老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

ヤンヤンの姓と戸籍

2009-11-30 21:34:56 | 中国滞在編
老鼠父は今回猫達が中国に帰るまで、ヤンヤンの姓は老鼠の姓と同じだと思っていました。たぶんパスポート見て初めて猫姓だと知ったようです。前に老鼠母招聘するときに念のため戸籍送ったはずだけど、見方が分からなかったのかな?
そして老鼠曰く「(老鼠の)パパ、怒った。」ようです。猫には直接言いませんが。「姓は老鼠の姓に変更するように。」とのこと。あれ~?お父様「日本は男尊女卑なんだって?、中国は男女平等だ!」と声高々におっしゃいませんでしたっけ?だったら姓はそんなにこだわらなくても、母親の姓でもいいんじゃないの?と猫は思います。
猫もヤンヤンと一緒に老鼠の姓に変更してもいいかなと思っていたし、どうやって変更するのかも市役所に問い合わせたりしていたのですが、老鼠父の父親の姓を継ぐのが当然だ的発言を聞いて、変更したくない気分になりました。猫って根性曲がってるかも。まぁ、最終的にはヤンヤンが決めるんですけどね。ヤンヤンが変えたければ変えればいいさと思ってます。
さて、戸籍ですが、猫は中国で出産したら中国籍もとれて、日本籍は保留に出来るけど、日本で出産したらそれは無理と認識していました。でも中国籍をあきらめない老鼠は、自分の身分証明書を更新するために役所に行き聞いてきました。すると日本の病院の出生証明書でも中国籍に入れてやると言われたそうで・・・本当かなあ?猫は思いっきり疑ってるんですけど、帰国後老鼠に病院にもう一度出生証明書書いてもらえと催促されてます。2通も書いてもらえるかな?老鼠の戸籍じゃなくて老鼠父の戸籍に入るとか。
でも日本籍はどうなるんだ?放棄ってことになりはしないのか?そう簡単に中国籍がもらえるとは思えないんですけど、後で巨額な賄賂請求されないのか?それこそ名前はどうなる?疑問だらけの猫と「大丈夫!大丈夫!」って何も考えてない老鼠。
大体そんなに簡単に両国の国籍に出来るなら、日中カップル(特に日本で出産した)の間ですでに情報として流れているはずだけど、そんなこと出来るって聞いたことないんですけど。どなたか日本の出生証明書でチャレンジしたことのある方いませんか~?

写真:中国で出産するためにはこの書類が必要。猫がもし元気だったら中国で生むつもりで老鼠父に用意してもらったものですが・・・そんな元気はなく日本でも大変だった。中国で生まなくてよかったです。
市街地はそれほど広くない双鴨山の郊外はとってものどか。そんな田舎の役所の言うこと、猫は疑ってしまうんですけど・・・田舎だからこそ出来るいい加減戸籍処理?

中国の友

2009-11-29 16:40:06 | 中国滞在編
ねこの中国滞在中の楽しみ、「友人達に会う」ですが、その中に1人連絡が取れなくなっている友人がいました。それは老鼠を上海のマッサージ店に紹介した、双鴨山の按摩専門学校時代の友人で、このブログにも以前登場したことがある女性です。
散々お世話になっていながら、老鼠が日本に来てからまったく連絡を取っておらず、とっても気になっていました。老鼠は上海に帰ってから、以前いたマッサージ店にでも聞けばいいやと思っていたようですが、猫はなんだか双鴨山に帰っているような気がして「早く探し出せ。」と老鼠をせっついてました。
だって5年以上も上海の同じお店で、過酷なマッサージの仕事(風俗系ではない)をしているとは思えなかったのです。猫にせっつかれた老鼠は、按摩学校の友人やらに連絡を取り、友人を探し出してくれました。そうしたらほらっ、やっぱり双鴨山に帰ってきてるじゃない。上海に帰ってしまってからでは会えなかったよ。
3人でレストランで再会。友人は猫より少し年下ですが、まだ独身とのこと。何しているんだ中国の男性は!女の猫から見てもこんないい女性、なぜほおっている。猫が男ならとっくに嫁にしている。それとも友人の理想が高すぎるのか??
同姓から見てすばらしいと思う人が、異性に受けるとは限らないと言う典型的な例のようだわ。次に会う時には今より幸せになっていて欲しいです。中国の人は割りと引越ししまくるから、これからはちゃんと連絡しなきゃ。

写真:上海に長年いても相変わらず素朴なままの友。このときもトイレに行った振りして、こっそり支払いを済ませていると言うスマートさ。猫の方が年上だけど見習いたい。
双鴨山のレストランで。やっぱり茶色ですが、どれもとてもおいしかたです


美容室に行ってみた

2009-11-25 17:22:44 | 中国滞在編
双鴨山から帰る前の日、ずっと気になっていた老鼠実家のあるマンション1階の美容室に行ってみました。猫と同じ年くらいの女性が1人でやってる小さなお店です。
ストレートパーマして欲しいなと思ったのですが、やっぱりやめてカラーにしました。値段は色々らしいので、「一番いい薬使って丁寧にお願い。」って言うと80元でした。猫は一度やってもらいたい、座ったままシャンプーを期待していたのですが・・・日本と同じでした。
ここではもう最初から日本人だとばらして、会話を楽しむことに。だって中国人の振りしてると、時々会話のスピードについていけなくなって・・・疲れる。
すると「旦那さん優しいね。先日も値段とか色々聞きにきてたよ~。奥さん大事なんだね~。」 照れるじゃん。「へへへ」何て言ってると、今度は老鼠母登場「丁寧にしてあげてね。」って過保護だなぁ。嬉しいけどさ、あまり嫁を甘やかすとろくなことないよ~。とことん甘えちゃうよ~
双鴨山ではカラーだけにして、上海でストレートパーマをあてました。90元・170元・280元とコース(やっぱり使う薬が違うらしい)があったので、一番高い280元にしてみました。ここも仕上がりはとってもよく、しかも店長さんがとってもイケメンで、「やっぱり上海は違う!」とおのぼりさんふうに楽しんでみました。だって、双鴨山は角刈りオンリー・・・・見飽きて、角刈りでお腹いっぱいになりそうでした。このお店で初めて、座ったままシャンプーしてもらってる人見ました。普通のカット&シャンプーだとしてくれるみたいですが、猫はやっぱり寝てシャンプーでした。
日本よりとっても安くて、技術も日本と変わりない、猫は中国の美容室にすっかりはまりました。中国人の女性と結婚されている殿方、奥様は中国に帰られるたびに、髪型や色が変わってませんか?だって猫も日本の高い美容室に行く気がなくなりましたから。

写真:双鴨山で行った美容室。
老鼠実家の窓から下を覗く。朝まだ薄暗いうちに清掃員の方がお掃除してます。だから道はとてもきれいでした。中国の田舎も変わりつつありますね。

あかすりとマッサージ

2009-11-23 22:50:44 | 中国滞在編
中国に行った時の楽しみ「かっこいいお兄さんに足つぼマッサージをしてもらう」ために、わざわざ念入りに脱毛して足をすべすべにして行ったのに、何処にあるのさっそんな暇が!ヤンヤンのお世話に疲れて、頭痛がひどい猫を老鼠が連れて行ってくれました、大衆シャワー場の中のマッサージ室に。
ベットは2つだけで、おばさん按摩師が2人・・老鼠と2人並んでマッサージ・・違うぞ猫の希望と!でも頭のマッサージはとっても気持ちよかったです。20分10元とリーズナブルだし。確かに気持ちよかったんです、その時は。でもおばさんが気合を入れすぎてくれて、血行がよくなりすぎたのか、しばらくして頭が痛み始めました。猫の頭痛は片頭痛だから、あったまりすぎると痛みが増すのよね~。翌日はまったく動けないほどがんがんして1日寝込んでしまいました。やっぱり足つぼにしておけばよかった・・・。
このマッサージ店のおばさんは猫を日本人だと思わず、中国の南方から旦那に実家に遊びに来た嫁だと思ったようです。ん?猫の中国語なまってるのかな?
おばさん「こっちは乾燥してるでしょ~」
猫 「うん。肌がパリパリ、乳液持ってきてなくて・・」
おばさん「買った方がいいよ!」
猫 「マッサージだけじゃなくパックもあるんだ~」
おばさん「肌にいいよ。次はコレにする?」
猫 「うん、じゃあ次はパックしてもらいに来る。」
結局時間がなくていけませんでしたが、どんなパックしてくれるのか気になります。漢方薬とか入ってそうだし。
あかすりも体験しちゃいました。これも大衆シャワー場で。どうやら中国の人は(東北の人は?)毎日はシャワーを浴びず(もちろんお風呂にも入らない)、たまに浴びに行っては必ずあかすりしているようで、順番待ちの間に猫はのぼせてしまいました。シャワーなのに・・止めると寒いし。あかすりは念入りで気持ちよかったです。
大衆シャワー場が4元で、あかすりが5元でした。ちなみにあかすりスペースはカーテンなんかで仕切られたりはしてません。思いっきりシャワー場のど真ん中にベッドが2つ並んでて、皆に眺められながらしていただきます。もちろんあかすりおばさんもすっぽんぽん。ちょっぴり恥ずかしいのは猫が日本人だから?

写真:見よ!男の子の斬新な?髪型。ヤンヤンもこんなふうに・・とは絶対思いません。中国では普通??
 

失敗Ⅱ

2009-11-22 10:59:32 | 中国滞在編
結局日本に帰る日は老鼠希望の16日に決定しましたでも猫はどうしても上海で友人に会いたい。14日のジャムス~上海便じゃゆっくり会えないし、遊べない。だったらジャムス~上海便を11日に変更しようと言うことになりました。
そんなことを話し合っていると、老鼠母が「私は上海には行かない!」と言い出しました。「飛行機なんてもったいない!」と。きっとそう言うだろうと思って内緒で勝手にチケット手配してたんですよ。「もったいない、もったいない」で人生の色々な楽しみをひたすら我慢して、苦労して働いて、年とったら息子達のために少しでも遺産を残そうと節約しまくってる老鼠母。そんな老鼠母だからこそ、行ったことのない大都会上海に旅行に連れて行ってあげたいのに。断固拒否ですか・・・。仕方ないので老鼠母の分はキャンセルすることになりました。もちろん好奇心旺盛な老鼠父は「母さんが行かないなら、わしも行かない。」なんてことは言いません。
で、チケット売り場に電話したら11日のジャムス~上海便はあと3席しか残ってないとのこと。
老鼠「今すぐ行くから!便の変更して。」 この時点でPM4:45でした。
係員(女性)「え~、もうすぐ下班(退勤)よ~。」 仕事は5時までらしい。
老鼠「え~、ちょっと待ててよ!資生堂の洗顔石鹸あげるからっ。」
係員「・・・分かりました。待ってま~す。」 
おおっ、余分に買っておいたお土産がこんなところで役に立つとは。老鼠とタクシーに飛び乗りチケット売り場にGO・・・・でも通勤ラッシュにあいタクシーまったく進みません。仕方ないから信号待ちの途中で降りて、2人でダッシュ。
「ゼェゼェ・・ぐるしい~もうだめ~!大丈夫、迷子にはならないから老鼠1人で先に行ってて~!」あぁ、情けないです。ヤンヤンが走り始めたら、追っかけるのは無理みたいなので、迷子防止ひも購入決定です。
着くとすぐに資生堂石鹸をお渡しして、無事3人分の便変更と、1人分のキャンセル&払い戻しをしていただきました。横で小学生の女の子がかばん背負って待っていたので、たぶん学校終わったらお母さんの職場に来て、一緒に帰宅してるんですね。
かくして、当初の予定は変更となり
11日 双鴨山~ジャムス~上海
12~15日 上海で遊ぶ
16日 上海~日本 となったのです。
もう懲りました、いい勉強になりました。次から子連れ旅行の時は予定はしっかり立てて、予約は抜かりなくしないと。

写真:近くの人民広場より。広場に面して1階スーパー・2階幼稚園・3階ダンス教室が入った建物。
10月でもトラックでスイカ売ってます。老鼠父「どれにしようかな~」
古いマンションと新しいマンション。


失敗Ⅰ

2009-11-20 19:18:13 | 中国滞在編
猫達のもともとの予定では、
10月15日 双鴨山~ハルビン もちろん火車(硬臥)
10月16日 ハルビン~上海  飛行機
10月16日~18日 上海で友人と会う&観光&買い物
10月19日 上海~日本の我が家 お疲れ様でした!
のはずでした。また、上海に行ったことのない老鼠両親を上海旅行に連れて行くつもりでもありました。ところがハルビン~双鴨山の火車の旅があまりに過酷だったので、週2便あるジャムス~上海の飛行機を利用することにしました。ジャムスまでだと客車(バス)で1時間半で行けるし、予定より1日早いけど14日の便もあるし。
早速買い物に出かけたついでに、ホテルの1階にあったチケット売り場で、5人分のチケットを確保。大人は1人1460元、ヤンヤンは200元・・・結構高いですね。
後はすっかり忘れていた上海~日本の予約をすればOK。チケットは60日オープンすでに購入済みだから、老鼠が東方航空に電話しました。
老鼠「19日で大人2人、赤ちゃん1人でお願いします。」
東方「お客様のチケットですと、19日の便の場合差額がお一人様1500元になります。」
老鼠「・・・・なんで???」
東方「お客様のチケットは格安のオープンチケットですが、座席数に制限がありまして、すでに満席になっております。16日と23日でしたら、差額なしでご搭乗いただけますが・・・。」
老鼠「え~!そんなの聞いてないよ~!」
いや、老鼠・・・せっかく変更可能なオープンチケット買ってたのに、行きの浦東空港で遊びほうけてすっかり予約を忘れていた猫達の失敗だよ・・。
老鼠「どうする?どうする?」
猫 「じゃあ、せっかくだから(ビザ取ってるし)23日まで延ばす?猫17日・18日に上海の友達と約束してるし。」
老鼠「え~!僕早く日本に帰りたい。ヤンヤン心配だし・・・16日にしようよ。」
2人とも差額1500元×2人分を払って19日に帰るつもりはまったくないことで一致しましたがっ、「早く日本に帰りたい。」だとう。具合の悪いヤンヤンと、延期を希望する猫を無理やり連れて帰ってきておいて、なんなんだそれは!
老鼠は満足したでしょうが、ヤンヤンの下痢がようやっと治まってきて、猫は残りわずかな中国滞在時間を上海でようやっと楽しめるかなって思ってたのに、14日にジャムス~上海で16日上海~日本じゃ友にも会えないし、上海でも1日しか遊べないじゃん!
つづく・・

写真:本文とは関係ないけど、ついに食べて(食べさせられて)しまった・・虫類。香辛料が効いていてまずくはないけど、おいしくもない。男達はこれをつまみにビールをぐびっ。
猫が大好きな豆腐脳。朝ごはんにぴったり。
猫の大好物たち。椰子汁(ココナッツミルク)・焼き芋・茶卵・糖フー蘆。出かけると必ず購入。

ヤンヤン的生日

2009-11-18 10:33:16 | 中国滞在編
10月10日、ヤンヤンはやっと1歳になりました
ヤンヤンはまだ食べられないけど、ケーキは欠かせません。スーパーでもパンコーナーでバースデーケーキ売っているのを見ましたが、甘いもの大好きな猫でも食欲を失うできばえで、なんじゃこりゃなケーキが鎮座してました。そこで老鼠とバースデーケーキ・披露宴用ケーキ専門店に買いに行きました。どうやら若いご夫婦でやってるようで、お店も清潔だし、並んでるケーキやクッキーもおいしそうで、ちょっと安心。
1歳の誕生日のケーキでなんと12元、安っ!ケーキのスポンジにその場でデコレーションしてくれます。とっても手際よかったです。主役はどうせ食べられないからちょっと小さめですが、長寿のお祝いケーキなんかは、日本では見かけない巨大さでした。
家では老鼠母が気合を入れてご馳走を準備してくれて、夕方からお誕生会。ヤンヤン、変な王冠載せられたり、テーブルの上では小さい花火兼ローソクがパチパチ鳴ってるしで、びっくりしてちょっと涙目。あれ~?おかしいな、猫の予定ではヤンヤン大喜びの演出なんだけど・・・。
パパママ・ジジババで「生日快楽(ハッピーバースデー)」歌いながら、ビデオ撮影してパパママ・ジジババは大満足。まぁ、そんなものでしょう、たぶん。2歳の誕生日はヤンヤン自身も楽しめるかしら?

写真:ヤンヤンのケーキをデコレーションしてくれてます。デコレはもちろん中華風。ヤンヤンは鼠年なので生クリームで鼠さん乗せてくれました。味はまぁまぁ、スポンジ部分にもクリームやフルーツがはさんであるともっとおいしいけど、双鴨山では合格点でしょう。
「ママ、変なもの乗せないでよっ!」
ぱちぱち火花散らしながらつぼみだったろうそく台が開きます。ハッピーバースデーのメロディー付き。ヤンヤンびっくり!

全家福

2009-11-15 10:37:27 | 中国滞在編
中国語で家族全員の集合写真のことを「全家福」と言います。老鼠が言うには、今回老鼠父が一番楽しみにしていたことが、全家福を撮ることだったらしいです。
遼寧省に住んでいる老鼠兄は、国慶節の連休を利用して帰省してくるわけだから、そう長くは滞在できません。春節は寒すぎるので猫達は帰省したくない。だからヤンヤンが腸炎だろうがなんだろうが、老鼠兄家族が帰省している間に、猫達も帰省させたかったのです。
ちなみに老鼠母はと言うと
老鼠母「ヤンヤンはいつから調子悪いの?」 
猫 「もう9月の初めからずっと・・・」 
老鼠母「え~~~っ!」
やっぱり老鼠父、言ってなかったな。老鼠も共犯です。
猫 「お義母さんヤンヤンの腸炎知らなかった見たいだけど、言ってなかったの?」
老鼠「うん・・」
猫 「知ってたら、絶対帰省反対するよね?治ってからにしたらって。」 
老鼠「うん・・・あのね、ババ(老鼠父)全家福撮るのが夢だったの・・。」
ヤンヤン<老鼠父の夢(全家福)な訳ね。やっぱり男親ってっ!
怒りがこみ上げる猫ですが、全家福を撮ったマンション横の公園で、たむろしているお年寄りが皆なんとなく寂しそうなのを見て、少し老鼠父の気持ちも理解できました。
昔は大家族で賑やかだったのが当たり前の中国も、いまや日本と同じく核家族化が進んで、家族全員揃うことも少なくなったんでしょう。家族全員でわいわい公園に出かけ、お年寄り達に羨ましそうな視線を送られ、とっても嬉しそうな老鼠両親。少しは親孝行できたかな。

写真:中秋節に全家福をパチリ。
老鼠兄が遼寧に帰る日に、隣の公園でパチリ。
公園にたむろするお年寄り達。お友達はたくさん出来そう。

双鴨山の車事情

2009-11-11 14:21:07 | 中国滞在編
双鴨山市は周りを山に囲まれた、いわゆる盆地に開けた都市です。夏は東北なのに割と暑くて、冬はとっても寒い・・・最悪な気候条件です。でも周りが山なので、きのこや山菜がいっぱい。
さて、盆地なので駅から老鼠実家までもずっと坂道です。だから自転車を一台も見ませんでした。重慶とかもそうですよね。市民の足はと言うと、まず徒歩ですが、ほらっ、坂道だからちょっと遠いと疲れるわけです。でタクシーはというと、近場ですと6元、メータはなく乗るときに交渉しないといけないのですが、人民にとっては1人で乗るにはやはり割高なわけです。
そこで今回猫達が一番よく利用した線車の出番です。ミニバスなのですが、老鼠実家の前を本当に10分おきくらいに走っていて、1人1元。一応バス停はありますが、乗りたいところで手を上げると止まってくれて、降りたいところでおろしてくれます。例えば信号待ちのときに「ここでいいや。」って言うとドアを開けてくれる。ちゃんと乗降口に車掌さんもいます。
荷物だけ乗車ってのも見ました。お金と荷物車掌さんに預けて「OOのバス停まで。」って、で荷物の受取人がバス停で待ってる。便利です。この線車、あたりはずれがあって、新しくてきれいなのもあれば、ぼろぼろでドアは車掌さんがゴムひもで引っ張って、かろうじて閉まっている・・・なんてのもありました。とにかくお世話になり、猫が気に入った乗り物です。
中国は昔よりはずっと増えたものの、車を所有している人は日本よりずっと少ないですが、老鼠兄は丹東から丸1日かけて車で帰省して来ました。その車と言うのは前にも書きましたが、職場の車・・老鼠兄も車持ってるらしいのですが、老鼠曰く「たぶん自分のはぼろぼろだから、見栄張って職場のいい車拝借したんじゃない?」 う~んそれも中国人の面子ってやつですか?
その老鼠兄に、友人との待ち合わせ場所に送ってもらっている車内での会話。
老鼠兄「猫は免許とって、車運転して何年になるの?」
老鼠兄、自分は運転経歴長いんだぜ~と言いたげ、ちょっと自慢げ。
猫  「もう20年くらい。」
老鼠 「猫は毎日運転してるけど、無事故無違反でゴールド免許だぜ!」
あ~あ、老鼠兄のプライドずたずた・・・。それに猫がもし中国で運転したら、5分ともたず事故ってるよ。やっぱり老鼠兄は運転上手だよ。でも老鼠兄が天狗になるといけないので、黙っておきました。意地悪な猫と老鼠です。

写真:老鼠実家に一番近いバス(線車)停。
線車の中。
運転中の老鼠兄。実家にたどり着いた時には長旅で埃にまみれてたけど、いつの間にか洗車してぴかぴかになってました。そうそうちょっと拝借した物のは大事に使わないとね。

中国的健康

2009-11-09 11:25:01 | 中国滞在編
日本でも有名になった北京の遊園地のように、中国の遊園地・テーマパークには??な物が多いと思います。でも公園・広場は楽しい。
写真は老鼠実家の裏にある山の上の公園ですが、無料で使える健康器具があって、子供からお年寄りまで、楽しみながら運動が出来ます。なぜ日本にはこういう公園がないのかな?といつも思います。
この公園から下ったところには人民広場があるのですが、そこでも毎日皆が(おばさんが多い)ダンスしてたりして、見てると楽しいです。でも猫はその中に入る勇気はまだないんだな。
よく食べ、よく動き、冷たいものは極力とらず、そして薬は漢方!
多くの中国人が実践しているであろう健康法。かたくなにこの健康法を信じ、続けている老鼠両親だけど、結構病気がちなのはなぜ??
滞在中老鼠父が頭痛と耳鳴りがひどいと言うので、脳のMRIを受けに行くように言って、老鼠父も病院に行きました。そして「CT撮って来た。特に異常はないって。」・・・だ~か~ら~MIRを撮れって言ったでしょ!魂抜かれたりしないから!
老鼠母にいたっては腎臓(たぶん腎盂)に結石があるのが分かっているのに、ほったらかしてます。小さいうちだったら超音波で砕けるから早く病院に行けって言っても、お金がもったいないからって行きません。だ~か~ら~結石がでっかくなりすぎて手術ってなったらもっとお金かかるのよ!
結論:普段健康に気を使ってる老鼠両親だけど、それでも病気になった時の対処方法を誤っている・・・。それを繰り返した結果、病気がちになっちゃったってとこですね。誰かこの「病院嫌だ~。」って駄々をこねる、でっかい子供のような老鼠両親を、大人しく病院に連れていく方法を教えてください。

写真:じいちゃんも楽しめる。実際孫と一緒に来てるお年寄りも多かった。
老鼠すご~い!運動神経抜群です。さぁ、その体力を後何年維持できるか?
親子3人だともちろん楽しい。