老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

買東西Ⅱ

2007-12-21 21:46:37 | 結婚編
上海3日目は丸1日買い物に費やしました。猫はツアーを利用して中国に行った時でも、ガイドさんに連れて行かれるお店では買い物はしません。でもツアーだと必ず高いおみやげ物屋に連れて行かれるので、暇つぶしに眺めるだけ眺めます。しつこく商品説明する小姐に「これとまったく同じもの、他のところで10分の1の値段で売ってたよ」と言ってみると、「それは偽物で、ここのはすべて本物です」 工場で大量生産したような小物に本物と偽物って・・・・おいおい。
もちろん老鼠と猫が行くのは、現地の人が行く大きなスーパーや批発店(卸売りのお店)。今回の買い物は老鼠が日本に来て使うもの。
老鼠のお買い物リスト
1.大量の中国の調味料&香辛料(八角やら花椒やら)と食料品
2.洋服 (日本でも安い中国製手に入るのに、老鼠は日本は何でも高いと思ってるから。そういう猫も中国で洋服買うの好きです。)
3.電子辞書(中日・日中辞典が入ってるやつ)
一番高価な電子辞書は何件かお店を回って、色々物色しました。値段もピンからキリまで。老鼠は安い中国製(中国で製造していると言う意じゃなくて、中国の会社が製作・発売している)を買おうとするけど、中日辞典見てみると訳が非常に怪しい上、音声が出るものは日本語の発音がなんじゃこりゃ。「これを使って勉強しても日本語は一向に上達しない」保証書つきのような代物。一番高かったけど、猫も使っているC○SIOの音声付(猫のは音声なし)のにしました。これでしっかり勉強してね老鼠!
4.日本で配るための喜糖(写真。中国で婚礼の時に配る飴)
猫はチョコレートが好きなので、飴ではなくチョコレートにしました。青と赤のパッケージそれぞれにチョコレートが2個ずつ入ってました。
5.DVDいろいろ(老鼠の暇つぶし用、中国の連続テレビドラマ)

猫と老鼠の大きなスーツケースはパンパンに。そしてこの老鼠の中古スーツケースがその後大変な目にあうのです。

中国でストレートパーマ

2007-12-21 20:00:08 | 結婚編
婚沙照撮影も午前中でおわり、午後から中国の友人に美容院に連れて行ってもらいました。この友人は老鼠の同僚(マッサージ師・女性)で同郷、老鼠を上海のお店に紹介してくれたのもこの友人です。彼女がいなければ猫と老鼠は出会ってなかったので、2人にとってはキューピットです。
彼女が行きつけの美容院に連れて行ってくれるというので、中国の美容院はどんなだろうと興味があったけど行ったことがなかった猫は、遠慮なく連れて行ってもらいました。お店はかなり小さくて、ぼろっちい感じ。でも働いてるのは若いお兄さんばかりで、お客さんも若い女性が多く、けっこうはやってました。猫の髪は硬くて多くて少し癖があるので、彼女はストレートパーマを薦めます。割引チケットがあるからと支払いも彼女がしてくれたのですが、たぶん一番いいメニューだったので、(メニューをチラッと見たところ)300元~400元くらいだったと思います。げっ、高い!と思いました。だって老鼠の上海での月給は2000元くらい、たぶん彼女も同じでしょう。なのに400元も使わせてしまって・・・彼女の髪も癖がありますがストレートあててないので、普段自分は安いメニュー(カットのみとか)しか利用しないのではないでしょうか。なのに猫のために一番いいメニューお願いして、さっさと支払い済ませて、美容師さんに「日本から来た大事な友達だから、ちゃんとお願いね」って、かっこいい ほれてしまいそう・・・
美容師さんも「大丈夫、まかしとけ」って手際よく猫の髪をカットしていきます。おっ、日本と変わらない、いい感じいい感じ。ストレートパーマも2人がかりで丁寧に丁寧に、たっぷり4時間ほどかかりました。その間美容師さん相手に中国語会話練習。シャンプー台が日本のと違ってて少し疲れましたが、仕上がりはかなりGOOD。ごわごわだった猫の髪もさらさらに。まぁそれなりに値段もいいけど、やっぱり日本より安いので、マッサージに続きはまりそうです、中国の美容院。もし先にはまったのが美容院だったら、もしかすると猫の旦那様は美容師だった?!いえいえ、猫と老鼠の出会いは必然だったと信じましょう

写真は朝の上海南京路。猫は中国の朝が好きで、日本では夜型ですが中国では早起きです。

拍婚沙照Ⅱ

2007-12-20 21:51:33 | 結婚編
6月17日結婚して3ヶ月、やっと新婚別居生活が終わりました。猫は老鼠を迎えに上海へ  2日目の朝、ホテル近くの食堂で朝ごはんを食べたあと、南京路をお散歩。 すると老鼠いきなり写真館へ入りました。猫は双鴨山でとった婚沙照はあまりに不自然なので、撮り直したかったけど、老鼠の反応はいまいちだったのであきらめてました。それにしても老鼠、いつも突然すぎるよ、2人ともまだ歯磨きもしてないよ・・・。今度は前回のよりちょっとだけ贅沢に、ウエディングドレスとチャイナドレスと満族の民族衣装にしました。もちろんメイクは控えめに、誰かちゃんとわかるようにしてくださいと注文して。
満族の民族衣装は婚沙照というより仮装ですね。普段着れないものを着てみたかったんです。チャイナドレスはやっぱり中国人と結婚したからには、これを着なくてはと思ったのですが、小太り気味の猫にはなかなか酷でした。美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに・・ではなくもっと悲惨なことに、それがチャイナドレス。カメラマンさん「は~い、新娘お腹引っ込めて~」 ふきだす老鼠、笑えない猫 結局猫が一番気に入ったのは普通のウエディングドレスでした。
30ポーズ撮って、気に入った20ポーズをアルバムにしてもらって、1ポーズは写真立てにしてもらって(本当は大きなパネルがセットだけど、飾る所ないから)約3万円也。双鴨山で作ったアルバムの約2倍の大きさで、上海のど真ん中の写真館で撮ってもこの値段。やっぱり安い。
猫の目標1(目標が多すぎて時々忘れる・・・)
チャイナドレスの似合う体型になる!なったらまた写真を撮る。そんな猫の大好物はチョコレート目標達成できたら奇跡ですね。

在留資格認定

2007-12-18 22:31:32 | 結婚編
追加書類を送って2週間後の4月18日、老鼠の在留資格認定書が送られてきました。3月22日に申請したから、大体2ヶ月ですね。猫はすぐにそれを上海の老鼠にEMSで送り、老鼠は瀋陽の日本領事館にビザの申請に行きました。
申請の時老鼠は領事館で色々質問されたようです。どうやって知り合ったのか?誰かの紹介か?日本語が話せなくてどう交流するのか?等等。猫は猫が入管に提出した質問書の内容を、前もって老鼠に知らせてあったし、交流はもともと中国語のみだったので、特に心配はありませんでした。5日ほどで老鼠のビザが下り一安心。
猫は老鼠を迎えに行くことにし、6月17日上海行きのチケットを買いました。結婚して3ヶ月、やっと一緒に暮らせます。
老鼠の来日が決まってから、猫はまたまた忙しくなりました。猫の棲みかは、キッチン込みで10畳ほどの1人暮らし用ワンルームマンション。そこに2人で住むために、毎日模様替えと掃除・・・どうしてこんなに物が多いんだろう。そう、猫は物が捨てられません、何でももったいないと思ってしまいます。でも老鼠の寝床を作るためがんばりました。
さぁ、老鼠

写真は中国で配る用、猫バージョンの結婚しましたはがき。



猫あせる

2007-12-17 17:38:04 | 結婚編
入管に老鼠の在留資格認定申請書を出したのが3月22日。大体2ヶ月くらいみておいてといわれたので、猫ものんきに構えていました。
そうだ、みんなに結婚したこと知らせなきゃ。
猫は「結婚しましたはがき」を作成。老鼠や親老鼠にも中国で配ってもらおうと思って、全部中国語で作りました。猫は人にあまり相談とかしません。自分が決めた道は、人になんと言われようがつきすすむタイプです。だから友達にも何も言わず結婚したので、はがきもらった友達はびっくり、しばらく猫宅の電話が鳴り響くことになりました。
嬉しかったです。相手が中国人だからと心配する友人はおらず、みんな心から「おめでとう!」と言ってくれてるのが伝わります。まだ老鼠はそばにいないけど、結婚したことを実感したのでした。
4月下旬入管から書留が。きた~!どきどきしながら開けると、それは在留資格認定書ではなく、書類の再提出要求・・・ なんで~??あんなにたくさん資料出したのにっ。入管は老鼠一家全員の戸口(戸籍)簿の写しを要求。しかも5月上旬までにとある。老鼠と親老鼠、一番上のお兄さんのはすぐFAXで送ってもらってOK。問題は二番目のお兄さん。ちょうど軍を除隊して公務員になったところで、戸口を書き換えてる最中でした。中国の戸口には軍役の欄があるからです。間に合わない・・・どうしよう。とりあえずお兄さんにはよくわからないけど役場の証明書送ってもらって、説明文とともに入管に送りました。ついでに「結婚しましたはがき」と早く一緒に暮らしたいからよろしくねと、嘆願書も入れました。はがき上は老鼠の住所はすでに日本ですから

在留資格申請

2007-12-17 13:45:01 | 結婚編
まだかまだかと市役所からの電話を待ってると、午後2時「お待たせしました、打ち出せるようになりました。」と連絡がありました。猫の住んでいる地域の入国管理局は午後4時まで。戸籍をとって入管に着いたら午後3:30。間に合った~
猫が入管に出した書類一覧
1.在留資格認定証明書交付申請書
2.質問書(2人の交際の経緯とか、家族関係とか、かなり詳しく書かされます)
3.(配偶者の記載の有る)戸籍謄本
4.猫の住民票
5.猫の在職証明書
6.猫の所得証明書(源泉徴収票)
7.身元保証書(原則日本人配偶者なので、猫が書きました)
8.配偶者の写真(4×3、3枚)
9.430円切手(簡易書留代)を貼った封筒
10.公証書(国籍・出生・結婚)
11.中国でもらった赤い結婚証(入管でコピーをとってたような)
12.猫のパスポート(これも猫の中国渡航暦をコピーしてたような)
以上が入管が求めている書類ですが・・・・猫はこのほかに、2人の交際を証明するもの(偽装結婚と疑われたくなかったので)として
1.国際電話の明細書
2.ビデオチャットの画面の写真(老鼠の顔とチャットの内容がわかるように)
3.結婚式の写真
4.老鼠から送られてきた小包(プレゼント)のラベル、と猫が送ったEMSのラベルの控え
5.老鼠からのLOVELOVEなラブレターのコピー
全部中国語だけど、入管には中国語がわかる人もいるでしょう。さぁ読んでください、このLOVELOVEなレターを!
愛してるよ~猫 
僕達の愛は世界一偉大だ!
はい、自己満足です。入管の人だって暇じゃないんだから、他人のラブレターなんてじっくり読んだりしないでしょう。猫が出来ることは全部やりました。あとは結果を待つのみです。

猫再始動

2007-12-17 12:32:39 | 結婚編
中国から帰った猫は、今度は老鼠を日本に呼び寄せるため再び始動。結婚の感動の余韻に浸っている暇はありません。浸ろうにも老鼠はそばにいないし・・・。
帰国した翌日は金曜日だったので、早速市役所に行って日本での結婚の手続きも済ませました。猫がすんでいる街の市役所には国際関係の係りがあり、窓口の人も手馴れたものです。交証書等確認して、はいOK。えらい簡単、日本でも結婚証とかあればいいのにな。日本人同士の時も何もないのでしょうか?
でもここで問題発生。普通なら1時間ほど待てば戸籍謄本が出来上がるのだけど、主人の苗字の漢字は日本にない漢字なのですぐに出来ないとのこと。
猫 「今日午後から入国管理局に行って、戸籍謄本提出したいので、その漢字の部分だけ手書きでもいいですよ。」
役所「それは出来ないんです。新たに外字登録して打ち出すようになるのですが、市民課すべての端末で打ち出せるようにしますので、土日にがんばります。火曜(月曜は祝日でした)には打ち出せると思いますので、出来上がったらご連絡します。」 がんばりますと言われては、お願いしますとしか言えません。
老鼠の苗字は日本にない漢字、猫の苗字も中国にない漢字。なんて面倒なんでしょう・・・。
猫の長い結婚休暇も火曜日まで。もし火曜日に間にあわなかったら、次の有休(4月)まで入管に行けない=老鼠の来日がその分遅れる。お願いね~市役所さん。その間猫も入管に出す書類にぬかりがないか再確認。

しばしの別れ

2007-12-17 01:19:16 | 結婚編
翌日2人は上海へ。上海でのホテルも予約してなかったので、老鼠の職場のある南京路でホテル探し。南京路にも2・3星クラスのホテルが何件かあります。まず1軒目「今日はあいにく満室です。」 2軒目も同じ・・・・上海一の繁華街(おのぼりさんがたくさんいる所)を、でかいスーツケースゴロゴロ引きずりながら、さまよう猫と老鼠。3軒目でようやく寝床確保。ふ~、疲れた・・・。今回中国でのことは老鼠にすべてお任せしたけど、ホテルの予約にしても飛行機のチケットにしても、すべて行き当たりばったり。どうやら老鼠の辞書には「計画的」って言葉はないらしい。
猫もどちらかというと行き当たりばったりで、猫の「だいじょ~ぶ、だいじょ~ぶ」は友達を不安にさせるらしいけど、老鼠の「大丈夫、大丈夫!」はもっと不安。でも全然余裕がないよりはいいかもね。
上海で1泊して猫は日本へ帰国 無事結婚できたのに、すぐに一緒に暮らせないのがつらいところ。でもすぐ手続きするから、それまで老鼠は日本語の勉強でもしててね

写真は猫の足をマッサージする老鼠。とてもまじめな仕事ぶりも、老鼠のポイントの1つでした。

ハルピンⅡ

2007-12-16 23:11:37 | 結婚編
旧ソフィスカヤ教堂からは、中央大街を松花江に向かってお散歩しました。中央大街も中国語で書かれた看板を見なければ、ここはヨーロッパ?っていう感じ。ここでも猫は甘栗購入・・・だめだ、もし中国に1ヶ月もいると完全にデブ猫になってしまう。おいしいものが(しかも安い)多すぎるよ。
松花江は冬には凍結してスケートとか出来るらしいけど、猫が行ったのは3月中旬なのでもう氷はほとんど解けていました。今度は氷雪祭り(1月~2月)の時に来てみたいな。
お散歩のあとは腹ごしらえ。猫達は小さな食堂に入り、焼きそばを注文。そして老鼠はもう一品、なんと蚕のさなぎの串焼き な、な、なに注文してんのよ!,
老鼠曰く「栄養があって体にいいよ。」 体によかろうが猫は絶対無理!結構です、遠慮します。焼きそばはおいしかったです。日本の焼きそばより好きかも。
でも猫は日本に帰ってきて、しまった!と思いました。どうして焼きそばなんていつでも食べられるもの食べて、ロシア料理食べなかったんでしょう。ハルピンだったらきっとおいしいロシア料理のレストランあったはずなのに。ボルシチとか食べたかったな~。もしハルピンでロシア料理召し上がった方いたら、感想をお聞かせください。
写真は中央大街、歩行者天国です。

ハルピンⅠ

2007-12-16 10:34:44 | 結婚編
朝ハルピンに着いた猫達は、また民航ホテルに行き上海行きの飛行機のチケットを買い、今晩泊まるからと猫の大きなスーツケースを預け、ハルピン観光へ繰り出しました。
ハルピンはロシアが極東における拠点として、建設した街なのでいたるところにロシアンスタイルの建物があります。まず向かったのはそのうちの1つ旧ソフィスカヤ教堂。猫はヨーロッパとかには行った事がないので、こんな大きな教会を見るのは初めてです。老鼠も中には入ったことがないらしいので、ちょっと高め(1人30元だったかな)だけどチケットかって中に入りました。中には色々な展示物がありましたが(教会に関するものや昔のハルピンの写真とかも)、猫が気に入ったのは中央のドーム、下から見上げると迫力があってとてもきれいです。この教会をバックに婚沙照撮ったら絵になるな~。でも冬は無理だなこの寒さでドレスになるのは・・。
教会の外でロシア人発見、美しい 一緒に写真とりたいけど、猫はロシア語なんて話せません。すると老鼠が近寄っていって「○▲×■☆♪」ロシア語じゃない(怪しい英語?)けど通じたぞ。でもこの写真、猫が写ってなかったらもっと絵になったかも。教会とロシア人だけとって、「ロシアに行って来たんだ~」って言ってもばれないね、たぶん。
猫にとって冬の中国といえば糖葫芦(サンザシ等を飴で固めたお菓子)。あちこちで売っていて、猫はついつい引き寄せられます。老鼠は、あれっ猫がいなくなったって時には、食べ物の屋台の前を探せばいいのです。