猫が勝利した料理対決?からしばらくして、ナイナイが「黄花魚(ぐち)があるから自分で作る?」と聞いてきました。「作りますとも!」と腕まくりする猫。
でもナイナイは「頭は要らないよね。落としとくね。内臓も出しておくね。」となかなか台所を明け渡しません。頭は中華包丁でスパッ、内臓はハサミでチョキチョキ。猫も包丁一本でそれくらいさばけますって。と言うか見てほしかったさばいてるところ。日本の包丁も便利なんですよ。
で、ナイナイが「何がいる?」と聞くので「お酒とみりんと醤油としょうが。あとお豆腐一緒に煮ようかな。」とごくごく普通の日本の煮魚の材料をリクエスト。すると50度以上ある白酒がどど~ん。ナイナイはみりんが何者かすら知りません。辞書で調べると甘料酒とあったのでナイナイに見せて、日本の料理酒は10度くらいだと教えると「じゃあ、お酒とお豆腐とそれ買ってくる。」と出かけました。
そして買って帰ったのが、お酒と豆腐となぜかトマトケチャップ。そして「甘さを出すにはこれがいいんだって~。」 もちろんナイナイはトマトケチャップなんて使ったことないし、どんなものかも知りません。子供のお使いみたい・・・・。
にんにくとケチャップで、お魚のソテー&イタリアン風ソースに変更と言う手もあったのですが、日本の煮魚作る気満々モードな猫はとりあえずみりんの代わりにお砂糖で作ってみることに。
この台所片付いてなくて使いにくいのですよ。その狭い台所で、ナイナイは猫の横に張り付いてます。中華なべで作る事にしたのですが、ナイナイいきなり油入れようとします。
猫 「あ~っ!だめ~!!」 ナイ「何で?油使わないの。」
猫 「使わないの!日本の煮魚は。」 ナイ「そうなの?じゃあ見てるだけにする。」
猫 「お魚に切り目いれて~。」 ナイ「へぇ~。なるほど。」
そうね、ナイナイのは切り目いれなくても十分こってりで、と言うか・・・出来上がった時一匹きれいな形で残ってないよね。見た目はどうでもいいらしい。
猫 「お酒とみりんがないからお砂糖ちょっと入れて、ショウガとお醤油、薄味にしたいからお水も少し入れてこんなもんかな。」とやってる猫の横で、ナイナイにんにくの皮むいてます。
ナイ「にんにく入れるよね。」 猫 「入れませんって。しょうが入ってるでしょ。」
ナイ「私、両方入れるよ。」 猫 「入れません!今、日本料理作ってるの!」
ナイ「八角は入れるよね。ここにあるから。」 猫 「・・・・・がるるるる」
そして灰汁をを取ってると、「へぇ~お肉のときは取るけど、魚も取るんだね。」 肉でも魚でも野菜でも灰汁がでりゃ取るでしょうよ。
灰汁取りきって、お豆腐入れてふたしてしばらく煮込んで、お皿に移したら、ちょっとねぎなんか散らして、はい出来上がり。
ナイ「簡単だね~」 簡単でしょうよ、煮魚なんて。じゃあ、ナイナイのは手が込んでるの?そうね、油とにんにくと八角も入れるものね、灰汁は取らないけどね。ぶち切れ寸前の猫。
こんな感じに仕上がりました。なんだか照りが足りない。やっぱりみりんが欲しかった。もちろん薄味に仕上がってます。ご飯なくても食べれます。ナイナイ一口食べて「味、薄いね~。」 猫もぶりの照り焼きなんかは少し濃いめに作りますが、この日はわざと薄めにしてます。ナイナイの料理がどれだけ塩辛いか分かってもらうために。
ヤンヤンと二人で半分食べて、「また夜食べるから。」とラップして冷蔵庫に入れておきました。するとその夜、猫が油断した隙に「薄かったから塩と醤油足して炒めといたよ」と笑顔のナイナイ。しかも左上隅っこに写ってる肉とにんにくの芽の炒め物と合体してます。
ぶち切れていいですよね?でも、もはや戦う気力を一気にそぎ落とされた猫。老鼠実家で料理するのはやめました。
写真 右:一番小さい茶色いのが鶏の卵。中くらいの青みがかってるのががアヒル。一番大きいのがガチョウ。
でもナイナイは「頭は要らないよね。落としとくね。内臓も出しておくね。」となかなか台所を明け渡しません。頭は中華包丁でスパッ、内臓はハサミでチョキチョキ。猫も包丁一本でそれくらいさばけますって。と言うか見てほしかったさばいてるところ。日本の包丁も便利なんですよ。
で、ナイナイが「何がいる?」と聞くので「お酒とみりんと醤油としょうが。あとお豆腐一緒に煮ようかな。」とごくごく普通の日本の煮魚の材料をリクエスト。すると50度以上ある白酒がどど~ん。ナイナイはみりんが何者かすら知りません。辞書で調べると甘料酒とあったのでナイナイに見せて、日本の料理酒は10度くらいだと教えると「じゃあ、お酒とお豆腐とそれ買ってくる。」と出かけました。
そして買って帰ったのが、お酒と豆腐となぜかトマトケチャップ。そして「甘さを出すにはこれがいいんだって~。」 もちろんナイナイはトマトケチャップなんて使ったことないし、どんなものかも知りません。子供のお使いみたい・・・・。
にんにくとケチャップで、お魚のソテー&イタリアン風ソースに変更と言う手もあったのですが、日本の煮魚作る気満々モードな猫はとりあえずみりんの代わりにお砂糖で作ってみることに。
この台所片付いてなくて使いにくいのですよ。その狭い台所で、ナイナイは猫の横に張り付いてます。中華なべで作る事にしたのですが、ナイナイいきなり油入れようとします。
猫 「あ~っ!だめ~!!」 ナイ「何で?油使わないの。」
猫 「使わないの!日本の煮魚は。」 ナイ「そうなの?じゃあ見てるだけにする。」
猫 「お魚に切り目いれて~。」 ナイ「へぇ~。なるほど。」
そうね、ナイナイのは切り目いれなくても十分こってりで、と言うか・・・出来上がった時一匹きれいな形で残ってないよね。見た目はどうでもいいらしい。
猫 「お酒とみりんがないからお砂糖ちょっと入れて、ショウガとお醤油、薄味にしたいからお水も少し入れてこんなもんかな。」とやってる猫の横で、ナイナイにんにくの皮むいてます。
ナイ「にんにく入れるよね。」 猫 「入れませんって。しょうが入ってるでしょ。」
ナイ「私、両方入れるよ。」 猫 「入れません!今、日本料理作ってるの!」
ナイ「八角は入れるよね。ここにあるから。」 猫 「・・・・・がるるるる」
そして灰汁をを取ってると、「へぇ~お肉のときは取るけど、魚も取るんだね。」 肉でも魚でも野菜でも灰汁がでりゃ取るでしょうよ。
灰汁取りきって、お豆腐入れてふたしてしばらく煮込んで、お皿に移したら、ちょっとねぎなんか散らして、はい出来上がり。
ナイ「簡単だね~」 簡単でしょうよ、煮魚なんて。じゃあ、ナイナイのは手が込んでるの?そうね、油とにんにくと八角も入れるものね、灰汁は取らないけどね。ぶち切れ寸前の猫。
こんな感じに仕上がりました。なんだか照りが足りない。やっぱりみりんが欲しかった。もちろん薄味に仕上がってます。ご飯なくても食べれます。ナイナイ一口食べて「味、薄いね~。」 猫もぶりの照り焼きなんかは少し濃いめに作りますが、この日はわざと薄めにしてます。ナイナイの料理がどれだけ塩辛いか分かってもらうために。
ヤンヤンと二人で半分食べて、「また夜食べるから。」とラップして冷蔵庫に入れておきました。するとその夜、猫が油断した隙に「薄かったから塩と醤油足して炒めといたよ」と笑顔のナイナイ。しかも左上隅っこに写ってる肉とにんにくの芽の炒め物と合体してます。
ぶち切れていいですよね?でも、もはや戦う気力を一気にそぎ落とされた猫。老鼠実家で料理するのはやめました。
写真 右:一番小さい茶色いのが鶏の卵。中くらいの青みがかってるのががアヒル。一番大きいのがガチョウ。