荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

ドラム練習(107時間目)

2011-05-21 22:39:32 | ドラム
あまりに練習しても休憩時間が多くなるだけでかえって効率が悪くなる。
かといって2時間では短い。3時間くらいで、「あぁ、もっと練習したい」と思えるくらいがいいのかもしれない。


高橋まことが「スティックとスネアがあればどこででも・・・」ということを本の中で言っていたが、「なんでスネアなんだろう?」とドラムを始めたばかりの俺は思っていた。でも、よく考えたらスネアはビートを刻むうえですごく重要なんじゃないかと感じてきた。音色も他の太鼓と違う独特のものがある。

あるときから、右手にとにかく意識のほとんどを向けて練習しているようになっていた。なにせ文字を書くこと以外は使うことがない右手を鍛える必要があった。それはそれで間違いではないだろう。ただ、左利きである長所を生かすことはできないものかと思っていたら、左手はスネアを叩く重要な手だという当たり前のことに気づかされた。スネアだけではない。軸足が右足の俺はバスドラも得意な足なことに気づいた。

スネアとバスドラ(左手と右足)に意識を最大限傾けて叩く。
全体に演奏が引き締まった感じがする。ただ、そうなると右手が全然だめだし、楽譜を見ることも散漫になってしまい、演奏全体としては昨日までよりも傍目から見ると叩けなくなっているようにみえるかもしれない。けれどもこの効果は必ずいい方向にあらわれると思う。左手と右足が意識せずともしっかりと叩けるようになってから再び右手に意識を向ければよい。リズムをとるのが右手ではなく、左手と右足でとるようになったというべきだろうか。

左手と右足に意識を向けると右手にへんな力がかからずスムーズに叩けるようになっている感じもする。もちろん、左手に力をかける割合が強くなるとスネアの位置も下げなければならない。それに伴い全体のセッティングから見直さなければならない。しかし、それもまた楽しい。

バイクのときもセッティングをいろいろと自分なりにさぐっていくのが一番楽しかった。でもあまりにもめんどくさかった。イニシャル調整くらいなら簡単だが、フロントフォークの突き出し具合、フォークオイルの油面調整、オイル粘度etc。いちいちガレージまでもどらなければできなかった。ドラムの場合はすぐにセッティングを変更できるところが楽でいい。


それにしても完全にドラムが中心の生活になってしまった。テレビの録画もたまりまくり。世の中で何が起きているのか全くわからなくなってしまった。もともとAKBが出演するテレビとかはあまり見なかったが、劇場公演からも干されている中で興味がだんだん失われてきている。

次の全国握手会でワクワク感を感じることがなければ、そしてギターでもはじめたら時間が全く足りなくなり、このままフェイドアウトしていくかもしれない。まぁ、それでも普通のファンになるくらいだろうが。