老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

帰ってこいコールⅡ

2011-03-16 12:28:12 | 和宝宝在一起編
老鼠家族からの帰ってこいコールが激しさを増してます。放射能漏れや物不足のニュースを見てからはなおさら・・・。老鼠がいくら「ここは事故があった所からは遠いから大丈夫!」と行っても聞く耳持たずって感じです。
確かに猫も老鼠もいずれ起こるであろう南海大地震は不安だし、ローンが組めるなら中国にマンション買ってもいいかなと思い始め、日本で働いていても中国でローンが組めるのか聞いたりしてました。たぶん無理だと思うけど。それに中国に帰る条件として「老鼠が先に帰って仕事を見つけてから猫達を呼び寄せる」は譲れません。
老鼠父の意見
3人で双鴨山に帰ってきなさい。住むところは心配ない。家賃は要らない。ちなみに老鼠両親は老鼠兄のいる遼寧省丹東に新居を買って、間もなく引っ越し予定です。
老鼠父よ!自分たちでさえ少しでも暖かい所に引っ越したくて、双鴨山を離れるのにそこに帰ってこいとはどういうことさ・・・。それに老鼠は双鴨山では稼げないから上海にいたんじゃない。
老鼠母の意見
ずっとじゃなくていいから2・3カ月放射能がおさまるまで避難してきなさい。
老鼠母よ!被災も被爆もしていない猫達が避難すると、仕事を失うのよ。2・3カ月たって日本に帰ってきたら夫婦そろって無職ってどうよ。とにかく老鼠両親2人とも、心配性(地震や放射能が心配)で楽観的(帰国した後のことをまったく考えてない)です。しかも2人とも「3人そろって」を譲らないので、猫の条件と平行線のまま。老鼠も「僕が先に帰って仕事を見つけないとどうやって生活するの?」と言っても、そこはとっても楽観的に「どうにかなる。」
猫はヤダよ。もともと楽観的な猫、だから親の反対を無視して老鼠とも結婚できた。老鼠と2人だったら「どうにかなるかもね~」ってすぐにでも中国に行くかも。ひもじい思いしながらでもどうにか生きていくかも。でも昔と今は違うのよ。ヤンヤンがいるのよ。ヤンヤンにひもじい思いはさせたくないよ。
QQで老鼠母と話をしてる老鼠の横でつぶやいた「あなた(老鼠母)の息子は老鼠、そんなに心配なら息子だけ帰国させなさい。ヤンヤンは猫の息子。あなたの息子ではありません。ヤンヤンは猫が守ります。」 聞こえてないと思うけど・・・・つい言ってしまった。
猫って嫌な嫁なんだろうな・・・・。決して老鼠母が嫌いなわけじゃない、むしろ好き。血がつながってない猫のことまで心配してくれてるのもわかる。ああぁ、自分の心が荒んでる気がする。
老鼠両親と夜11時まで話して、その後老鼠と話していたら、先に寝ていたヤンヤンが突然起きだして激しく嘔吐。げげっ!2時間吐きまくったので夜間へGO。1月と同じくウイルス性嘔吐下痢だと言われたのですが、下痢をしないのよヤンヤン。それに吐く以外はとっても元気なんですけど。前回も今回もなんだか晩御飯食べすぎの消化不良じゃないのかって気がしてきた。ヤンヤンが嘔吐したなんて言ったら、老鼠両親は「放射能のせいだ!」って言って、猫は「帰ってこいコールⅢ」を書く破目になるでしょうから、内緒内緒。

帰ってこいコール

2011-03-13 16:40:48 | 和宝宝在一起編
地震の映像をテレビで見続けているであろう老鼠両親・親戚から「中国に帰ってこい!」コールが。
そう心配してなかった老鼠父も、被害の状況が明らかになるにつれ心配になったのか「住むところは用意してやるから!」 でもその手にはのらないぞ老鼠父。前回双鴨山に帰った時、今老鼠両親が住んでいるマンションを200万で買わないかと老鼠に打診してきたそうだが、猫は双鴨山のマンションなんて要りません!老鼠も双鴨山には要らないと言ってたし。「住むところを用意」ってその話を蒸し返すつもりでしよう。
老鼠母は「上海でもいいから。上海なら猫もすぐ日本に帰れるし。賃貸でいいから。猫とすぐ相談しなさい!」
老鼠が大丈夫だと言い聞かせても、老鼠両親は興奮してます。猫はその説得を聞き疲れて思わず、「老鼠とヤンヤンは2人で中国に帰っていいよ。猫は死ぬ時は日本で死にたい・・・・」なんていいました。老鼠も疲れて「分かった、分かった。」と適当に返事してます。
いいんです、別に3人そろって中国に帰っても。でもね簡単に帰って来いっていうけど、仕事や住まいはどうするのさ~。住まいは賃貸を借りれば取りあえずしのげるけど、仕事は・・・・老鼠のマッサージだけじゃ家族3人暮らしていけないし、老鼠両親が援助してくれるはずもない。大卒でも仕事が見つからない状態な中国に帰って、日本よりいい暮らしができるとは思えないんですけど・・・。
とりあえず日本地図でも送って、我が家の位置を確認してもらおうと思い100円ショップに行ったけど、県別の地図しかなかったわ。

地震

2011-03-12 11:00:03 | 和宝宝在一起編
昨日、地震(津波)の様子を見て、あまりのすごさにテレビの前で固まった猫と老鼠。猫は東北に親戚や知人がいるわけではないけど、衝撃でもう半泣き状態。老鼠はしきりに感心している。「日本人は冷静だ!情報が早い。」 東京で帰宅困難者の方が黙々と歩いていたり、きちんと並んでバスを待っている映像を見て「さすがだ!こういうところは日本のいいところね。暴動も起きてない。」
そして猫が昔、通勤しながら中国語講座を聞くために買ったポケットに入る小さなラジオを引っ張り出して、二人で聞いてみる。おおっ、中国語でも地震情報放送してるよ。最近では、中国語より日本語のほうが上手なんじゃないって感じの老鼠でも一安心。やっぱりあせった時は中国語なのね。
そして中国の家族・親戚・友人からひっきりなしに連絡が。全部「大丈夫か!心配している!大丈夫か知らせろ!」って内容。皆猫達が住んでいる四国と東北の位置がよくわかっていないらしい。唯一冷静だったのは、パソコン買ってほぼ毎日QQで一家三人の様子を見ている老鼠父。最近グーグルアースで日本旅行を覚え、我が家の位置も映像で確認済みなので、心配ないと思ってたとのこと。現在老鼠兄宅に行っている老鼠母は「昨夜は心配で眠れなかった。」と今朝連絡が。老鼠父よ!一人で安心してないで、皆に知らせてよ。老鼠叔母に至っては「早く猫とヤンヤン連れて中国に帰ってきなさい!」 おいおい・・・・。
でも心配してくれる人たちがたくさんいるってありがたい。さて、老鼠に「日本地図ある。どこらへんが被害にあったの?」と聞かれ、我が家には中国地図や世界地図はたくさんあるのに、日本地図が一枚もない事に気がついた。日本に住んでいる老鼠すら、どこが被害にあったのかわからないのだから、中国の知人が心配するのも無理はないよね。
幸いなんの被害も受けていない猫達がこれから被災者の方にしてあげられること、できることはしてあげようねと話し合って、昨夜はいつもより遅い就寝となった。そして今朝ヤンヤンを保育園に送って行った帰りに買い物して帰ろうと思って、お財布の見てた猫に老鼠が「買い物しないよ。こんなときに贅沢しないよ、節約するよ。寄付するよ。」
日本人猫・・・・反省。お買い物はしませんでした。