老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

上海万博Ⅵ

2010-07-31 12:47:33 | 中国滞在編
ちょっと忙しくてブログ更新をさぼっている間に梅雨が明け、気がついたら7月も最終日になってました。いつになったら今回の中国滞在記書き終わるかな?
さて上海万博3日目、猫たちは3日分のチケットしか買ってないので、見おさめです。その割にゆっくりお昼前に出発。さすがに万博3連チャンは疲れます。天気は曇り、今日なら少林寺のショーがあるかもねと、前日見れなかった少林寺目当てにDゾーンに向かいました。舞台前の広場に椅子が並べられてるのでどうやらショーはある模様。でももう一杯で座るところがありません。そこで持参の折りたたみ椅子登場。椅子自体が低いので、準備された客席の最前列の前に座っても後ろの人の視界を遮ることがないので怒られません。
どうやら中国の人は自分に被害・損害がない場合には、他人に対してとっても寛容で、被害・損害がある時は烈火のごとく怒り、容赦ないみたいです。最前列の人の視界を遮ったらたぶん後ろからしばかれていたことでしょう。
初めて見る少林寺のショー、迫力ありました。とっても格好良かったです。中でも目を引いたのが小学生くらいの男の子。やっぱり皆小さいうちから親元離れて修行してるのね。
老鼠が冗談で「ヤンヤンもどう?」って言うから「猫はかまわないよ。」といったけど、ムリムリムリ、絶対無理。毎晩ふと目が覚めると、「かわいすぎる」とかわいい寝息立ててるヤンヤンをしばらく眺めてしまう猫、小さいうちから離れて暮らすなんてぜ~ったい無理です!少林寺でなくとも中国のじぃじ・ばぁばに預けるだけでも無理です!
ショーが終わると少林寺の人たちと交流ってことで写真タイムもありました。皆ちびっこ少林寺くんに殺到したので、猫たちはお兄さんにアタック。一緒に写真撮ってもらって大満足。少林寺の方々とっても礼儀正しかったです。

写真:左 少林寺の人とパチリ。
中 迫力ありました。
右 中華美食街の雲南料理店の小姐「きれいだから写真撮らせて」とお願いすると「えへへいいよ~」

上海万博Ⅴ

2010-07-19 11:44:05 | 中国滞在編
万博2日目、雑技ショー、日本産業館を見た猫たちは黄浦江を渡る会場内フェリー(これも無料)に乗って、対岸のBゾーンに。一度黄浦江を船でわたってみたかったんですよね。いつも地下鉄かタクシーだから。気持ちよかったです。
Bゾーンで食事をした後、フランス館へ行きました。フランス館には有名なミレーの晩鐘など展示されていて、美術館・博物館好きな猫はゆっくりじっくり見たいのですが、人が多くて絵の前で立ち止まってじっくり鑑賞なんてできませんでした。説明文と絵を写真に収めるのが精いっぱい。これまた不完全燃焼な感じです。
でも2日目は雑技ショーだけで大満足できたし、友人と久しぶりに会えてとっても楽しかったです。食事も老鼠と2人だけより人数が多いほうが、皆で分け合っていろいろな料理が楽しめるし。
食事と言えば、万博会場内にはたくさんレストランがあるものの、外よりはやっぱり少しお高めなのか、皆自分で食べ歩き用おやつを持ってきているのですが、猫が面白いと思った光景が。それはキュウリの丸かじり。老若男女ナイロン袋からキュウリを取り出しかじりながら歩いてたり、並んでたり。結構見かけました。
スナック菓子大好きな猫は、いやぁ~健康的だなぁと感心してしまいました。若い女の子もキュウリの丸かじりですよ、日本じゃ見かけませんよね。しかも特にマヨネーズとか味噌が付いているわけでもない、ただのキュウリです。あと、ミニトマトとかすももも季節がら人気のようでした。

写真: フランス館内
左 いろんな都市(写真のは東京)写真とタイルが交互に貼られていました。
右 この手のロボットはどこでも大人気でした。

マナーⅢ

2010-07-17 10:38:07 | 中国滞在編
まさか「マナー」ってタイトルでⅢまで書けるとは・・・。「マナーⅡ」のうっしーさんコメントの質問にお答えして、今回は接客態度についてです。
万博会場内にはたくさんのレストランや、万博グッズを売ってるショップがあります。
猫たちが3日間食事した中華美食街は、各省の有名店が集まってるせいか、接客態度もなかなかいいものでした。たぶん他のレストランもほとんど有名店なので一緒だと思います。
さてグッズショップ。大きなグッズショップの販売員さんの態度はとっても良かったです。こちらの質問にも丁寧に答えてくれて、さり気に商品アピール、でもおしつけがましくない。買い物してて気持ちよかったです。レジで並んで会計するシステムだから、外国人でも安心。
問題はちょっと端っこにある小さめショップ。ここはいまだ昔の、買うもの決める→伝票書いてもらう→会計でお金払う(伝票返してもらう)→伝票と商品交換というとっても面倒な昔の中国お買いものシステムでした。万博会場でなんで?予算の関係でレジが買えなかった?まさかね。
システムが古ければそこで働いている小姐の態度も旧態依然。
猫  「すみませ~ん、これ下さい。」
小姐 携帯をいじりながら、かったるそうに伝票を描いて無言で猫にポイッ
またまたぶちっと切れかけましたが、昔は中国どこもそうだったと昔を振り返りなつかしさを楽しむことに。そしてお金を払うべく伝票を会計に持っていくと、そこも我先に会計を済まそうとする人ですごいことに。気の弱い人は割り込まれまくって閉店まで会計できないのではと思うほど。係りの人もお金に両手添えて「ありがとうございました。」なんてやってられないわね、これじゃあ。それでもお金投げたりはしてなかったし、できるだけ順番にさばこうとする態度が見られて、猫にはなかなか好印象でした。
で、その伝票を例の小姐に持っていくと、片手で携帯いじりながら猫からその伝票しゃくりとり、ケースから商品出してケースの上にポン。終了。「ありがとうございます。」なんてこと言うはずもなく・・・。初めて中国に来た外国人をびっくりさすには十分な接客態度だと思います。
老鼠故郷双鴨山でもここまで態度の悪い販売員には遭遇しなかったです。むしろ最近は商品売るために(自分の給料のために)いい感じの販売員のほうが多いし。
んっひょっとして「昔の中国(田舎では今も?)を楽しんでください」っていうアトラクションだったのかな?
悪いところばかり目に着きがちだけど、万博で見た素晴らしいもの、それはボランティアの方々。あちこちにおそろいのユニフォーム着て、2・3人で立っていて会場案内をやってるんですね。「○○館に行きたいんだけど。」って聞くと、すぐにどうやっていけば一番近いか便利か答えてくれたりします。通訳やヘルパーのサービスもあるみたいです。このボランティアの人たちは若い人が比較的多かったのですが、本当に皆態度が良くて親切丁寧で、広い会場で地図広げてうろうろしてた猫たちもとっても助かりました。

写真:左 万博グッズ 海宝ストラップ(16元) 金色トランプ(88元) 銀色トランプ(80元)各館と海宝がプリントされてます。ちなみに上の態度の悪いお店ではハンドタオル6枚組(30元)を購入。
中 市内のスーパーの上海土産コーナーで買ったお菓子。味はかっぱえびせんと全く同じ。
右 ヤンヤンと海宝。抱き心地がいいみたいです。  


マナーⅡ

2010-07-13 16:01:13 | 中国滞在編
万博2日目、フランス館の行列に並んだ猫を「げっ!」とびっくりさせた物、それは列に沿ってきれいに並んだゴミでした・・・。これフランス館の人が見たらどう思うのだろう?とっても嫌な気分だろうな。
それに好き勝手にたばこ吸ってる人もいっぱい。万博って禁煙じゃないの?喫煙OKにしても喫煙場所って設置されてるんじゃないの?しかも吸殻ポイッしてるし・・・。
そして3日目、日本館に並んだ猫の目には・・・フランス館の周りよりひどいゴミの列。ええ、もちろんいや~な気分になりました。というより悲しかったです。なんか日本を汚されてるみたいで。行列の間にちゃんとゴミ袋が設置されてるんですよ、行列を抜けなくてもゴミが捨てれるように。でも中国の人はその数十歩歩く間ですら自分のゴミを持っているのがいやなの? 
老鼠も「これ、並んでるのが日本人ならこんなことにならないよね・・・。」 ならないよ。猫は悲しくなって落ちてるゴミをいくつか拾いゴミ袋に捨てましたが、老鼠が「無駄だよ・・・。」 猫もそう思いました・・・・だってそんな猫を見て一緒に拾ってくれる人は皆無。この人何してんだ?って目で見られました。
上海万博のテーマ知ってますか?
城市、譲生活更美好(よりよい都市、よりよい生活)
いくら建物や道路などハード面を良くしても、そこに住む人の質が変わらなければよりよい生活にはならないと思うけど。
でもちょっとへこんでた猫を嬉しくさせた女の子もいました。もうすぐ日本館に入場できるって時に、猫の眼の前でアイスの包み紙をポイッと捨てた若い女の子がいたんですね。自分はかわいい恰好しておしゃれして来ているのに、他は汚れても全然平気なようなその態度に猫はプチッと切れまして、そのゴミ拾って女の子に渡してやると考えていたら、その(女の子の)友達がバックから、さっき食べたときに取っておいたであろうKFCの紙袋をさっとだして「ゴミ捨てないで、これに入れて!」 
ブラボ~!!猫は思わずその女の子の両手をとってありがとうって言いたくなりました。だってつい1分前まで猫は「中国って!中国って!本当にもうっ!」と好きなはずの中国を全否定しかけてたけど、「ああっ、やっぱり中国にも(マナー守れる)いいやついるじゃん。」って、部分否定で済みましたから。
よく日本に初めて来た中国の人が言いますよね「日本は街がきれいで清潔だ。」って。老鼠も言いました。早く中国の人が中国もそうなるのは簡単なことで「皆が捨てたごみを誰かが必死で掃除するのではなく、皆がゴミを捨てないこと」だって気付きますように。

写真:左 フランス館の行列のごみ
中 日本館の行列のごみ
右 カラフルな傘 こうやって見るときれいだけど、足元は・・・。 

マナーⅠ

2010-07-10 08:38:24 | 中国滞在編
上海から帰ってきて職場で聞かれたこと、それは「万博楽しかった?」ではなく「テレビでやってた(万博会場で)中国人のマナーが悪いってホント?」でした。中国に行ったことのない人はびっくりするようです。そして悲しいかな「本当かな・・・。」って言わざるを得ない状況でした。
会場ではあちこちで並ばなければならないのですが、そこでは追い越し・割り込みが繰り広げられ、初日に並んだインド館の行列では、1人追い抜いたとか抜かれたで、「え~っ、そんなことでその怒号罵声、あまり興奮してると血管切れるよ。」って言いたくなるくらい、すさまじいケンカが猫の目の前で繰り広げられました。1人抜いたところで一体待ち時間が何秒短縮されるの?それより喧嘩になって気分が悪いほうが自分にとっても相手にとってもデメリットだという考えは湧いてこないのか??
若い人がマナーが悪いって訳でもなく、むしろ少し年輩の方のほうが悪かったりします。団体で来てるおじさんおばさんは、列に同じ団体の人が2・3人並んでると他の人はそばのベンチでくつろいで、入館できるころになると団体で列に割り込もうとする。もちろん係員の人が怒って捕まえて列から出そうとするけど、手を振りほどいて割り込み、中には逆切れする人も・・・そこにそんなことして恥ずかしいという意識は全く見られません。
万博会場はとっても広いので会場内の無料バスが走ってます。そのバスでもまず人が降りるのを待って乗り込む先下后上がマナーだと思うのですが、降りる人を待たずに乗り込もうとするからドアのところでもみくちゃになる。猫がバスから降りるときにドアのところに立ってる人に「すみませ~ん、降ります。通してください。」というと「おれは降りねぇんだよ!」とよけてくれない人も・・・。
「誰も降りろと言ってねぇよ!ちょっと通してくださいって言ってんだよ!」と中国の小姐なら言うのかな?猫はもうおばさんだけど、言えなかった。言えばケンカになるだろうし、相手にするのももうあほらしい・・・。
「もうっ!中国にマナーって言葉はないのか!」って老鼠に八つ当たりしたかったけど、やめました。たぶん老鼠はこの状況を同じ中国人として恥ずかしいと思ってるはずだから。そして猫以上に悲しいと思ってるはず。

写真:左 万博会場内を走るバス。
右 参加国の国旗。中国の人が世界を見ると同時に、中国も世界から見られてるよ~。 

上海万博Ⅳ

2010-07-08 14:39:21 | 中国滞在編
日本産業館に入ると入り口で写真中のようなお土産?を貰えます。展示内容はう~ん…各企業の宣伝ですからね、まぁまぁかな。
さて、日本産業館の中にですね、お土産の中に「世界一幸福なトイレが体験できる券」というのが入っている人だけが体験できるトイレというのがありまして、何んと猫のお土産にはそれが入ってたんですね。やっぱりくじ運がいい猫。老鼠と猫友のには入っておらず、老鼠は「え~、猫だけぇ。」とぶーたれてました。
トイレの入り口でも中国人女性が、係員に「ちょっと私の入ってないんだけど!」と抗議してました・・・・さっきから「ラッキーな方だけ」って言ってるじゃん、中国語で。日本人の猫が分かってどうしてあんたが分からないのさ、ちゃんと説明聞けよ!と言いたかったけど、気の弱い?猫は黙ってトイレの中へ。
中ではいきなり
係員「ニィ 是 中国人 マ?(あなた中国人)?」
猫 「不是。我 是 日本人。(いいえ、日本人です)」 思わず中国語で答えてしまった猫。
すると係員は中国語で
「日本人ですか~。あっ、でもあなた中国語出来ますね。じゃあ中国語で説明しま~す。」
日本産業館だからたぶん日本語ができる係員だと思うけど、面倒なのね日本語で説明・・・いいけどさ猫も勉強になって・・。
さてその幸福なトイレとやら、何のことはない全自動トイレでした。ふたが勝手に開いて、勝手に水が流れて、勝手のふたが閉まってってやつね。もちろんウォシュレット付き。ふたは勝手には開かないけど、猫が通ってる産婦人科のトイレも勝手に水流れるしかなり快適だぞ。でもせっかくなので使用させていただきました。
それより猫は同じく展示されていたキンキラキンの金の便器が気になったんだけど、写真はだめって撮らせてくれなかった。
その後日本産業館の中のショップで、猫は日本で購入したキティちゃんと上海万博のコラボ切手(シール式)を発見。日本で50円×10枚=500円で購入したのですが、おおっ、ぼったくっとる、100元で売ってました。中国は郵集家多いからね。

写真:左 Dゾーンのある日本料理?のお店のなんじゃこの日本語訳は!なメニュー看板。万博で日本からもお客が来るだろうに、日本人に確認しろよ!と思いますが、なかなかあっぱれな間違いぶりで猫友とおおウケしました。ヨーグルト選挙のハートの味って・・・。
中 日本産業館でもらえます。
右 日本産業館。ロボットが壁登ってます。日本のロボットはウケがいいみたいです。

上海万博Ⅲ

2010-07-05 20:03:29 | 中国滞在編
6月9日は上海留学中の猫友も一緒に万博に行きました。猫は前日かなり疲れていたし、ヤンヤンの風邪をもらっちゃったのか、せきと鼻が出て少し具合が悪かったので、朝はゆっくりしてお昼前に出かけました。友のリサーチで、Dゾーンの魯班路出入り口が比較的すいているとのことなので、そこから入場することに。お昼前だったのもあってすんなり入場できました。
この日の目的は、少林寺のショーと日本産業館、余裕があればフランス館でした。でも残念ながら雨天のため少林寺のショーは中止でした。その代わり係員の人に教えてもらった雑技劇「CHA」を見ることに。
これは素晴らしかったです。「茶」をテーマに武術・マジック・雑技・ミュージカルなどを融合させた45分のショーで、猫が以前見に行った(8年くらい前で2階席で80元だった)上海雑技のショーより、ずっと面白くてきれいですごかった。「これだけでチケット160元のもととったよね~。」と3人とも大満足。でも残念ながら5月1日~6月30日までだったんです。開催期間中ずっとあればとってもお勧めなのですが・・・。
それにしても中国の雑技ってすごいです。とっても体の硬い猫にとっては、同じ人間とはとても思えない。猫は頭が下がる思いで、手が痛くなるくらい拍手しました。
予定外で思わず素晴らしいものを見ることができて満足した3人は、同じくDゾーンの日本産業館にGO。行列が2つに分かれていて、館内で映画を見る場合は2時間半、映画なしは1時間半の待ち時間だと言われたので、猫たちは映画なしの列に並びました。でも実際並んだのは40分程でした。たぶん待ち時間5時間とも果ては8時間とも言われている人気の館も、実際はそれほど並ばなくても入れるのね。
ディズニーランドの待ち時間は正確だけど、万博は「大体8時間待ちじゃない、あっ、5時間で入れた?じゃあラッキーじゃん。」っていう中国的いい加減さ・・・・いや、おおらかさがあります。

写真:左 雑技劇「CHA」ブラボーです。
中 フランス館内部。
右 2日目の猫のお昼ごはん。広西(桂林のあるところ)の竹筒ごはん。


海宝だらけ~

2010-07-03 18:11:08 | 中国滞在編
上海の街中、万博キャラクターの海宝だらけです。
写真:左 地下鉄駅構内。写真撮ってると係員に「写真撮っちゃだめだよ~」とゆる~く注意されました。なんで??
中 こういうの好きです。
右 これが一番多いタイプかな?学校の校庭とかにもいました。
あと、ポスターやら垂れ幕やら本当に海宝だらけです。
さて、猫が買った海宝ぬいぐるみですが、万博会場内で買ったライセンス商品です。もちろん街中の路上でも偽物売ってます。色が微妙に濃くて、形が微妙に薄っぺらいです。
猫  「そこら辺で売ってるやつの方が安いだろうけど(値段は知らない、猫が買ったのが50元だから20元くらいかな?)、万博会場で買って来た。」
老鼠母「いくら?」
猫  「50元。」
老鼠母「高くない。高くない。そこら辺のは材料に何使っているかわからない。子供が口に入れたりするような物はちゃんとした物買ったほうがいい。」
だよね~。嫁・姑で意見が一致すると気持ちいい。