国際結婚仲間Ⅱ

昨日以前一緒に中国語講座に通っていて、一昨年猫と同じく中国の男性と国際結婚した友達から電話がありました。彼女も両親の反対を乗り越えてようやく国際結婚したのです。彼女は日本語教師をしていて、旦那様は生徒だった・・ドラマですね～。猫も２度会ったことがありますが、老鼠と同じく（←ここ重要）男前でとても優しく礼儀正しいです。彼女は上海在住ですが、昨年１１月に日本で出産したため只今日本で休養中。
その彼女が海外での保険について聞いてきました。猫は今所有しているニ○スカードやＪ○Ｂカードに海外旅行保険が自動付加されているので、それで間に合っていますが、長期間中国に住むとなるとそれだけでいいものなのでしょうか？とりあえず彼女にも保険が付加されたカードを作るよう勧めましたが、それだけでは不十分な気がしてきました。
それにしてもこうやって同じ立場で情報交換できる友達がそばにいるって、本当に心強いです。しかも彼女は先輩新米ママさん、猫は今後妊娠中・出産・子育てと色々教えてもらえてラッキー。
彼女は日本に帰国して出産し、子供は日本国籍で、姓も彼女と同じです。老鼠に「我が家もそうする？」と聞いてみたところ「国籍は日本でもいいけど、姓は絶対僕と一緒！」だそうです。「日本国籍にして猫の戸籍に入れるなら、名前も日本名じゃない？」と言うと「じゃあ、猫も改姓しよう！」何が何でも名前だけは譲れないみたいです。

写真は友達の結婚式。伝統的で素敵ですね～チャイナドレスだし。猫もこういうの知ってれば、してみたかったな・・・。中国でも少なくなってるようですが。

副作用？orつわり？

月曜日に病院でもらった流産予防の薬を飲んで寝たところ、気持ちが悪くて悪くて一睡も出来ず、火曜日には仕事を休ませてもらいました。薬の説明書にも副作用は吐き気等とあったので、こりゃ薬が効いてるのかなと思っていたのですが・・・・日中も絶えず吐きそうで気持ちが悪い・・・これはもしやつわり！ついに来たのね！
どうやら猫は今のところお腹が減ると気持ち悪くなるようで、何でもいいから口に入れるととりあえずむかむかは収まります。じゃたくさん食べてお腹がすかないようにすればいいと思うのですが、いまいち食欲が沸きません。あれほど好きだったチョコレートを食べたいと思わなくなりました。油の匂いが気持ち悪くて、おかずを作る気にもならないし、今食べたいものと言えば冷たいおにぎりと果物だけです。つわりって不思議ですね～。
このむかむかどうすリゃいいんだろう？猫は１口サイズの小さなおにぎりをたくさん作って、気持ち悪くなったら食べることにしました。おにぎりだけだと栄養偏りそうですが、今はそんなこと言ってられません。食べられるもの口にいれとかないと。夜中でも気持ち悪くなって目が覚めたら、暗闇の中でおにぎりを食べる猫・・・ちょっと怖いですね。
老鼠は出勤する前に猫の服をはぐって、お腹にスリスリし「宝宝、パパ行ってくるよ～」　今挨拶した相手はさっき猫が食べたおにぎりだと思うよ。
後でいろんなふりかけ買いに行こう

なが～い１週間

今日は検診に行ってきました。普通の妊婦さんは妊娠初期は月１回検診に行けばいいのですが、猫は毎週行かなければならず、不妊センターもまだ卒業させてもらえません。でも面倒くさいなんてまったく感じず、その１週間ですら長く感じます。診察台にあがる時には「どうか宝宝が無事育ってますように。」と祈る気持ちです。
さて今日の検診ですが、今のところ宝宝は無事で「少しづつ形が出来てますよ。」とのこと。よかった～。でも「絶対無理をしてはいけません。」と３回も繰り返され、流産予防の注射と薬を処方されました。まだまだ安心できる状態でないことを実感。
「家事は僕が全部やる！」宣言をした老鼠ですが、やっぱり全部は無理なようです。でも自分のお弁当は自分で作ってもっていくし、猫がご飯作ってなくても文句言ったりしません。「僕何食べるかな～？」と言いながら冷蔵庫をあさってます。猫は一番体に負担がかかる洗濯（我が家の洗濯機は２層式だし）をやって欲しいのですが、唯一老鼠が苦手な家事が洗濯なんです。前に一度干してもらったら、よれよれしわしわに・・・・でもこの際致し方ないかな。

プレママ仲間

猫には今年５月にママになる上海在住の中国人の友人がいます。猫より一回り年下ですが美人で落ち着いて、どちらがお姉さんか分かりません。さっきその友人とＭＳＮでおしゃべりした時、猫が中国で生むか日本で生むか迷ってるというと、「そりゃ、日本で生んだほうがいいよ」と言われました。
彼女の言う理由
１．中国では生まれるまで男の子か、女の子か教えてくれない。
２．病院によっては旦那や家族は立ち会えない。
３．何処も医者の態度が悪い。
４．もしまぁまぁな病院で個室に入ろうとすると、１日１０００元（１５０００円）もする。
病院に対して不満たらたらって感じでした。どうしてそうなのかというと、妊婦が多すぎるからだそうです。
中国で生むことがかなり不安になった猫・・・。猫が通っている病院は、入院したときもホテルにいるみたいで、それはそれは快適でした。すべて個室なのですが、１日５０００円ですし。
それでもまだ中国で生むこともあきらめきれません。子供の国籍のこともさることながら、猫の半端でない好奇心（中国の病院に対する）がむくむくとわきあがって、猫を悩ませます。まぁ、今こうやって悩んでいても、こちらの先生に駄目って言われればそれまでなんですけどね。

国籍

猫は妊娠が分かってからというもの、１日中宝宝のことばかり考えています。たぶん老鼠もそうでしょう。もちろん無事生まれてくることを信じて、いろんなことを決めなければいけません。まず周りからもよく聞かれる「国籍はどうなるの？」という事。
選択肢が３つあります
１・中国で生めば中国国籍が得られて、日本国籍も保留できる。（子供が将来自分で国籍を選べる。）
２・日本で生んで日本国籍を取得する。
３・日本で生んで日本国籍を放棄すると同時に、中国国籍を得る。
もちろん１番が一番いい選択だと思っています。思っていますが、猫の体の状態でそれが出来るか・・・。出来ない場合日本で生んだとして、どちらの国籍を選ぶのが将来子供にとっていいのか？難しい問題です。
老鼠は猫が妊娠するまでは「パパは中国人なんだから、もちろん中国国籍！」、猫は「ママは日本人なんだから、日本国籍でしょ！日本のパスポートもってた方が便利だし！」と言っていました。それが妊娠したとたん２人とも「無事生まれれば、国籍なんてどちらでもいい！」に変わりました。じゃあ、老鼠のご両親の意見はというと、前から「生まれてくれさえすりゃあ、どちらでもいい」と言ってるそうです。
でも近いうちに決めなきゃいけない問題。

日本的動画片

猫は宮崎駿さんのアニメが大好きです。今テレビで「耳をすませば」を見ています。宮崎アニメは何度見ても飽きません。
先日いつも行くスーパーで、レンタルビデオ店の使用済みビデオやＤＶＤが格安で売られていたので、猫も１本買いました。
幼き頃見て涙した傑作、劇場版「母をたずねて三千里」　これも監督が高畑勲さんで、画面構成が宮崎駿さんです。猫がビデオを選ぶ間、退屈そうにしていた老鼠ですが、家に帰ってビデオを見て「あ～っ、これあったの！？僕もちっちゃい時見たよ！お母さん探すやつ。僕も見る～」
そうなんです、猫比老鼠大七歳ですが、小さい時に見た動画片（アニメ）がかぶるんですね。猫が日本で見た後しばらくして中国に輸出され、老鼠が見たってことですね。「机器猫（どらえもん）」や「一休（一休さん）」などもそうです。猫は中国のアニメは見たことないのですが、中国で日本のアニメは大人気のようです。
猫がはまって全巻揃えている「名探偵コナン」も、旅行に行った際に中国語版を見つけたので、思わず２冊購入（１冊６．９元也）しました。老鼠は日本語版と中国語版両方めくって、日本語の勉強に使ってました。
最近はテレビで「桜桃小丸子（ちびまるこ）」を見て老鼠が言いました。「猫が小さい時もこんな（ちょっとおばか）だったに違いない！」　うっ・・・「そんなこと無いもん」って言い返せない猫・・・

パパへの道

猫を怒らせた翌朝、しらふに戻った老鼠は、まったく眠れずまだぜぇぜぇいってる猫を見て、やっとやばいかもと思ったようです。猫が買ってきた本を見て「あいや～、今一番大変な時ね～」
「僕家事全部するよ！」　おおっ、いきなりいい夫宣言。「安定期に入るまでね。」　んっ！？その後は？まぁ、２人でがんばらねばと思ってくれたようで一安心。
有言実行、本当に家事を全部やってくれます。猫が仕事から帰ると、洗濯物はきちんとたたまれ、部屋も掃除され、晩御飯も出来上がってました。仕事帰りに買い物に行き「野菜いっぱい買ってきたよ～」　そして猫がつまずいて転ばないよう、コード類にまで気を配る繊細さです。猫が買ってきた本もまじめに読んで、どうやらパパになる自覚も芽生えてきた模様。老鼠への信頼感再び
さてここまではいいのですが、止めて１年以上もたつ煙草を再び吸い始めました。老鼠の理由「嬉しすぎて、つい・・・」　こら～っ、普通反対でしょ！それまで吸ってた人も老婆と宝宝の体のために止めるでしょ！（止めない人もいるけど）老鼠は恥ずかしそうに「へへっ」　きちんと外で吸ってくれるし、量も少ないけど、やっぱり止めて欲しいです。

猫怒る

妊娠が判明した夜、老鼠は職場の飲み会でした。猫は１日病院・銀行・スーパー・古本屋（妊娠出産に関する本を買いました）と立ち回って疲れた上、なんだか喉と鼻が怪しいので、１１時にはお布団に入りました。安静にしないとね。お布団に入ってしばらくすると目が痒い・・・というより痛くなりました。そして鼻水が・・・
花粉症だ！猫は老鼠にＣメールを送りました。「猫気分が悪いから早く帰ってきて～。（鼻の）マッサージお願いしたい。」　するとしばらくして老鼠から「今帰るよ。」と返信が。よかった鼻のマッサージしてもらうとすっきりするのよね。
そのうちくしゃみと咳が止まらなくなり、喉の痛みはピークになり、鼻も詰まって呼吸困難に。こりゃ花粉症だけじゃなくて風邪もひいたかも・・・それにしても老鼠遅いな～。返信が来てすでに１時間半経過。
しまいにはくしゃみと咳のしすぎで腰が痛くなり、お腹が痛くなり、横になっていられなくなりました。いやぁ～本当にやばい、これで出血したら終わりだな・・・。老鼠に再びＣメール、の絵文字だけ。もう文字を打つ力もありません。でも老鼠から反応はありません。
さらに１時間経過・・・電話をしてみました。留守番電話です。でもすぐに電話がかかってきました。猫は声を振り絞って「たすけてぇ～」　老鼠はすぐに帰ってきました。そしてベットから転がり落ちてる猫を見て「あいやぁ～、こんなに悪い・・・ごめんね・・」
猫　「どうして帰ってきてくれなかったの？」
老鼠「だってね、僕帰りたかったけど、車で送ってくれる人（同僚）が次のお店
行ったから・・・」
猫　「タクシー乗ってよ。」　老鼠「だってタクシー高いよ！」
なんだとぉ　猫＆宝貝＜タクシー代なの！？
どうやら老鼠は猫が仮病使って、早く帰らそうとしたと思っているらしい。少し酔っぱらっていて、苦しくてぜぇぜぇ言っているってる猫に、楽しかった飲み会の写真を見せて「見て、見て。」
猫は怒りを通り越してあきれて、老鼠への信頼感はいっきに急降下　老鼠は父親になるという自覚あるんだろうか？ただ嬉しいだけじゃ駄目なのよ！いいよ、こうなったら猫１人でちゃんと生むから。猫の母親になる自覚な夜でした。

我能抱宝貝ma？

２００４年８月の老鼠との出会いから、思い出しながら書いてきて、やっと現在に追いつきました。これからはそのつど起こったこと、感じたことを書いていきます。

昨日２月１８日病院に検査に行って、猫の妊娠が判明しました
１回目の人工授精で成功するなんて思ってもみなかったので、やった～！と喜びたいところですが、先生は「おめでとう」とは言ってくれませんでした。
先生「高齢妊娠で流産率２５％ですから、まだ安心は出来ませんよ。これから４週の間は安静にして、毎週検診に来て下さい。あと４週間たったら大丈夫だと思いますが。」
次から次へと壁にぶち当たる猫。後何枚あるんでしょう・・・妊娠したことは嬉しいけど複雑な気分です。
猫　「安静にって・・・仕事は行ってもいいですか。」
先生「それは自分で決めてもらっていいですが、仕事を取るか、赤ちゃんを取るかということですよ。仕事は休まれる人が多いです。」
もちろん赤ちゃんを取りますとも！早速職場に電話してお休みをたくさん入れてもらいました。４週間の間週２日勤務です。丸々１ヶ月休もうかとも思ったのですが、自分が家で１ヶ月じーっとしているなんて、考えられないし、家にいたら家事をしなくちゃいけない。男性諸君は家事は楽チンと思っているかもしれませんが、これが動き回ってなかなか大変なんですよ。
さて猫の妊娠を知った老鼠ですが、嬉しさのあまり顔がにやけっぱなしで、猫のお腹に向かって話しかけます。まだ早いんじゃない。
そんな老鼠ですが、その夜猫を怒らせることに・・・・

情人節&生日

中国人伴侶をもたれている皆様、２月１４日の情人節（バレンタイン）は日本式ですか？中国式ですか？それともそんなの関係ねぇですか？
中国式とは男性が女性にバラの花束をプレゼントして、ホワイトデーはない（お返しはしなくていい）という、女性にとってはうらやましいシステムです。最近は日本の影響か＋チョコをプレゼントしあうこともあるようですが。
我が家は去年まで猫が老鼠にプレゼント（チョコは食べないので、ビールとかワインとか）あげるという日本式でした。ところが今年は老鼠が写真のバラをくれました。仕事帰りに、クリスマスに買った近所の花屋さんがしまっていたので、バイクでさまよったとのこと。ありがとう、老鼠　猫からはいつものビールをあげて、今年は中日式となりました。
さて、バレンタインの次の日は猫の生日（誕生日）だったのですが・・・・老鼠が猫の勤務予定表を見ながら言いました。
老鼠「あれっ！？１５日休みじゃないの？」
猫　「仕事だよ、何で？」
老鼠「あなた誕生日でしょ！僕休みなのにぃ！」
猫　「あっ、しまった・・・」
毎年誕生日に仕事でストレスたまるのいやだなぁと思い、出来る限りお休みを取っていたのに、今年はすっかり忘れていました、自分の誕生日を。ショックです、自分の誕生日忘れるなんて・・・年齢は時々故意に忘れますが　
仕方ないので仕事に行って、老鼠に晩御飯とケーキをご馳走してもらいました。老鼠の誕生日は忘れないから心配しないでね～。