老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

包餃子

2012-02-29 16:44:33 | 中国滞在編
さて春節準備も整い、双鴨山に住んでいる一番上の老鼠兄も到着し、一族全員勢ぞろいし、老鼠父は「全員で春節を迎えるのは13年ぶりだ~!!」と興奮気味の除夕(大みそか)。
皆で餃子作りを始めました。するとヤンヤン餃子の皮を見て「粘土~ヤンヤンもするする~」 う~ん、確かに保育園で使う紙粘土みたいですね。面棒渡すと見よう見まねで上手に伸ばします。

ヤンヤンが伸ばして、甥っ子が包んで、老鼠がテレビ見て、猫はビデオ撮影中。楽しすぎる 餃子の中にはお金も入れます。今回は中国のと日本の硬貨両方入れました。猫は残念ながらお金の入った餃子に当たらなかった・・・・今年も貧乏生活ですね。

さて、年夜飯。肉・魚がメインで野菜がほとんどなく、やはりいろどりがいまいちですが、これが東北の伝統的な年夜飯なんでしょうね。冬は緑の野菜も少ないでしょうし。猫は食材の豊富な南方の年夜飯食べてみたいです。
男性陣はビール女性陣は露露(アーモンドドリンクとでもいいましょうか)でかんぱ~い 中国での猫の好きなドリンクは1位・椰子汁、2位・露露だったのですが、どのお店の店頭からも椰子汁が消えていた。なぜだ??知っている方いらっしゃいますか??粉ミルク事件のような何か問題があったのかしら??というわけで、滞在中露露ばかり飲んでいた猫です。

春節準備Ⅲ

2012-02-28 18:17:20 | 中国滞在編
春節準備の最期は「春聯(対聯)」です。春節前になるといろんな春聯が売っていて、気に入ったものを買って玄関に張るのが一般的でしょうが、今回猫は日本から筆を持参してました。そう、この春聯を自分で書きたいと思ったのです。
そのことを老鼠が老鼠父に話すと、さっそく春聯用の赤い紙を買ってきてくれて、そこに書く言葉は老鼠父が考えて、「日中合作春聯」を作ることにしました。
新聞紙に一度練習してみせると、皆「不錯!不錯!好!好!(いいじゃん!いいじゃん!)」
さて本番。ぎょぎょっ半紙と感触が違うぞ。半紙や新聞紙は筆を滑らかに滑らすことができるのですが、この春聯用の赤い紙は筆がひっかかってなんとも書きにくい・・・。でも頑張って書きました。
翌日玄関に猫が書いた春聯が張ってあるのを見て、とっても嬉しくなりました。
これで春節準備は完了です。

写真:左 春聯を描く猫と興味津々なヤンヤン。
   中 ヤンヤンも書いてみました。将来ヤンヤンにも書いてほしいと、時々筆を持たせてます。
   右 玄関に張ります。どの家庭もほとんど印刷で、自分で書いているのは見かけませんでした。でも赤い紙が売られてるってことは自分で書く家庭もあると思われます。

春節準備Ⅱ

2012-02-27 18:44:30 | 中国滞在編
春節に向けて、食材やら爆竹やら準備もできて、あとは猫の準備だ~!!なにが?って、そりゃ少しでもきれいにしなくっちゃ。ほら日本でも年末には洗車場に車が行列作るでしょ。というわけで、義姉に美容院に連れて行ってもらいました。
義姉の友人の弟がやってるお店です。ストレートパーマをお願いしました。一番高いのでも180元、安っ!もっと安いのもあるそうで・・でもいったいどんな薬剤使ってるんだ??と不安になったので、一番高い180元でお願いしました。
お兄さん曰く「1度だけ韓国人やったことあるけど、日本人は初めてだ~!」 
やっぱり韓国人が多いみたいです。近所のスーパーでもヤンヤンが日本語で話してると「ん?この子は韓国人?」って聞かれて「日本人。」ってい言うと驚いてたし。
さて写真左が美容院での様子ですが、猫の向かいでお話をしている白いダウンの女性。義姉ではなく、老鼠兄の友人の娘さんです。現在、大連外国語学院日本語学科在学中(二回生)で、ぜひ日本人と会話練習したいということで、猫はパーマ当てながらの雑談中です。まだ一年半しか日本語習ってないのに、とても上手でした。日本のテレビや漫画が大好きで、特に嵐とワンピースにはまっているとのこと。中国でも人気なんですね。
おしゃべりしながらうなずいたりしてると「動かないでっ!」と怒られる・・・中国の若者とお話できて楽しいけど、なかなか大変でした。
最後にお兄さんが「2、3日は髪洗ったり結んだりしないで。」というので「知道了(分かった)」と答えると、「えっ、今言ったことも分かるの?僕(女の子に)訳して貰おうと思って言ったのに。じゃあ日本人だからって騙せないじゃん。」 オイオイ・・・中国語出来ない外国人は騙すのかい。冗談で言ったのでしょうが、騙すこともあるでしょうねぇ・・・。
まぁ、猫が中国語習い始めたのも、初めて行った中国で、中国語ができないゆえにぼったくられまくって悔しかったってのもありますから、今でも中国語出来ない外国人はいいカモなんでしょう。
ああ、最近まったく勉強してないけど、もっと中国語力高めたほうがいいなと思った一日でした。

写真:右 こんな飾り物が街のあちこちにありました。

春節準備

2012-02-26 21:37:15 | 中国滞在編
猫達が寛甸に着いたのが1月19日、翌日から1月23日の春節に向けて準備が始まりました。
久しぶりに日本から弟が帰ってくると聞いた、老鼠兄の友人や同僚からの贈り物のお肉やお魚たち・・・老鼠父宅の冷蔵庫には入りきらず業務用冷蔵庫を借りて保管しました。

左 太刀魚と蟹さん
中 あひるさん
右 ニワトリさん

左 街には対聯や爆竹・花火を売る露店がたくさん出てます。
右 老鼠兄、爆竹と花火を車に積み込みます。奥に見えるのは老鼠兄の住むマンションの車庫兼倉庫。
今年は老鼠一家も帰ってくるということで大はりきりの老鼠兄、買い物しまくりです。それだけ春節を家族全員で迎えるのは嬉しいことなんですね。
猫も日本で大掃除してお正月準備するときはウキウキしますから、中国のようににぎやかだとウキウキ度はなおさらだと思います。

暖気

2012-02-25 18:32:40 | 中国滞在編
猫は暑がりゆえ暖房が嫌いです。ただいま我が家の室温15度、暖房付けてません。冬の間でもエアコン付けるのはほんの数日です。
中国東北部に行くと、暖気(暖房)で外はマイナス20度とかのに、家の中は30度近くあったりして、猫は外と中の温度差で体の調子が狂います。
さて双鴨山のマンションの暖気は陽台(ベランダ、といっても屋内ですが)に太いパイプがへばりついているタイプで、見た目もあまりよろしくなかったのですが、今度のマンションはなんと床暖房です。だからリビングもすっきり。
でもやっぱり暑いのですよ!温度計を見るといつも25度~29度・・・。毎朝窓開けて温度調節する猫。窓から顔出して涼んでいると老鼠母が「涼~!涼~!(寒い)不行!(だめ~!)」 床に座っていると、座布団持ってきて「涼~!涼~!」 猫は暑いんですって。
老鼠母「涼~!涼~!」 猫「不涼!我熱死了!(寒くないよ!暑くて死にそう)」このバトルが滞在中毎日繰り広げられました。
中国の人は「体は冷やしてはだめ」っていう観念からか、小さなころから厚着して(させられて)、とっても寒がりになってると思います。


記事とは関係ありませんが、老鼠兄の家。老鼠両親の家から1キロほどかな。良い距離ですね。老鼠両親の家よりおしゃれです。老鼠にこれくらいのセンスがあればいいのですが・・・ないなたぶん・・・


寛甸到着

2012-02-23 11:42:49 | 中国滞在編
皆様やっと寛甸に到着しました。今回は大連で遊んだので日本を出て5日目です。普通に行くと日本を出て翌日には着くはず。前の故郷黒竜江省の双鴨山市までは翌々日にならないと着けないかったので、少し近くなりました。
老鼠両親が昨年買った新しいマンションに着くと、熱烈大歓迎「おなか減ったでしょう!さあ、食べなさい!」
やっぱり、すべてが茶色い中国東北料理が並んでます・・・・まだ大丈夫!1日目ですから。おいしく頂きました。着いたのは夕方だったので、その日はゆっくり休憩しました。
ここで少し寛甸満族自治県について。
遼寧省丹東市に隣接する寛甸満族自治県は面積はかなり広いものの、農村地帯なので人口は50万人足らず。中国に居るのに人の多さにうんざりしなくて済みます。老鼠両親および兄が住んでいるところは、県の中心部、寛甸鎮です。日本人は一人もいないと思われますが、韓国人が少しいるらしいです。韓国人と言ってますが北朝鮮人のことをそう言っているのかも?不明です。とにかくと~ってものんびりしたところです。


左 老鼠両親のマンションのリビング。広いです。 
右 猫達の寝室。写真で見ると狭く見えますが、ベットも大きいし十分な広さです。8畳くらいかな?

左 老鼠両親の寝室。こちらも8畳くらい。
右 リビングからの眺め。向かって左から玄関・キッチン・老鼠両親の寝室・洗面所兼トイレ兼シャワー・猫達の寝室のドアです。

双鴨山のマンションに比べおしゃれに出来てるなと思ったら、老鼠兄がほとんど仕切って内装をしたようで、ドア(すりガラスの部分には中国ぽい絵があって猫は気に入りました)などは上海から取り寄せたそうです。老鼠両親だけで内装をするとこうはならないでしょう。内装費はソファーとかベッドも含めて4万元(1元15円としても60万円)だそうです。広さは90平方です。

寛甸へ

2012-02-21 10:46:17 | 中国滞在編

写真:左 大連から丹東に向かう高速のインター。
右 高速の中から見たビニールハウス。かわいい小屋がついてます。温度管理したりとか農機具おいてたりするのかな?なに栽培してるんでしょう?ちょっと中をのぞいてみたい気になった好奇心旺盛な猫。

丹東のバスターミナルは丹東駅の向かいにあり、丹東駅から中朝国境の鴨緑江までは歩いていける距離です。老鼠兄の車に乗り込み、鴨緑江沿いの道をいざ老鼠の実家のある「寛甸満族自治県」へGO
丹東の高層ビルやマンションが建ちならぶ景色に比べ、対岸の北朝鮮の景色のなんと殺風景なこと。ビルなんて全く見当たりません。テレビで見たことはありましたが、実際に見てこうも違うのかと思いました。初めて見る北朝鮮にちょっと興奮気味な猫は、老鼠兄夫婦の目には不思議だったようで、老鼠が「日本と北朝鮮は仲が悪くて国交がないから、猫には珍しいんだよ。」と説明して納得。
途中、川の中州に人が見えたので「あれは北朝鮮人?脱北!?」と聞くと、大笑いされました。そりゃそうだ。白昼堂々としかもこんな冷たい川をどうやって渡るのさ。なにせ猫は興奮してますから。
義姉が「あっちは貧しいから、北朝鮮の女の人が中国に来て(脱北?)、ここら辺の中国人のお嫁さんになる人多いよ。」と説明してくれました。中国と北朝鮮は国交はあっても、老鼠や猫のようにめでたい国際結婚なんてできそうにないから、命がけで脱北して来て、中国人の妻になるしか他に生きるすべがないんでしょうね。

鴨緑江沿いの道は国境といっても警備の人が立っているでもなく、なんとも普通な快適な道路でしたが、1か所鉄線が張ってある所がありました。
写真:左 すぐ向こうの土地は北朝鮮だそうです。何メートルもありません。すぐ渡れそうです。でも駐車場や石碑とかあって観光地っぽいので、ここを堂々と渡ってくるつわものはいないでしょう。
右 鴨緑江沿いの農家。

丹東へ

2012-02-19 18:59:54 | 中国滞在編
大連で4泊した後、バスで丹東へ向かうことにしました。大連から丹東まで大体200キロ、バスで4時間です。老鼠の実家は丹東からさらに100キロ北西に行ったところです。丹東まで老鼠兄が迎えに来てくれるそうなので、お言葉に甘えることにしました。
大連~丹東のバスは1人100元でした。
さて、春節期間は観光地は空いているものの、駅やら客運駅(バスターミナル)は人でごった返してます。しかも皆でっかい荷物持ってるし・・・って書いてる猫達も重いスーツケース2個持ってるんですけどね。嫌いです「春運」
バスに乗ってしばらくすると、猫はだんだん暑くなってきました。バス前方の温度計がはじめ20度だったのが23度になり25度になり・・・暑がりな猫は気分が悪くなり、コートはもちろんセーターまで脱いで、タンクトップだけになりました。そして周りを見渡すと、皆まだダウンジャケットなんか着てます。暑くないのか???やっぱり中国東北人は寒がりだ!と思っていたら、前方の席の人が「運転手さんよ~暑すぎるよ~暖房切れよ!」 助かりました・・・。
途中1回だけ高速のパーキングでトイレ休憩がありました。さてさてどんなトイレかな?と興味があったので行ってみると、割ときれいで普通でした。
丹東に着くとバスターミナルで老鼠兄と義姉が待っていてくれ、老鼠兄の車に乗り込み「丹東観光は今度な」とすぐ実家に向かうことになりました。

写真:左 大連駅
   中 大連のバスターミナル
   右 大連駅前

大連賓館

2012-02-18 10:57:33 | 中国滞在編
大連4泊目はまたまたホテルをうつしまして、老鼠も猫も泊ってみたかった大連賓館に泊ることにしました。
大連賓館は旧大連ヤマトホテルで、1907年開業満鉄の直営ホテルでした。中国出発前に大連の観光案内のHP見ていた老鼠が「100年もたってるよ!僕日本の古い建築物見てみたい!」と予約してくれました。猫も泊ってみたかったんです、日本の満鉄時代の建物に。
ツイン1泊朝食付き、280元也。猫達にとっては少々お高めですが、日本人同士で観光に行くのであれば、4つ星・5つ星の近代的なホテルに泊まるのもいいけど、こういう歴史あるホテルに泊るのもいいと思います。

左 この写真では分かりませんが、昔の建物は天井が高い!部屋もまあまあゆったりしてました。
中 ロビーです。安ホテルにしか泊らない猫達には贅沢です。
右 バスタブもあります。中国に来て4日目にやっとお風呂につかりました 浅くてもいいんです

左 朝食会場がこれまた豪華でした。しかも猫達貸し切り状態。春節時期はホテルも暇なようです。
中 朝食はバイキングではなくセットですが、おかゆに万頭におかず4品に茹で卵になぜかクッキーのようなおやつもついてます。おかずの中に白身魚のてんぷらがあって猫とヤンヤンと2人で取り合い「ママは食べんとって~」「え~っ!ママもいるよ~半分こよ」 2人とも老鼠忘れてます。
右 日本人観光客のためかな?日本語が話せるスタッフです(午後4時半までいるそうです)。ヤンヤンと遊んでくれてヤンヤンはすっかりなついてます。猫も一応日本人なんですが・・・中国語で会話。今賃貸のマンションに住んでいて、マンション買いた~いと言ってました。大連は高いでしょうね、マンション。とっても若そうでしたが、車よりマンションというのが中国らしいですね。フロントのスタッフの感じもとてもよかったです。

大連聖亜海洋世界

2012-02-16 10:56:40 | 中国滞在編
春節期間の観光地はどこもすいてます。皆里帰りして家で家族と過ごすからでしょうね。
聖亜海洋世界、人もまばらで、ヤンヤン連れててもゆっくり楽しむことができました。タクシーを降りたとき「なんじゃこのぼろっちいたたずまいは!」と思ったのですが、中に入ると「あれっ、結構楽しいかも」って感じのところです。

左 白鯨とイルカくんのショーも見ました。白鯨(イルカ?)初めて見ました。
中 中国のゲームもやって見ました。1回2元なり。
右 広場。夏は人があふれてるんでしょうね?向こうに見える高層マンション・・海が見渡せるし、(お値段も)高そうです。

左 入り口でピ~ス!
中 アザラシとアシカ君のショーも見ました。腹筋中のこのアザラシ君のショー、面白かったです。すっかり子供になる猫。ヤンヤンより楽しんでたかも・・・
右 このトンネル結構長かったです。床は動く歩道のようでしたが、動いてませんでした。

建物の中が広くて、歩き回っているとお腹がすいたので、たこ焼きらしきものとフランクフルト買って食べましたが・・・中華なお味で日本のものとは別物でした。日本のたこ焼プレート持って行って甥っ子にでも焼いてあげると喜びそうなんですが、電圧がねぇ。変圧器買ってまで焼こうとは思わないし、タコが売ってるのかも不明だし。
さて、猫も初めて見るお魚や動物(白いオオカミやら狐さん。極地館にいました)がたくさんいたのですが、ヤンヤンが気に入ってしばらくその場を離れなかったもの。それはクラゲ・・・普通のクラゲ。我が町の海にも浮いててるクラゲ。確かにいろんな色でライトアップされててきれいですが・・なんだかねぇ。