昼から行って夜もゆっくり見たほうが疲れないよ。」という猫達の声を無視して、「そんな勿体ないこと出来るか!」とばかりに朝から元気いっぱい出かけました。
老鼠父「こんな機会100年に1回、あるかないかだ!行かずにおれるか。」 興奮してます。
お~い、お義父様、万博は中国4000年の歴史でも初めてですよ~。まっ、それでこそ本来の老鼠父、やっぱりでっかい子供だ。面白いぞ。最初の3日間は老鼠母に「ヤンヤンがかわいくてたまらないあんたなんかどうでもいいわっ。」オーラを出されて、すっかり影が薄くなりおとなしかった老鼠父だったので、体力余りまくってます。
結局すっかり暗くなった午後9時前に帰ってきました。猫たちは1日目に午後5時にはすっかり疲れてたのに・・・やっぱり老鼠父は元気です。中国館や日本館には並ばず、なぜか韓国館に並んだそうです。中国は自分たちが住んでるし、日本は猫達が住んでるから、他の国を見てみようと思ったんですね、たぶん??韓国館はまぁまぁだと言っておりました。後はいろんな小さい国の館を見て、記念スタンプを押しまくって帰ってました。「猫はこういうのがすきに違いない。」とそれを猫にくれました。
あれっ?猫の好きなことが老鼠父に読まれている。老鼠父は能天気なイケイケGOGO!親父に見えるけど、実は鋭い人間観察力を持っているのでは??なんて思いました。まさかね・・・。
さて元気いっぱい孫の面倒を見ていた老鼠母は、万博では「もう午前中だけで疲れたよ・・・」らしいです。元気いっぱいの老鼠父を野放しにして、座って休憩してたみたい。お疲れ様でした。
さて猫達は、この日猫友とヤンヤンも一緒に4人で上海市公安博物館に出かけたのです。ここまぁまぁよかったです。

写真:左 ホテル近くのフードコートで食べた昼ごはん。中国人でにぎわっていておいしかったのですが・・冷房がきいてなくて暑かったです。涼しいともっと美味しく食べられるのになぁ~。贅沢ですね。
中 猫友お勧めのケーキ&パン屋さん。名前は「85℃」って言ったかな?パンもケーキもおいしかったです。10年前のケーキはとても1個完食できなかったのに。変わったな~。
右 公安博物館近くのマンション。ベランダが日本とほぼ変わらない作りになってるの初めて見ました。

小皇帝

2010-09-08 17:26:16 | 中国滞在編
万博会場に行く地下鉄の電車の中で、猫は「これぞ小皇帝だな・・・」という中国の子供を見ました。
肥満気味の小学5・6年くらいと思われる男の子が、おばあちゃんと乗り込んできました。結構込み合っていて猫たちも立っていたのですが、その子はシートのわずかな隙間にお尻をずりずり無理やり押し込み、横の人を立たせ自分の席を広めに確保し、とっても満足げな顔。おばあちゃんはというと孫が席を確保したことを「よくやった!」と言わんばかりの顔をして立ってます。
その様子にびっくりした猫、一緒に乗っていた友人に言いました。
猫 「なんか・・・あの子すごいんやけど・・なんかしばき(たたく)たい気分。もし自分の子供が小学生で同じことしたらしばくな。」
友人「私もそう思う・・・。」
でもそのおばあちゃんは、更におやつを取り出し孫の口にあ~ん。満員電車の中だぞ、降りるまで待てんのかっ!そして孫が座っているシートの一番端の人が立ち上がると、自分は孫の横に無理やりお尻を入れて、「ちょっとあっちに詰めてよ!」 う~ん、すごすぎる。
このばあちゃんにして、この孫あり。タイトル間違ったかも。「小皇帝を生み出すばあちゃん」のほうがいいかな。
あのばあちゃんの甘やかしようでは、そりゃ皇帝にでも王様にでもなるわね。見ているとその男の子が悪いのではない気がしてきました。むしろ、叱ってもらえないなんてかわいそうな気がする。大丈夫か中国の未来は?

写真: 万博の入場待ち。猫の目は、前にいたお父さんに肩車された女の子の格好にくぎ付け。ピアノの発表会か?かわいい一人娘にはとにかくおしゃれさせようという親心だと思うけど・・・万博でその格好では暑いぞ。

中国と日本の子育ての違いⅢ

2010-09-01 23:22:05 | 中国滞在編
これは日中の子育ての違いではないかもしれないけど、困ったこと。それは老鼠母がヤンヤンをひたすら抱っこしてしまうこと。中国では子供の目を離すこと=誘拐されるぞ!と老鼠に脅されていたので、外出するときに抱っこしてくれるのはいいのですが、ホテルの中でもひたすら抱っこ。
前回人見知りされて、ほとんどヤンヤンを抱っこできなかった老鼠母、「抱っこ~」のポーズでヤンヤンの寄ってこられたら、そりゃ嬉しくてたまりませんわね。ヤンヤンはヤンヤンで楽ちんだし、抱っこしてもらうといつもと違う世界が見れて楽しいしで、ニコニコ。
ヤンヤン11.5キロあって、猫なんて10分も抱っこしてたら腰が痛くなってへとへとになるのに、猫よりずっと痩せてる老鼠母はずっと抱っこしてる。そのうち腰を痛めるし、ヤンヤンも歩かなくなっていいことないぞと思って言いました。
猫   「ママ、ホテルでは自分で歩かせて。」
老鼠母「少しの間だから、私の好きにさせて・・・・。」
これにはさすがの猫も切なくなって、何も言えなくなりました。前回、猫たちが双鴨山を発つときの老鼠母の涙を思い出しちゃって。孫に会いたくて会いたくてたまらないのに、自分たちは自由に会いには来られない。やっと会えた孫を可愛がりたい気持ちはよ~く分かりました。
もう、ばあちゃんが思う存分かわいがってもらいましょ。そう思って猫は出来るだけ口出しせず、ヤンヤンは老鼠母にお任せすることにしました。お任せした結果・・・自分で歩かなくなったヤンヤン。日本に帰ってもしばらく大変でしたが、少しでも親孝行できたかな?

写真:左 と~っても幸せそうな老鼠一家。ん猫が入ってないからか???
中 じいちゃん、ヤンヤンに「照個相!」を教えてます。
右 ばあちゃん、おむつ替えてくれてます。
とにかくじぃじ・ばぁばにかわいがられまくってます。