老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

今年の締め

2009-12-31 16:42:56 | 和宝宝在一起編
猫は一人暮らしのときからずっと家計簿をつけています。そして大晦日には1年の収入と生活費の締めをして、反省したり自分を褒めたり。そして今年もさっき締めが終わりました。
そこで皆様に、我が家の明るい貧乏ぶりをご披露したいと思います。
昨年の我が家の収入は老鼠と猫の2人あわせて180万で、支出が180万。親子3人で月平均15万円の生活費です。しかもその中から国保や年金や固定資産税、それに自動車保険や税金を払わなければならず、食費などの生活費として自由に使えるお金は月8万くらいです。
今年は中国行きでお金がかかった上に、その間収入もなかったにもかかわらず、マイナスを出さずに済んだので、我ながらよくがんばったと思います。ブラボー!!
ニュースで見ましたが、上記のような金額で生活している世帯は貧困世帯らしいです・・・確かに裕福ではないけど、貧困の自覚はないのですが・・そうらしいです。市民税非課税世帯なので、ヤンヤンのインフルエンザの予防接種が助成されて無料で受けられたりします。
でも老鼠も猫ももっと貧乏を経験しているので、今は十分すぎるくらい広いマンションに住めて(思い切って買っておいてよかった)、3食きちんとご飯が食べられて、家族で一緒に楽しく暮らせて幸せなんだけどな。
それにわずかながらヤンヤンは貯金が出来ています。猫と老鼠はまったく出来ませんが、ヤンヤンの児童手当とヤンヤンにって頂いたお小遣いはすべて置いてます。それでもヤンヤンが大学に行きたい時の学費にはとうてい足りませんが、その時は「本当に勉強がしたいなら、自分で稼いで行きなさい!」です。老鼠と猫の一致した意見。
来年は正月休みが明けたら老鼠には職探しをやってもらって、少しでも貯金が出来るよう、猫はさらに節約に励みます!老鼠父を見習わなきゃ。「老鼠、そのビール太貴了!ヤンヤン、そのミルク太貴了!」 そして2人に言われそうです「猫(ママ)そのチョコレート太るよ!」
こんな老鼠一家ですが、来年もよろしくお願いします。皆様よいお年を!

写真:中国から帰って、砂場ならぬ砂浜デビューしたヤンヤン。
男同士、親子でたそがれています。何語ってるんでしょうねぇ。

老鼠運転免許取得

2009-12-30 19:21:42 | 和宝宝在一起編
11月初め老鼠はマッサージの仕事を辞めました。中国から帰るとお店の営業時間が延びていて、朝11から夜12時までの営業に・・・13時間勤務って・・。それに拘束時間は長いもののそれだけいつも決まった収入があるわけではありません。まったくの歩合制なので、13時間勤務でも5000円もないトホホな時もあり、忙しかったら忙しかったで、1日中マッサージで老鼠の体はぼろぼろ。若い人しか出来ない仕事だと思います。で、他の仕事を探すことに。でもせっかく時間が出来たのだから、次の仕事捜す前に前から考えていた日本の自動車運転免許取を取ってもらうことにしました。早速近所にある自動車教習所にGO。受付の人も中国人だから授業についていけるか心配だったようですが、原付の免許見せると「じゃあ、大丈夫ですね!」それに託児所も無料で利用できるとのことで、猫が仕事の日でもヤンヤン連れて行って、教習が受けられます。
猫の命令:仕事しない=収入がない(老鼠は失業保険なんてものもありません。)んだから、年末までにすべて1発合格で取ること!老鼠かなりのプレッシャー
まずヤンヤンを一緒に連れて行くため、丈夫な自転車と自転車用子供用椅子を購入。ヤンヤン初めは大泣きだったそうですが、託児所にはおもちゃもいっぱいあるし、お友達もいて、あっという間に慣れた様子。ずっと家で箱入り息子にするより、他の子供と関わるってことはヤンヤンにとってもいいようです。日に日に逞しくなっていくヤンヤン。
さて老鼠、車(MT車)に乗るのは楽しいようですが、学科にはかなり苦労している様子。でも授業が終わっても教習所のパソコンで勉強、家でも教本を熟読してネットを使って模擬試験。なかなかの奮闘振りで、猫の命令を遂行。
仮免も一発合格、卒検も一発合格、そして免許センターでも試験も一発合格!11月8日から行き始めて、12月21日無事自動車免許取得しました。
漢字圏以外の外国人の方の中には、学科が難しくて嫌になって、途中で諦めて辞めちゃう人もいるそうです。日本語はなせても読めない人っていますからね。それにしても老鼠はよくがんばりました。
これでいつも猫が運転しなくてすみます。と言ってもまだ老鼠の運転でドライブしたことはありません。駐車場の中だけ許可してます。でもそろそろ運転してもらわないと、老鼠も上達しませんね。老鼠だけで練習させるのは不安だし、でも横に乗るのも怖いし・・・・老鼠は自信満々「大丈夫よ~!」 でも猫は騙されないぞ。原付デビューで事故、交通違反3回で免停になりかけた老鼠ですから。慎重に自動車デビューしていただきます。

ヤンヤン歩く

2009-12-27 11:30:01 | 和宝宝在一起編
中国にいる間は一人で上手に立つものの、つたい歩きしか出来なかったヤンヤン。10月末ついに自分ではじめの一歩を踏み出しました。そして次の日には2歩。どうせならもう少し早く中国で歩いてくれてれば、老鼠父母大喜びだったのになぁ。
「へっへ~ん、僕すごいでしょ!」とでも言ってるかのような自慢顔。はじめはよたよた酔っ払いのようでしたが、それからあっという間に上達して、歩くスピードもどどどどどって感じで早くなり・・・猫の「あ~っ!だめ~!」って叫び声がます毎日です。
買い物に行ってもカートに大人しく座っているわけもなく・・・猫の思うように歩いてくれるわけもなく・・・。でもおしりを振り振り歩いている姿を見ると、なんともかわいくて幸せな気分になります。ヤンヤンも楽しそうだし。
そのうち走り始めて、猫も追いつけなくなるんでしょうね。子供の成長って本当に早いなと思います。

写真:見て見て!僕歩けるよ~
猫「キャ~何してるの!!」ヤンヤン「だっだっだっだ~悪戯している時のご機嫌な掛け声。


新型インフルエンザ

2009-12-26 13:10:21 | 和宝宝在一起編
中国滞在記を書いているうちに、帰国して2ヶ月もたち、クリスマスも終わり、今年も後6日となってしまいました。この2ヶ月間にも我が家は色々な事件?が起こったので少しずつ書いていこうと思います。
とりあえず、今日は午後ヤンヤンの新型インフルエンザの予防接種2回目を受けに行きました。1回目は12月9日の予定で、老鼠と一緒に病院に連れて行き熱計るととなんと38.3度・・・初お熱だわ。よりによってこんなときに・・・。もちろん予防接種は出来ず、他の人たちと隔離されました。
先生「いつから熱が出てるの?昼ごはん食べた?」
猫 「今気がつきました。ご飯ももりもり食べました。」
そうヤンヤンは病気でも食欲は失せないので、具合が悪くても気がつきにくいのです。
発熱したばかりなら、調べてもインフルエンザかどうか分からないから、翌朝熱が37度以下まで下がらなかったら、インフルエンザの検査をしに来るようにと、熱を下げる座薬をもらいました。
その夜座薬を入れたものの、ヤンヤンの熱は38.9度まで上がり、翌朝も37.5度までは下がったものの、それ以上は下がらないので病院に連れて行きました。インフルエンザの検査をしてもらいましたが、季節性も新型も陰性で、ただの風邪でした。
「今はただの風邪だけど、今新型にかかっちゃうと大変だからね~。気をつけて。」と脅され、猫と老鼠は気が気じゃない。その晩も熱が上がりましたが、ひえぴた貼って、座薬入れて、翌朝には熱が下がりました。顔を赤くして、ひえぴた貼って、それでもおっぱいにしゃぶりつくヤンヤン。どこまでも食いしん坊です。
1回目の予防接種も12月12日に出来て、今日で2回目で終了。ヤンヤンは一安心です。
猫と老鼠は仕事の時や、人が多いところに行く時は、マスクをしてます。皆さんも気をつけてくださいね。

写真:熱があってもこのとうり・・・ご機嫌でいたずら。

日本へ帰国

2009-12-23 14:55:34 | 中国滞在編
10月15日夕方、猫達は翌朝9時の中国東○航空で日本に帰国するため、空港内のホテルに行き、そこでも上海に留学中の友と会いました。友には迷惑だったかもしれませんが、使いかけのマヨネーズやら、食べかけのお菓子・・・重量オーバーになりそうだったので引きとってもらいました。
翌朝カウンターで測ると2人でちょうど40キロ!セーフです。金曜日だったので猫達が乗る便の乗客は、はほとんど曜日なんて関係ない日本人団体観光客のおじ様おば様がたばかり。外国人は老鼠ともう一人だけ。猫が住んでいる所の大学に留学中の奥様の所に行く内モンゴルから来た男性だけ。
この男性日本語はまったく話せず、海外も初めてのようで、とっても不安そう。猫と老鼠が中国語で会話しているのを聞いてほっとした様子。聞くと荷物を詰め込みすぎて、重量オーバーになり、追加料金(500元って言ってたかな?忘れました。)を払わされたとのこと。
男性「僕ズボン何枚穿いてると思う?」 
猫 「そう聞くってことは、2・3枚はいてるの?」
男性「6枚。穿いたら重量関係ないでしょ。それにしても暑いよ~!」
猫 「え~っ!そりゃ暑い。」 猫も重たい服は自分で着て、軽いのをトランクに入れたけど、6枚って・・・。つわものです。
男性「乾燥野菜も持ってきたけど、大丈夫かな~?」
猫 「大丈夫よ。私も木耳とか入れてるよ。」
男性「乾燥肉も大丈夫?たくさん持ってきたけど。」
猫 「え~っ、そりゃダメでしょ!たぶん着いたらとられるよ。」
男性「・・・・・・。」
そのせいで重量オーバーになったんじゃ・・・それで追加料金払って、没収されたらお気の毒だね。入国の手続きやら税関審査の時にも猫と老鼠が付き添って手伝い。やっぱり初めての日本入国だから、検査が厳しい厳しい。もちろん乾燥肉はすべて没収されました。トホホな男性。
さて前回初日本入国で検査が厳しかった老鼠は、今回はあっさりスルー。荷物をあけさせられることもありませんでした。えらい違いです。
そして猫が預けた中国で買った安物のトートーバックの取っ手が見事に外れていたので、東○航空のカウンターで文句を言うと、なんと預かって修理して送って来てくれました。買ったときより丈夫に縫製されて。日本の空港のカウンターで日本の方が対応してくれたからかな?老鼠なんてはなから「そんなの無理だよ。なおしてくれないよ~。」と言ってたけど、どうだ!文句は言ってみるものです。でも中国のカウンターに行っても無視されそうですね。
内モンゴルの男性も無事奥様に会えて、猫達はお礼に内モンゴル特産のバターを頂きました。最後までなかなか愉快な旅でした。
これで今回の中国滞在記は終わりです。次はいつになるかな?

写真:浦東空港。やっぱり広い!
猫達が乗る東○航空。
飛行機の中で。帰りのおまけのおもちゃは飛行機でした。

マッサージ

2009-12-22 20:46:56 | 中国滞在編
老鼠父が故郷に帰って行き、自由?になった老鼠と猫は、お土産&自分達の食料品の買出しと、美容室(猫はストレートパーマ、老鼠はカットとカラー)、そして猫希望のマッサージに行くことにしました。
地下鉄に乗りいつも行っている大きなスーパーに行くと、改修中でショック。猫は楽しみにしていたのになぁ。双鴨山には上海ほどでっかいスーパーはなかったので。しょうがないのでホテル近くの小さなスーパーで買い物。猫は不完全燃焼です・・。
次は美容室。猫は双鴨山でカラーはしていたので、上海ではストレートにしました。店長さんが男前で猫の好みで、いい目の保養になりました。老鼠は初カラー。カット&カラーで80元だったそうですが、老鼠父がいる間は「太貴了!」と言われるので、老鼠父が帰るまで待ってたようです。なかなかいい感じに仕上がりました
最後はマッサージ。老鼠が働いていたお店がすぐそばにありますが、南京路価格なので行きません。南京路周辺は大体足つぼ1時間88元に設定されているようです。老鼠父が泊まっていた旅館の一階に、小さなマッサージ屋さんがあったのでそこに行きました。
足つぼ1時間で45元ですが、足湯のお湯を漢方薬入りじゃなくてただのお湯にすると30元です。老鼠曰く「漢方薬入りでもただのお湯でもそう変わらん。」ということでただのお湯で足湯。
猫達が行った時にちょうど中国人ガイドに連れられた日本人男性3名が来て、メニュー表を見せられていましたが、そこには足つぼ88元となっていました。つまり45元は中国人価格、88元が外国人価格ですね。そのうちいくらかがガイドにマージンとして払われるのでしょう。でもガイドの案内で88元は良心的ですね。200元くらい平気でとるところもありますから。もちろん猫も中国人価格で。東北地方から上海に遊びに来た一家ってことになってますから。
足もすっきりしたところで、上海中心部より空港に移動。翌朝日本に帰国のため、また空港内のホテルに泊まりました。

写真:ヤンヤン抱っこしてマッサージ中の老鼠。
ヤンヤン、マッサージ師のお姉さんに抱かれても泣きません。だいぶ他人に慣れてきたのか?もっと早くばあばに慣れてくれてれば、ママはもっと楽できたのにぃ。隣はマッサージ店の老板と宝宝。

貯金したはずが・・

2009-12-21 11:42:25 | 中国滞在編
猫は4年前老鼠を上海に迎えに行ったときに、余ったお金1000元で中国工○銀行の普通預金の口座を作り、貯金して帰りました。今回少しは増えてるかな~と楽しみにしていたのに・・・なんと残高が949元に減っていました。
記帳してみると4年間でついた利息が27元、そして引かれた年費が78元・・。年費とは?口座管理費みたいなものでしょうか?老鼠に「なんで教えてくれなかったのよ!貯金したのに減ってるじゃん!」と言うと「だって昔はそんなものいらなかったよ~。」とのこと。本当でしょうか?実は引かれていたのに、のんきな老鼠が気づいてなかっただけとか?
ええ、もちろん2人とも上海で作った通帳は解約してきました。定期にするとよかったのかもしれませんが、今後上海に住む予定は特にないので、本当に中国移住が決まったときにはその地の銀行で口座開設するつもりです。
猫が通帳作ったのは南京路にある支店なのですが、ここは中国に来た初日に猫を怒らせた空港内の同じ銀行の支店と違って、親切丁寧な対応でした。銀行員が皆横柄なのではなくて、あの空港内の銀行員が問題ありだったのね。国際空港なんだからあんなやつは他に飛ばしたほうが、中国商○銀行のイメージダウンにならなくていいと思うよ、猫は。大きなお世話でしょうが。
う~それにしても、失敗しました。老鼠が日本にいる間に中国も色々変わってきて、老鼠も浦島太郎です。

上海で友と会う

2009-12-21 08:45:06 | 中国滞在編
猫が楽しみにしていた上海で友(3人)と会うですが、皆仕事等で忙しい中、予定変更しまくった猫のために時間を作ってくれて、無事会うことが出来ました。ただ都合がつかず皆で集合出来なくて残念でした。
そのうち1人、猫と同じく中国の男性と国際結婚して、子供を上海で育てながら働いている友人とは、家族で一緒に食事して、家までお邪魔することが出来ました。
その友との待ち合わせ場所(友の職場)に行くのに、地下鉄に乗ったのですが、ラッシュ時で車内はぎゅうぎゅう、もたもたしていた猫はドアに挟まれました。むぎゅっそこであきらめない猫、だって老鼠とヤンヤンはもう乗ってるし。別に猫だけ後で行っても全然平気なんだけど、痛い思いして乗れないのは悔しい。電車の中から外から視線を浴びながら、ドアを両手でこじ開け無理やり乗車。我ながらすごい・・・って思いっきり迷惑なやつですね。危ないし。そして猫がこじ開けた隙にさらにカップルが滑り込み、さらにぎゅうぎゅうになった車内・・・。ラッシュは嫌いだ!
子連れだと外で食事ってなかなか大変だけど、久しぶりに楽しくおいしく食事できました。ヤンヤンも同じくらいの子供がそばにいると、いい子になるんですよね。友の子供はヤンヤンよりちょうど1歳お兄ちゃんで、しかも老鼠とびっくりして「ヤンヤンもあんなにいい子に育てないといけないね~。出来るかなぁ・・・。」と帰りに話し合ったほどとってもいい子。ヤンヤンもそんなお兄ちゃんを見て感化されたのかな?
猫は日本で子育てしていても大変だと思うのに、慣れない土地でしかも仕事しながら子育てって、友は本当に偉いと思います。猫は無理かも・・・子育てか仕事かどちらか一方じゃないと、考えただけでぶっ倒れそうです。
猫よりずっと年下なのに、猫にとっては色々聞けて頼れる心強い友です。

写真:老鼠&ヤンヤン&友のご主人様&友の宝宝。いい絵ですね~。
猫が入ってない・・・老鼠と交代して写真とってもらうの忘れた。ショック!
上海の地下鉄で~す。ラッシュをはずした昼間なら比較的すいてます。バギーたたまなくてもOK。

老鼠父北へ帰る

2009-12-20 10:57:34 | 中国滞在編
10月11日夜上海に着いた猫達ですが、猫達が日本に帰るのを見送らず、14日には老鼠父は上海を発つことになりました。上海が大都会で物価が目が飛び出るほど高いのはよ~く分かった、とりあえず上海に行ったど~!!と自慢も出来る(誰に?)、それで上海はもう満足なんでしょう。が、大人しくまっすぐ双鴨山に帰る老鼠父ではありません。
まず山東省の有名な泰山にのぼり、それから遼寧省丹東の老鼠兄の家に遊びに行き(国慶節に会ったばかりでしょうに)、やっと双鴨山に帰るそうです。せっかくこんな南まで来たんだから、帰りも楽しまなくっちゃ長生きしそうです老鼠父。
それにしても中国人って本当に親思いです。老鼠より若い世代はどうか分かりませんが。老鼠は泰山に登るなら靴は軽い方がいいだろうと、老鼠父に山登り用の靴を買い、火車の中で食べるためのパンやらソーセージやら牛乳を買ってリュックに詰めさせ、それはまるで翌日遠足を控えた我が子のために準備する親のようでした。
泰山行きの火車は午後5時発なのですが、午後1時くらいから老鼠父はそわそわ、またえらい早い時間に駅に行くって言い出すんじゃないかと思っていたら、やっぱり「3時には駅に行く!」 だから早すぎるって!火車は飛行機みたいに遅れることはないだろうけど、早く出ることもないんだから、駅で何するのさ~?駅舎見学?
そんなそわそわな老鼠父をホテル近くの餐庁に連れて行き、皆で餃子を食べ(旅立つ時には必ず餃子!)、3時半には老鼠が駅まで送っていきました。猫とヤンヤンはホテルでお留守番です。老鼠父ホテルの部屋を出る時、「じゃあな、猫、宝宝。」と軽く挨拶してすぐドアの外へ。きっとそれ以上何か言うとお互い泣いちゃってたでしょう。たくさんいらいらすることもありましたが、愉快で優しい愛すべき老鼠父ですから。
さて日本に帰ってきていまさら思うと、せっかく上海まで連れてきたんだから、1日近くの水郷(朱家角とか周荘とか)に連れて行ってあげればよかったなと後悔。水郷は東北地方では見られない風景ですからね。ガイド失格です。

写真:豫園の有名な南翔小籠包の前で。この日も大行列でした。猫達は食べてません。テイクアウトで安い1階じゃなくて2階3階ならそう並ばなくても食べられるけど、お高めなので老鼠父の「太貴了!」が飛び出て、おいしさ半減間違いなしなので・・・。食べたかったな~。

老鼠父の心配事

2009-12-19 20:07:23 | 中国滞在編
老鼠が用事で出かけ、老鼠父とホテルで待っているときの2人の会話。
老鼠父「わしは2人の老後が心配だ。年金は出るの?」
猫  「私はずっと年金掛けてるし(今は全額免除だけど)、老鼠も日本に来てから掛けてるから、少しはもらえます。」
老鼠父「おおっ、そうか。老鼠は中国でも掛けているから、それなら心配ないな。わしらは月2000元程もらっていて、ちゃんと生活できて少しは貯金も出来る。年金は大事だ!」
あのう・・お義父さん、猫達の老後心配する前に、猫達の今を心配してください。お父さんの旅費で老鼠の懐は寂しくなり、猫に「じいちゃん上海に来るのに1000元だけしか持ってきてないよ~」とヘルプを求めてきたので、お義父さんにもらった出産祝い1000元も気持ちだけ頂くことにして、供出しております・・・。←猫の心の声。
1000元は老鼠父にとっては大金ですが、それで上海観光して、さらに山東省の泰山観光して、遼寧の老鼠兄の家に遊びに行き、その後やっと双鴨山に帰る予定の老鼠父・・・・足りませんって。
さらに
老鼠父「老鼠が帰化するのは難しいかねぇ?」
なっ、何言い出すのさ、突然
猫  「いやぁ、もう永住許可も取ってるし、子供も出来たし、マンションも買ったので、がんばれば出来るかもしれないけど、それを老鼠が望んでるかどうか分かりません・・・。」
老鼠父「そうか・・・日本のパスポートはどこでもいけるんだろ?」
猫  「いけない国もありますけど、中国のパスポートよりは断然便利ですね。」
どうやら老鼠母が来日できなかったことで、中国のパスポート持っていても不便だと思ったようで、いっそのこと帰化すれば老鼠だけでも便利になると思ったようです。猫は永住許可だけで十分だと思うけどな。不便なのは一緒に海外旅行に行きにくいってくらいで、どうせ今はそんな金銭的余裕ないし。
とにかく、老鼠父は2人の将来が心配でたまらないらしいことは、十分伝わってきました。ありがたいことです。猫達が老親の心配をしなきゃいけない年なのに、親にとって子供はいつまでたっても子供なんですね。

写真:老鼠父は見ただけで満足した東方明珠。老鼠も登ったことはありません。猫は5度ほど登りました。でもいつももや(スモッグ?)がかかっていて、上海の町がはっきりくっきり見えたことがないです。