老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

一戸建てかマンションか

2013-07-28 16:59:29 | 買房子編
老鼠は中国に一戸建てを購入しましたが、猫はどちらかと言うとマンションの方がいいのです。
老鼠両親が住んでいる北方山奇商城公寓は、現在第一期と第二期が完成していて只今第三期を建設中です。かなりの規模の団地になりそうです。老鼠両親が買ったのは第一期で、昨年行ったときはまだ第二期は建設も始まっていませんでしたが、只今駐車部分の整備を残すのみですでにぼちぼち入居者もいました。老鼠の一戸建てに比べマンションの建設の早いこと早いこと・・・早すぎてち~と心配ですが。

写真:左 第3期建設中。老鼠の作るレンガも使われます。
右 昨年はなかった第2期のマンション群。ただの畑だったのに1年でこんな感じ。
で、猫としては第3期が出来上がったらそこを買って欲しいのですが、老鼠はやっぱり一戸建てがいいみたいです。でも猫は一戸建てってなんだか防犯面でちょっと不安なのですよね。マンションだと単元の入り口と玄関とで2重ロックだし、このマンションは割としっかりした感じの守衛さんがしょっちゅう見回りしてて、万が一単元の入り口閉め忘れてても守衛さんが閉めて回ってたし、結構安心できるのですよ。
で、ナイナイと雑談。
猫 「老鼠は一戸建て買ってるけど、私はマンションの方がいいな~。」
ナイ「私もそう思う。」
猫 「あそこの第3期の所で、広場挟んでこの部屋の向かいの部屋買ったら、いいよね。あっちとこっちでお~いって。」
ナイ「うん、いい!いい!」
猫 「いくらくらいするのかな?」
ナイ「ここは1平方2000元だったけど、第2期はどうも2500元で、第3期は3000元するみたい。」
猫 「え~っ!1000元も違うの!」
ナイ「ここに住んでもいいよ。売ってあげるよ。」
猫 「ここはいや。使い勝手(台所と洗面所が狭くて、リビング広すぎ)が悪いから。」
それにしても双鴨山のマンションも猫たちに売ろうとしたし、なぜに老鼠両親は自分達のマンションを息子に売りたがる???売って自分達はどうする気?名義を老鼠に変えて同居を考えている?まぁ今も同居だけど・・・猫たちが中国に行った時もずっと同居をもくろんでいるとか。
同居はいやだけど、マンションがいい猫は老鼠にナイナイとの雑談を話しました。「ねえねえ、一戸建て売っちゃってあそこの第3期買おうよ。」 でも老鼠「僕いやだよ!一戸建てがいいよ。」
は~い、わかりました。お金出すの老鼠だし、猫はこれ以上何もいえません。老鼠は自分の部屋じゃなくて自分の家が欲しいんでしょうね。

夜中12時ごろまで工事してます。黄色いクレーンが資材を吊って幼稚園の屋上の近くを・・・怖い。

もうすぐ完成?

2013-07-27 22:30:19 | 買房子編
中国で家を買うぞ!老鼠が決めてから2年。いったい、いつになったら皆様に完成した中国の家をご披露できるのでしょうか?今のところこんな↓感じです。

夕方見に行ったので暗くてはっきりしてませんが、「北山回迂優質小区」と言う住宅地区になるようです。北山は昨年大晦日に猫たちが花火見るために上った山の名前です。

左:老鼠曰く「え~っと、このどっちかが僕の家。あっちだったかな?こっちだったかな?たぶん向こう側。」・・・何処が自分の家かわからんって、どうなのよ・・・。後ろに見える山は黄椅山。
右:玄関はこんな感じ。
中に入れなかったのでよくわかりませんが、同じ家がたくさん並んでます。何軒あるんでしょう?寒くなるまでには全戸外装は出来上がりそうですが、内装は自分達でしないといけないので、住めるようになるのはまだまだ先になりそうです。

幼稚園

2013-07-21 16:28:45 | 中国滞在編
マンションの広場のすぐ横に昨年はなかった幼稚園ができていました。

これがその幼稚園の広告。すごいですね~保育環境・教師陣・遊戯設備・給食設備すべて一流って書いてます。送迎バスもあるようです。で、費用はと言うとこの広告には書いてないのでナイナイに聞くと、どうやら1000元以上してたけど園児が集まらないから、今は800元になったらしいです。中国の田舎にしては高いですよね?こんなものなのかな?
今年営業始めたばかりなのに、園児が集まらないからっていきなり値下げって。マンションはまだまだ建設中だし、これからだと思うけど園児が集まるの。集まったらまた値上げするのかな?
前からある他の幼稚園の広告も見てみたけど、何処もすごい宣伝でした。日本みたいに「元気で挨拶のできる子」とか「お友達と仲良く遊べるやさしい子」なんて目指してはなくて、お勉強中心みたいでした。広告見てて疲れた猫です。

ナイナイがヤンヤンが来たらこの幼稚園で遊べるようお願いしていたようなのですが、結局遊びませんでした。すでに開園はしているのですが、まだあちこち工事が完全に終わってないのか、外からのぞいてみるとシートが張ってあったり、工具が置かれていたり・・・安全なのか疑問??そして新築の建物特有のにおいがすごかったらしく、ヤンヤンが入るなり咳き込んだからすぐ出てきたとナイナイが言ってました。今通っている子供は大丈夫なのかしら?
何年後かに行けばいい幼稚園になっているかもしれませんね。でもそのころにはヤンヤンも小学生、関係ないですね。
写真右は、昼間マンションの広場にたむろするお年寄り達。なんだか皆楽しく話している風でもなく、ぼ~っと日向ぼっこしているみたいでした。孫の世話できるのは、疲れるけど幸せなことなのかも知れませんね。

中国の子供たち

2013-07-20 23:35:20 | 中国滞在編
中国の子供たちと言っても、猫が見た寛甸の子供たちの事で、大都市の子供たちの生活とはまた違ってると思います。
まず何処に行ってもヤンヤンを連れてると、「女の子?やっぱり男の子かな?」と聞かれます。日本ではまずされない質問。どう見ても男の子でしょと猫は思うのですが、中国ではなぜ聞かれるのかと言うと、髪型の違い↓が原因かと。

同じマンションに住んでる6歳(数えかな?)の男の子。この子に限らず皆丸坊主で、ヤンヤンみたいな髪型の子見ませんでした。甥っ子も丸坊主だし。子供ってすごいですね、言葉がわからないのにすぐに仲良しになっちゃう。自転車もこの男の子が貸してくれて、ヤンヤンは大喜び。ナイナイの話によると遠~い親戚のようですが、よく分かりませんでした。
そしてこの子は昼間はおじいちゃんおばあちゃんがお世話しているようで、よくマンションの広場で遊んでました。保育園や幼稚園は?と思ったのですが、中国では皆が皆行くわけではないのかな?町でもおじいちゃんおばあちゃんに連れられた子供をよく見ました。
そして甘やかされてるなと・・・。棒つきのキャンディとかを舐めながら歩いている子が多くて、大体ちょっと小太り体系。一度猫が一人でバスで出かけたときに、おばあさんが乗って来たけど席が空いてなかったので「どうぞ」と譲ると、その後から乗ってきた自分の孫を座らせました。その孫はどう見ても小学校高学年、身長もおばあさんに追い付きそうだし、体系は小太りでおやつ食べながらバスに乗ってきました。そして「当然!」と言った顔でおばあさん立たせて、自分が座る・・・太るはずだわね。あきれて唖然としてしまいました。おばあさんもおばあさんだし。ヤンヤンが同じくらいの年になって、猫母やナイナイがこうだと猫はぶちきれます。ヤンヤンを立たせる。
そしてこちらの小学生はそれほど遠くない距離でも、皆バスで友達同士で帰ったり、家からお迎えが来たり。お迎えは車じゃなく、自転車やバイクでって人が多かったです。バイクの後ろと前にヘルメットなしで子供を乗せる・・・もう見慣れましたが、この人たちが自転車に乗せるにもヘルメットをかぶらせる日本の親を見たら奇妙に思うのかな?日本の親も過保護だな~、うちの子は万が一転んで頭打っても大丈夫なんだよって。
猫は一度下校時間帯のバスに乗っちゃって、小学生にもみくちゃにされました。小さいうちから賑やかな中国の子供たちでした。ナイナイは「ここら辺は誘拐はほとんどない。」って言ってたけど、下校時の学校の様子(お迎えの様子)見ると、そうでもないのかなと思っちゃいます。大体ナイナイは何を根拠に「誘拐はない」って言ってるのやら?安全なら日本のように歩いて登下校でもいいでしょ。そんな日本も最近ちょっと怪しいけど・・・。
猫が見た、歩かない中国の子供たち。大きなお世話だけど、将来がちょっと心配。


方便多了

2013-07-15 11:55:50 | 中国滞在編
寛甸は小さな町です。たった2度の滞在で、猫でも大体何処に何があるか把握して、一人で出かけても迷子になることもありません。そんな町に昨年までなかったのに、今年できたもの。それはバス路線。

街中を4つの路線が走ってます。103路の終点、北方山奇大市場がマンションの前の市場なので、とっても便利です。この4路線でほぼ町中何処でも行けます。どんなバスかと言うと

左:こんなかわいい小型バスです。前から乗って1元入れて、真ん中のドアから降ります。終点まで行っても1元です。
右:時々乗り換えないといけないこともありますが、乗り換えのバス停で戯れるナイナイとヤンヤンは楽しそうです。後ろのでかい建物は田舎にしてはかなり立派な病院。まだまだ拡張工事中でした。バスを待っている猫たちの前をこんなもの↓も通り過ぎました。

近くの農家から自家用ロバで。のどかですね~。ねっ、路駐している車は多いけど、走ってる車少ないでしょ。だからロバも堂々と車道のど真ん中ゆっくり走れます。

猫たちがこの日バスに乗って行った公園の駐車場で、駐車の練習中の教習車。ここ教習所じゃないと思うけど・・・教官が外に出て、「はい、ハンドルきって~」なんていいながら指導してました。時々生徒をおろして、きちんと駐車できてるかタイヤの位置など確認させてました。それにしても教官・・何とラフな格好。
猫もそうでしたが、車の少ない田舎でのんびり免許とって都会に出ると、怖いんですよね~。猫は「え~、こんなの習ってないよ!」の連続でした。路線変更すら恐ろしかった・・。この生徒もきっとそうなるな。老鼠も運転上手にはなってましたが、中国の都会では無理なレベルです。
とにかくバス路線ができたおかげで、猫がしょっちゅう一人で「ちょっと出かけてくる。」と言っても、ナイナイもそれ程心配しなくなりました。猫が地図オタクで、方向音痴じゃないことも知ってるし。タクシーだと割と治安がいいといっても、一人だと何処連れて行かれるかわらないから、心配みたいです。

羊のしゃぶしゃぶ

2013-07-13 22:52:37 | 中国滞在編
虎山長城で丹東から帰ってきた老鼠兄に拾ってもらい、寛甸に帰りました。老鼠兄が空港まで迎えに行っていたのは兄嫁のお母さんで、その夜一緒に食事をすることになりました。
義姉のご両親にご馳走していただいたのは、なんと猫の大好きな羊のしゃぶしゃぶきゃ~中国で羊のしゃぶしゃぶご馳走してもらうのはじめてかも、めっちゃ嬉しい。あっ、前回も老鼠兄のご友人にご馳走してもらう予定だったのを、猫がドタキャンしたんだった
そして連れて行ってもらったお店がなかなかいい感じで、高級そう・・・老鼠家ではまず行かないな。というか老鼠両親は誰かに誘われない限り、ほとんど外食しません。老鼠母もたまには外食して、いろんな味付けがあることを知ればいいのに。

目の前に並んだ羊肉(豚肉もありました)に興奮する猫。豆腐やきのこや海藻もあって肉料理だけどとってもヘルシ~そしてもちろん、めっちゃおいしかったですこうやって書いてても、よだれが出そう。ヤンヤン用に麺も頼んだのですが、今打ったばかりですといった感じの手打ち麺(きしめん風)のようなが出てきて、これがまたこしがあってうまい
ひたすら無言で黙々と食べ続けるヤンヤンと猫と老鼠・・・餓えた親子みたい。3人ですごい量食べました。たぶん老鼠母はまたも複雑な心境だったと思いますが、仕方ないです。老鼠家の食卓に羊のしゃぶしゃぶ出てこないし・・・。

左:なべが一人ずつ分かれているのがまたいいのですよ。温度調節も手元で簡単。今増えてるみたいですね、こんな火鍋店。たれもおいしかったです。こちらの人はゴマダレが好きみたい。
右:また今度老鼠に連れて行ってもらいます。今回は2階個室で豪華に頂いたのですが、1階だともっとリーズナブルに食べれるようです。

家に帰ると老鼠母が「猫は鍋がすきなのね~。今度羊の肉買ってくるから、鍋作っていいよ。」って。えっ!作ってはくれないの?羊のしゃぶしゃぶは中華料理でしょうが!猫も羊のしゃぶしゃぶは作れないよ~あのだしはどうやって作るんだろ?クコやら棗やら入ってて、日本の昆布だしとはまったく違うもの。老鼠家では家で鍋食べないんだね、老鼠母はたぶん火鍋作ったことがないんだな。今頃気づく猫。そういえば老鼠家ではスープ類も出てこないので、前に老鼠に聞いたら「作れないんじゃない?」って言ってたような・・・じゃあ、鍋のスープなんてのも作れないんだね。
猫が次回持って行くもの、だし昆布、だし用鰹節、日本の味噌。作るもの、水炊き、豚汁。決定!

虎山長城Ⅱ

2013-07-10 21:32:11 | 中国滞在編

ここに住んでいる人にとっては長城も何てことない景色なんでしょうね。羨ましいです。

長城の途中に写真左のような案内があって、階段を下りて小道を少し行くと、北朝鮮との国境(左)です。小川の向こうは北朝鮮。鴨緑江は川幅は広いのですが中州やら島やらがたくさんあって、それが中国領だったり北朝鮮領だったり。小川の向こうも島のような感じで北朝鮮領。

そこにあった看板。「国境を越えてはいけません」とか「北朝鮮に向かって物資を投げてはいけません」とか「北朝鮮の兵士の写真を撮ってはいけません」なんて事が、中国語・朝鮮語・英語でかかれてます。猫は撮っちゃった・・・北朝鮮兵。確かにここなら物投げたらあちらに届きそう。

左:咫尺(しせき)と書いてあります。距離が極めて近いことだそうです。確かに。
右:春夏秋冬の虎山長城の写真。美しいですね~、風景如画。どの季節も美しいですが、猫は冬の景色にそそられます。前回遠くから見てもとても綺麗でした。でも凍ってて登るのは難しいな、きっと。

右:整備されたばかりなのでトイレの外観もなかなか立派です。これから観光客も増えるであろう事を期待してか、立派なゲートも整備完了間近って感じでした。
左:トイレの中は・・・立ったらお隣さんとコンニチワできる「に~はおトイレ」でしたが、猫にとっては全然OK、没問題。猫にとっては三ツ星クラスです。もう中国のトイレは仕切りすらない穴が並んでいるだけな所でも、用が足せるようになった猫なのです。

虎山長城Ⅰ

2013-07-07 12:25:03 | 中国滞在編
遊覧船から降りた猫達、チケット売り場の料金表を見て老鼠と固まりました。一番安いコースで1人200元・・・高い!大人3人600元。老鼠兄のお友達に乗せてもらったのですが、おごり?それともご友人はここで働いていて特別サービス?猫と老鼠2人だけで来てたら、遊覧船はあきらめてたなたぶん。
再び車に乗り込み、今度は丹東に行く途中にある虎山長城へ。前回行きたかったのですが時間がなかったので、今回はとっても楽しみにしてました。ここは明代の長城で清代に破棄されて、1989年の調査で発見?2009年に東端の起点(それまでは山海関)と認定されたところです。今でも山海関長城が東の起点と思っている人も多いと思います。
ここに着く前に老鼠兄はどこかへ電話。そしてゲートに着くと「さっき電話した○○だけど。」と言うとそのまま素通り。そして長城の上り口の料金所でも「さっき電話した○○だけど。」と言うと、料金所の人は「○○さんですね、どうぞ。」そして老鼠兄は「僕は丹東行って、帰りに拾うからゆっくり見学していいよ。」と去っていきました。料金は??ここも老鼠兄の人脈により無料なようです。
やっぱり役人天国な中国。そういうの嫌いな猫としてはちゃんと自分で料金払って、無理なら潔く諦めたいのですが、それを口にするとまたまた老鼠兄の面子が・・・今回は老鼠兄の面子を立てると決めていたので「ありがとう!」と気持ちよくお礼を言ました。そのときの老鼠兄の嬉しそうな顔、やっぱり面子って大事なのね。
さて、虎山長城ですが、北京の観光客でごった返していた八達嶺と違い、観光客はほとんどいません。長城貸切状態でやっほ~!!まだまだ知名度が低いのね。

上り口は2箇所あるようです。どちらが上りやすいのか分かりませんが、とりあえず今回は老鼠兄に連れて行ってもらうがままです。

とっても元気なヤンヤン「あの一番上まで上がる~!!」猫&老鼠「勘弁して~!!」 もちろん途中で引き返しました。がんばれば上がれなくはなさそうなので、時間があれば行ってみたかったのですが、夕方だったしヤンヤンは絶対「もう無理~!抱っこして~。」って言うに違いない。また老鼠と二人で行ってみたいです。

誰もいないので写真も撮り放題そして北京の長城のようにバスを降りた観光客に群がる土産物屋もいません。ゆっくり長城を楽しみたい人にはとってもお勧めですが、日本からのツアーはないでしょう、たぶん。

北朝鮮Ⅳ

2013-07-05 22:33:46 | 中国滞在編

何かの工場でしょうか?石炭かな?猫はハングルはさっぱりなので、なんと書いてあるのか分かりません。

左:煙突が何本も見えます。農民とこういった工場で働いている人とで身分の違いはあるのでしょうか?それとも皆が兼業農家?
右:鴨緑江の真ん中。左が中国、右が北朝鮮。

中国側の国境警備所。北朝鮮側とでは規模も設備も船もまったく違います。これで鴨緑江遊覧は終わりです。
いかがでしょうか?テレビに映る平壌とはまったく違うと思います。地図で見ると猫達が見たのは「清城」と言う所と「水豊」と言う所の中間の農村地帯のようです。
猫は日本に帰ってきて前に買った「北朝鮮の子供たち・脱北少年が見た楽園の真実」と言う本をもう一度読んでみました。なかなか衝撃的な内容なのですが、それによると「生きていくためどの家庭もわずかな土地を見つけては野菜を作っていた。土地付きの大きな家に住んでいる幹部でさえ、土地配分を担当する部署に話をつけ山腹のあいたところを使っていた。一方普通の人は川沿いの土手で間に合わせるしかない。ほんの少し増水しただけでも努力の成果を流されてしまうかもしれないので、常に用心していなければならなかった。」とありました。
猫が増水したらどうなるんだろうと心配した農地は、やはり本来は農地向きではないけど、もうそこしかないから耕していたんですね。
この本を読んだとき内容が衝撃的すぎて正直、本当かな?って思う所もあったのですが、今回農村地帯を間近に見て本当なんだなと思いました。
そして、日本に生まれてよかったと。