老鼠按摩店

妊娠も９ヶ月目に入り、お腹もスイカのように真ん丸くなり苦しい毎日です。でも何故か心配していた妊娠線とやらが出ないのは、もともとお腹がたるんでて皮の面積が人より多かったせいかしら？？
そしてここ最近胃や肺が子宮に圧迫されてご飯食べると胸焼けしたり、ひどい時には呼吸困難に陥ります。ぜぃぜぃはぁはぁ、すってもすっても酸素が足りないって感じで、登山用の小さい酸素ボンベ買いに行こうかしらと思っていたら、猫のそんな様子を見た老鼠が腕のマッサージをしてくれました。
何で腕？？と思いながらマッサージされてると、あれっ、呼吸がすごく楽になったぞ。老鼠曰く、腕には呼吸系の経絡があるそうで、妊婦が息苦しくなるのは肺が圧迫されるのもあるけど、大きくなった赤ちゃんが出した老廃物を血液が運び、その分運べる酸素量が少なくなるためだとか。だから呼吸系の経絡・つぼをマッサージして血液の流れをよくすると楽になるらしい。
こんなこと病院ではしてくれないな。たぶん苦しいと訴えても「皆さんそうですよ。」とか言われておしまいだな。すご～い老鼠　呼吸困難になるのは夜が多いのですが、そうなったら老鼠のそばに行って両腕を差し出してます。家にマッサージ師がいるって便利だわ。

猫羨慕朋友

猫の朋友が９月から上海に留学します。彼女の中国語はすでに上級クラスなので、今回の留学が終わるころにはさらに磨きがかかってることでしょう。
猫はそんな朋友が羨ましくてたまりません。もともと結婚前に上海に行って老鼠と語学学校に通うつもりだった猫。でもかたくなに結婚に反対し、老鼠に会うために中国に行くことを拒む猫の両親に老鼠をあわせるため、先に結婚して老鼠を日本に呼び寄せ今に至ってます。
老鼠は「猫はもう中国語勉強しなくても日常会話は問題ないし、中国で暮らし始めたら自然に覚えるよ。」と言いますが、猫がまだ留学したい（学校でなにも考えずひたすらみっちり勉学してみたい）と思っていることは知っています。
結婚して、もうすぐ子供も出来て、今とても幸せで、これ以上望んだら罰が当たりそうですが、朋友の話を聞いてついつい羨ましいと思ってしまいます。

静静地看書

最近夜眠れないことが多い。ヤンヤンが元気すぎて（お腹が波打ちます）目が覚めたり、お腹が張って苦しかったり、足が浮腫んでしびれたり痛かったり・・・一睡も出来ないこともあります。最初は「それでも寝なければ」と思い電気を消して無理やり目を閉じていましたが、そうしていると余計に痛みを感じてしまうので、今ではあきらめモードになり「眠れるまで起きていよう」と思うことにしました。それにヤンヤンが生まれたら夜も昼もないだろうし。
でも夜中にごそごそ家事をするわけにもいかないし、第一具合が悪くて眠れないのだからベットに横たわってなければならない・・・つまらない。
そこで家にある本を再び読み漁ることにしました。我が家にある本の中で猫が特に好きなのはパール・バックの「大地」。中国の清朝末期～革命期の混乱の時期を書いたものですが、これをはじめて読んだのは中学生の時でした。そしてこの小説は当時ＮＨＫ番組「シルクロード」とともに猫が中国に興味を持つきっかけにもなりました。なかなか読み応えのある小説で、文庫本で４冊になります。
それを静かに読みながら、当時の中国の様子を想像したり、時には自分をその中の登場人物に置き換えたりしているうちに、具合が悪いことも忘れてそのまま眠れることもあります。
学生時代はかなり本の虫だった猫ですが、最近小説の類から遠ざかって図書館で借りるのは実用書が多くなっていました。でもあらためて思います、本（小説）っていいなぁ。ヤンヤンが生まれたらたくさん絵本を読んであげよう

マザークラス

猫が通っている産婦人科ではマザークラスⅠ・Ⅱ・Ⅲとあり、Ⅰ・Ⅱはその産婦人科で出産する人は必ず受講、Ⅲは希望者のみ受講します。昨日は最後のⅢクラスに出席してきました。
Ⅲクラスは赤ちゃんの抱き方、オムツの替え方、沐浴の仕方、母乳のあげ方など人形を使って練習します。ですから皆初産の人ばかりで人形相手におどおど・・でもとても楽しく勉強できました。
助産師さんがお手本見せてくれたあとに、自分達でやってみるのですが、よしっ分かったぞとと思っても実際やってみるとあれっ？どうやるんだっけ？？？なんとも頼りないプレママ状態。しまいには習うより慣れろだ！どうにかなるさと開き直る猫。誰も手伝いにはこないのですべて自分でしないといけないのに、このいい加減さ
そんな猫を見てこりゃやばいと思った老鼠、図書館で沢山育児書借りてきて熟読。ますます老鼠がどうにかしてくれるさと余裕の猫。でもこのリラックス具合がストレスためず楽しく育児できる秘訣だと思うんですよね～

小麦粉

先週久々に餃子を作ろうと小麦粉を買いにいくと、以前は２５０円前後だったいつも使っている強力粉が３２０円に値上がりしていました。老鼠は相変わらず米よりは面食が好きなので、この値上げはかなりきついです。しかも１０月にまたあがるらしいじゃないですか
さてこの小麦粉ですが、私は餃子を作る時は強力粉、マントウを作る時は強力粉・薄力粉半々、クッキーなどお菓子のときは薄力粉か中力粉って使い分けていますが、老鼠の言うところによると中国にはそんな区別はなく、小麦粉は小麦粉だとのこと。でも日本じゃそれぞれ値段も違うし、用途も違うのになと思っています。
今まで中国に行っても小麦粉なんて買うことないからスーパーでも注意してみたことがなかったのですが、この老鼠の言うことが本当かどうか気になります。
老鼠が知らないだけで実は老鼠母はきちんと使い分けていたのか、中国では自分でクッキーやケーキを作ることがなく、すべての小麦粉がいわゆる日本の強力粉なのかもと、小麦粉のことが気になって仕方がないこのごろです。
どなたか教えてください。

宝宝的名字Ⅳ

やっとヤンヤンの大名（正式な名前）も決定しました。日本でも中国でもＯＫな漢字1文字にしました。今日本で流行っているなんて読むか分からないようなしゃれた名前ではないですが、そんなにありふれてもないと思います。ヤンヤンが気に入ってくれるかどうか分かりませんが、猫と老鼠は気に入ってます。
老鼠はちゃんといい画数かどうかも調べました。猫の氏と老鼠の氏はたまたま同じ画数なので、変更してもＯＫです。これでいつ生まれてもあわてなくてすみます。
中国はその代によって1文字つける漢字が決まっているそうですね。老鼠の代は「祥」と言う漢字だったそうですが、老鼠父はそのおおらかでなにごとにもこだわらない性格ゆえ、老鼠兄弟3人ともその字は付けてません。つけてもいい名前だと思うのですが、何故か付いてません。ちなみにヤンヤンの代は「作」と言う漢字だそうです。これはいまいち・・・なので即却下です。
あと親戚や兄弟が使っている漢字も使えないそうですね。日本だと兄弟で止字を揃えるとか、親の名前を1文字取るとかするけど、そういうの駄目みたいです。名前の決め方も日中で違っていて面白いなと思いました。

なんて確率・・

今朝仕事に行こうと車に乗りアクセル踏んで・・・あれ！？動かない。そういえば私が乗ってるのに、車体が右ではなく左に傾いてるような。下りてみると左前のタイヤがパンクしてました。
何か小さいボルトのようなものが刺さってます。そういえば昨日買い物に行ったとき、運転中に突然ぼこっ、ぼこっって何か踏んだ感触があったな、石ころでも踏んだんだろうと思ってたけど・・・このでかい釘だったのね。
実はこれ今の車（7年目）で2回目なんです。前回のパンクも何かのボルト踏んでました。道にたまたまボルトが転がってて、それを上手に踏む確率ってどのくらいでしょう？私ってすごい命中率だと思うのですが、まったくありがたくない。
懸賞とかにもよく当選して自分は運がいいなと思ってたけど、こういう悪いことの確率も高いのね
前回はタイヤも新しかったので、修理してもらいそのまま使いましたが、今回はタイヤの溝も私が見ても分かるくらいかなりすり減ってきてたので、交換を勧められました。で、パンクしたやつだけにするか、思い切って4本換えるか悩んで4本全部換えました。今年冬の車検でも「そろそろタイや換えませんか。」って言われそうだし。予定外の痛い出費（２８０００円）ですが、これからヤンヤンも乗せるんだから安全な方がいいよねと自分に言い聞かせて。
車って便利だけど、ホントお金がかかるな　そして老鼠の原付も、もともと中古だから時々修理しても調子が悪いらしく、新しいのが欲しい様子。「猫も少し出してあげるから新しいの買ってもいいよ。」何ていったけど、そんな余裕はなくなりました。

準備好了

先週の妊婦検診で逆子と診断され、予定帝王切開だから逆子でも心配ないけど「ひょっとしたらそろそろ破水しちゃうかもね。破水したらすぐ来てね。」と言われていました。まだ予定日まで2ヶ月あるのに今破水してしたら思いっきり早産じゃん、それに宝宝１５００ｇしかないし・・・でもまぁ気をつけていれば大丈夫だろうと思っていました。
で、今週の火曜日マザークラスで入院時に必要なものを教えてもらったので、念のためそろそろ準備しておこうと、マザークラスのあと老鼠と買い物に行きました。この日の猫の行動は、マザークラス→一旦帰宅→入院時に必要なものの買い物（チャイルドシートも買いました）→外食→普通の買い物とあちこち出歩いて結構ハードでした。
そしてその夜トイレに行くと、げっ！出血してる　わずかではあるけどトイレに行くたびに出血している。やばいもしかしていきなりおしるしか！？そうするとそのうち陣痛が来てしまうよ～。
久々にあせりました。夜中の3時に寝ている老鼠たたき起こして、入院申込書にサインさせ、あとは一人であわてて入院準備。えぇ、老鼠はまたすぐに寝ました、まったくあわてず「だいじょ～ぶ」　なんなんだその落ち着きぶりは・・・眠気には勝てぬ老鼠。猫は心配でまったく眠れないのにいぃぃぃぃ。
とりあえず仕事もお休みして、お腹は痛くないので出血の様子を見ようと1日安静にしていました。量は少ないものの1日出つづけて、翌日止まりました。ん！？破水もしないし、陣痛も来ない、そしてヤンヤンはいつものごとく元気まくってるし、早産ではなさそうです。
おかげでのんきな私も一気に入院準備が整いました。

買東西

只今入院時に必要な物や宝宝に必要な物を買い揃えている途中ですが・・・ベビー用品店でもらった必要品リストどうりに揃えていくときりがありません。「必ず必要なもの」と「あれば便利なもの」って書いてありますが、「必ず必要なもの」でも本当にいるの？ってくらいの品数です。これは絶対親の「かわいい我が子のためにはっ」って言う心理をくすぐって余分なものを買わせるベビー用品店の策略だな、貧乏な猫と老鼠はその手には乗らないぞと買い控えていますが、さすがに消耗品とチャイルドシートは頂ける当てがないので買わなくちゃ。
ベビーカーすら買う気がなく、小さいうちはがんばって抱っこして、歩けるようになったら自力で歩け！とスパルタ育児の予定。老鼠は「ベビーカーの変わりは引越しの時に買った台車にダンボール乗せて宝宝入れてゴロゴロゴロ、僕が仕事に行く時にはリュックに入れて背負って原付に乗って連れて行く。」なんて言ってます。
きっとたくましい子に育つに違いない。
パパとママは君に「安全に這いまわれる空間（新居）」をプレゼントして力・・いえお金が尽きたよ。でもお金のかからない愛情の注ぎ方だってあるはず。そう思っている猫の横で老鼠がスポーツニュースを見ながらつぶやきます「ヤンヤンには小さいうちからゴルフやらせるかな。」　そう、老鼠は知らないゴルフにどれだけお金がかかるか・・・・猫も知らないけど

北京奥運会

昨夜は老鼠と二人北京奥運会の開幕式を見るためテレビに釘付け。普段はメッセンジャーでオンラインになってる中国の友人や親戚も誰もオンラインになっていないかったで、きっと皆テレビにかじりついていたに違いありません。
開幕式が終わるまでに2人が「おおっ！」「わ～っ！」って何回言ったでしょう？猫と老鼠の感想は「さすがチャン・イーモウ」でした。どの演出も好きですが、2人は鳥の巣に向かう足跡の花火がお気に入りです。最後は2人でテレビの前で拍手して「無事に終わってよかったね。」って。
それにしても一体どのくらいのお金と人が動いたのでしょう？老鼠は選手入場の時にトラックの周りにに並んで手拍子とかしていた小姐達を見て「今日北京のマッサージ店は儲かるよ。皆足疲れてるから。」なんて言ってました。あんなきれいな小姐達のおみあしをマッサージできたらよかったのにね、老鼠。
猫　「そういえば老鼠、私達前回のアテネオリンピックが開かれてた時に初めて出会ったんだよ。覚えてる？」
老鼠　「えっ！？そうですか～？」
・・・覚えてないんかい