荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

タダシンヤ 「わずらわしい」をたたいてみた

2015-10-12 13:01:00 | ライブ
タダシンヤ 「わずらわしい」をたたいてみた


久しぶりに撮影してみた。

練習記録をつけなくなり、総練習時間もわからなくなってしまた。それでも週に2~3時間はどんなときでも練習している。

この曲は15年の春に発表されたもので、わりと早いうちにアップロードしなきゃと思っていたが今になってしまった。
ハイハットの細かい動きがあるのだが、無理するとノリが悪くなるので一部省略してあるが、聴く分に違和感は全くないはず。

タダシンヤの今までの曲とはイメージががらっとかわっているが、こういう16ビートノリの8ビートは好きな方で演奏するのがとても楽しい。

一番のお気に入りの部分は3分くらいから3分20秒。シンバルチョークがびしっと決まると気持ちいい。





@JAM EXPO2015

2015-08-30 17:41:25 | ライブ
会場着は10時くらい。昨年と違って勝手が多少わかっているので、早速荷物を置きにVIPルームへ向かう。

VIPルームから直にメインステージを眺めることができるので、エビ中を少しだけみる。エビ中をみるというより、ストロベリーステージがどうなっているかをみていたというのが正しいが。

昨年よりスタンディングエリアが狭くなっていた。シート席が増えていたが、ここまでシート席を増やすこともできるのかと思った。

エビ中は全部見ることはなく、会場探索。とにかくややこしい。ひと通り把握してからもう一度VIPに戻る。同室のヲタさんと情報交換。とても良い方で、タイムテーブル表をいただいたり、話し相手になってくれたりと感謝、感謝。

その方は昨年もVIPとして来られていたようで、俺もそうだし、それ以外も昨年もVIPだったという人はそれなりにいた。昨年よりも待遇が明らかによくなったのはストロベリー、キウイ、ブルーベリーの3ステージで最前エリアが保証されていることだ。昨年は際横エリアが確保されているだけだった。

11時5分からブルーベリーのANNA★Sをみる。何度となくみてきたが、最前で観るのは赤坂元気劇場と今回の2回しかない。いつの間にか杏奈は高校3年生になっていて時の経つのが早いことを感じさせる。一時より勢いがなくなったと言われるアンナッツだが、3人の実力は前よりも上がっている。歌にハーモニーが入れられればもうひとつ上のステージにいけるはず。


続けてブルーベリーでFulful☆Pocketをみる。解散したからっと☆が復活とあって、初お披露目にもかかわらず、多くのヲタが声援を送っていた。

最前というのは、会場の雰囲気はよくわからない。後ろから見ていたほうが、集客や好意的関心層の反応がよくわかる。会場の雰囲気はヲタ層(=信者層)、DD(多神教的信者)、好意的関心層(みてみたい、興味がある)、観察者、無関心層に大別できる。無関心層には何をやっても無意味なので、どれだけ好意的関心層に訴えられるかだが、それが前方だとよくわからない。ちなみに観察者は自己の基準を明確に持っていてよほどのことがない限り動くことはない。

2連続で楽しく過ごした後は一旦外に出る。つりビットヲタとさくら学院の父兄が最前を譲れよと無言の圧力をかけてきたので、こちらも別にこだわりはないわけで外に出る。この同じ時間帯にオレンジステージではRYUTistをやっていたのが苦渋の選択だった。


物販エリアをうろちょろしてまたブルーベリーに戻る。パティロケをみるためだ。左前エリアには2列ぶんのスペースがある。最前は父兄が陣取っているが2列目では楽に見ることができる。吉木さんと金子さんだけになってしまったパティロケだが、どっかのアイドルのサポートを受けてパフォーマンス。どっかのアイドルというのは失礼だが名前を覚えていない。パティロケをこんなに前でみるのは初めてだった。


続けてさくら学院をみる。これまた、こんなに近くで見ることができるとは。でも、さくら学院は後方からみているほうがいい。父兄が小旗を振っている光景とあわせてさくら学院のライブなんだよなぁと感じながら途中で外に出る。

グレープステージで二度目のフルポケをチラ見する。思ったよりも客は少ない。朝にここでまいにゃがやっていたのをチラ見した時は倍の客が集まっていた。

キウイステージへ向かい神宿をみる。最前エリアは俺を含めて3人しかいない。でも、全体にはそこそこの客が入っていた。神宿はみるのははじめて。原宿初、ということを言っていたが意味はわからない。そこそこノリがいい曲で退屈はしなかった。


ということで、お待たせ、RYUTist。

これをみるためだけにVIPを購入したといっても過言ではない。

新潟までは簡単には行けない。向こうからも東京に出てくることはほとんどない。今までに見たのは8回。これでようやく9回目にすぎない。最前でみることができたのは2012TIFのシークレットコート。最前にしか客がいなかったのに、今や東京でもこれだけの客がみているというのは決してRYUTistの人気が上がったのみではなく、アイドルバブルの中でフェスへの集客が格段に上がったというのが適切だろう。

神宿の時と違って最前エリアがそこそこ埋まる。VIPの人でも興味を持っている人がそこそこいるようだ。持ち時間は20分なので、どのアイドルも4曲は歌っていたが、「Beat goes on」を歌ったために全部で3曲。
最初は「夏の魔法」。これだけで2012TIFの思い出が蘇る。最後はいつものように「ラリリレル」。終わった後、近くにいたヲタさんと「よかったねぇ」としばらくお話をする。正その後の特典会にも行って少しお話できて、これで十二分に満足。

夜に小川コータのライブにいく予定もあったが、そちらが予約満杯になってしまったため、結局はこのままずっといることにはなるが、この段階で事実上このイベントは終わりといっていい。


もちろん、いるからにはそれなりに楽しんだわけだが、特筆すべきことはない。
まなみのりさのブルーベリーは最前で当然のようにみるが、これまた最前というのは珍しい。1年半ぶりだと思う。特典会ではアンナッツからは「久しぶり」といつものお約束の会話。フルポケのメンバーははミート&グリートでも楽しい時間を過ごした。

途中でshunさんの曲が流れていたので、寄ってみると青shun学園がステージに立っていたが、shunさんまで立っている。確かshunさんは青shunの活動では表に立たないと言っていたが方針がまた変更になったのか?。Vibesのステージを見た後、VIC:CESSの物販に寄って、ノリくんに「shunさんによろしく」と伝えて、最後はグレープステージのまみりを端っこで見て終わり。帰る準備でVIPルームに戻るとでんぱがストロベリーステージでトリを務めるものだから少し見た。ほんとによくこれだけ大きくなったもんだ。場内でもでんぱ、ばんもん、妄キャリのディアステつながりヲタを相当に見かけた。





楽しかったのは間違いないが、それはフェスとしての楽しさではなく、目当てのアイドルを最前で観ることができたというだけのこと。しかもぎゅうぎゅう詰めではなく。もしVIPじゃなかったら、RYUTistをみられた以外はどうでもよかったと思う。

タイムテーブルが配布されていないことと、ステージの場所を示す立て札が少なすぎるのもダメ。でも、それくらいなものか。それ以外は別に不満はない。

TIF2015もそうだったが、もうフェスを楽しむという感じにはなっていない。だからこそ対バン形式のライブに行かなくなっているのだろう。いわゆる沸き系というかたちでの今のアイドル現場は自分には合わないし、ワンマンを中心に好きなグループのみを追うというスタイルがしばらくは続くと思われる。



今年最初で最後の海

2015-08-14 08:14:55 | ライブ
駅に向かう道の人数が少ない。電車も昨日より客が少なく、お盆休みに入ったことがはっきりと感じられる。お盆も正月も関係ない生活を何十年としていると、だんだんと季節感が生活からなくなってきて、春らしいこと、夏らしいこと、全くしなくなる。

昨日は仕事が終わると超ダッシュで湘南新宿ラインに乗る。夏の仕事疲れがそろそろたまってくるころで、電車の中で寝てたらあっという間に逗子に到着。ここからさらに車で15分は走るくらいだろうか。一色海岸に到着。葉山の御用邸の近くということだが、土地勘は全くないので
「ほぉ」というだけだ。思い出せば、政経塾時代に100キロ歩行というものをさせられて、80kmを過ぎるくらいのところで逗子駅の近くを歩いた記憶がうっすらと残っている。このあたりも歩いたのだろうか。70キロを過ぎた頃から歩くのに懸命でほとんど記憶が残っていない。

海岸には海の家が何軒か並んでいるのだが、どこが目当てなのかわからない。なにやら曲が流れていたので、そっちのほうへ近づくと、サザンの曲が流れていて、海の家がラジカセか何かでサザンの曲をかけているのかと思いきや、タダシンヤが歌ってた。

3月の船上クルーズライブの時もサザンの曲を歌っていたし、こういう企画ライブではいつもと違う「お遊び」がみられて嬉しい。

小川コータくんの「ことのは」、新曲の「season」も歌ってくれたし、短い時間だったけど十分満足。夕暮れの海が感じさせる切なさによく合う選曲だった。

次は小川コータ&とまそん。小川コータを見るのは久しぶり。タダシンヤの「ダイアログ」を歌ってくれたりとファンにとってはとても嬉しいプレゼントで、日はすっかりと暮れてしまったけど、夜風と波の音が重なる素敵なライブは終了。

何もかにもが消費される時代で、楽しさもフローとして消費される。この日のライブのようにストックされる楽しさが残るのは珍しい。何年かに一度はやってほしい。




町田ターミナルプラザ

2014-09-23 13:41:23 | ライブ
神奈川のアイドルが出る無料イベントにANNA☆Sが出るのでいってみた。
場所は前にしず風がイベントをやったことがあるので迷うことなく到着。

お目当てはANNA☆Sだけなので、出番までは目の前にある喫茶店でパズドラ。

ANNA☆Sのヲタはピンチケからヲサーンまで幅広い。女の子のファンもそれなりにいる。後は全体が増えていけばいいだけなのだが、そこが難しい。

ライブは楽しく、物販でチェキを撮って撤収。

今の時点では、まみり、パティロケ、ANNA☆Sは時間があれば最優先していくことに変わりがない。



北参道ストロボカフェ~新宿ReNY

2014-09-14 21:09:21 | ライブ
まみりのアンプラグドライブ。アンプラグドとはいうものの現実にはマイクはあるわけで、アコースティックと同じことだ。

とても聞き応えがあった。まなみのりさをずっと見続けてきてよかった。確かに客の入りはさみしいものがあるとはいえ、こういった試みはどんどんやって欲しい。ギター一本、ピアノ一台なら準備もすぐにできるので対バンとかでも困らないが、この日みたいにピアノとギター、パーカッションとなると、なかなかシンガーソングライターたちとの対バンに出るというのは難しいだろうし、だからといってカラオケだと魅力は半減してしまうだろうし、こういう機会はもうないかもしれない。

二部制だったけど、一部のみで、いつものように物販にもいかず撤収。

千駄ヶ谷に近いところなので新宿までぶらぶら徒歩で帰る。案外と代々木付近というのは知らないもので寄り道してパズドラもやりながら日が暮れるくらいに新宿南口付近に着く。

路上ミュージシャンたちがフェス状態で歌っている。

大阪から二人のミュージシャンが始めて東京でストリートをやるということで、歌っていた。いろいろ話をしてたらやはり上田くん(USAGI)は超有名なようで、みなの憧れや目標のようになっているようだった。

それにしてもギター一本、ピアノ一台というスタイルはだんだんと少数派になっていってる感じがする。バンド演奏そのものをやっていたり、大道芸的なこともあったりとストリートライブというよりストリートパフォーマンスといったほうがいいかもしれない。



日が変わって、新宿ReNYでのAeLL.の解散ライブに行く。AeLL.については今回が書くのは最後になると思う。そのことは後に回して解散ライブのことから。

チケットをファミリーマートで取り出した時に嫌な感じがしていた。ReNYのキャパは公称で800だ。それは一切身動きがとれない状態であり、7割で十分満員状態になる。アイドルヲタは荷物も会場内に持ち込み壁の下におきまくるため、確実に50人分はスペースが割かれる。そうなると500人も入れば満員御礼になる。ところが俺の番号は500番台後半で、これは入れるのか?と思っていた。

開場が14時なのに開演が16時半というのもわけがわからない。開演の時間を16時と勘違いして、16時ちょうどに現地着。みんなのんびりと会話とか交わしているものだから確認すると16時半だった。ところが当然ながらこの段階で客席フロアは満員状態。この段階なら中にはなんとか割り込めたが30分近くもやることがないのは辛いのでドリンクをのみながらヲタの話に耳を傾けたりしていた。いよいよ、開演になるが、フロアには入ることはできない。もちろん、俺だけでなく50人は外に置き去り。フロアへは外扉と内扉があるが、その間のスペースにも人をいれて、外扉も開けて、入れない人たちに音だけは聴けるような感じにしていた。

開演前に外に客が溢れているのを知っているのなら、フロア内の荷物はロビーに出すように指導すべきだし、そういった努力は一切やらず、超満員御礼を喜んでいるだけのスタッフには閉口した。
ちなみに、不満をもらすヲタは俺以外には皆無だっただろう。外からでも軽くヲタ芸したり楽しんでいた。音も聞こえるのでMCとかは聞けるし、なんといってもモニターが(見にくいけど)一台あるのも助かったヲタはいただろう。

ただ、見ることもできないのに、当日券まで出すというのは詐欺のような行為だ。別にAeLL.に感情移入してきたわけではないし、最後のお涙頂戴は興味もないし、30分くらいみたところで撤収。

ソールドアウトにせず、できるだけ売りまくって、それでもここのヲタは満足なのだろうが、普通はクレームが入りまくるだろう。SDNが解散した直後のちゃきのライブがそうだった。いつだったか忘れたがせあらのライブもそうだし、7cmがまだ名前を決めてなかった時のライブもそうだった。チケットを買ったのに見ることすらできないような目に合えば次からチケットを買うわけがない。まぁ、AeLL.はこの日で解散だからいいわけだが。ちなみに、善意でやっている可能性があるのがもっとも始末が悪い。少しでも多くの人にみてもらいたい、チケットを買った人の中で急にこられなくなる人も何パーセントかはいるに違いないetc。こういうかたちでチケットを売られると見ることすらできない人がでてくることが出るのだが、そう何度もあることではないので反省しないのであろう。

AeLL.がなぜ解散になったのかはわからない。もし、最後までみていれば理由めいたことを聞くことはできたのかもしれない。
動員でいえば、2012年の10月のワンマンはO-EAST。ここは500人は入っていた感じ。2013年末のステラボールは600人も入っていればいいくらいな感じ。そして、解散ライブも600を少し超えるくらい。結局ファンがほとんど増えなかったことがわかる。これが売れているのかいないのか判断には迷うが、上がり目はないのかもしれない。その原因のひとつには、今日のようにキャパを超えるくらいにまでチケットを売ってしまうようなずさんさ、そして、それに文句を言う客がいないほど閉鎖されたヲタ環境は一員にあるように感じる。AeLL.にはスタンプカードがあるのだが、それは物販で買い物した時にも一度も「持ってますか」と言われたことはなく、こちらから「下さい」といわなければもらえなかった。既存のヲタは大事にするのは当たり前だが新規獲得をおろそかにしてきたのがこの解散につながっているのではないかと思っている。決して新規獲得をおろそかにしたわけではないのだろうが。


AeLL.をはじめてみたのは2012TIFの時だった。遠目からスマイルガーデンでみただけで、この時はなんとも思わなかったが、2012AIPのトリでみたときに一発で気に入った。ファーストアルバムはとてもよくできていると思っている。それ以後、AeLL.の出る対バンはよくみにいった。ただ、物販はかなり並ぶために3.4回行っただけで、全くいかなくなってしまった。メンバーはみな対応がよくて不快な思いは一度もしていない。ライブで楽しめればそれでよし、といった感じだった。AeLL.の事務所が主催する神ライブというのがあるが、確か2013年の2月か3月くらいだったと思うが、「今年のAeLL.は勝負をかけます」ということを言っていた。年末のステラボールでのライブもかなり早くから告知していた。思えばこのステラボールでの動員で2014をどうするか決めていたのかもしれない。

グラビアアイドルとして有名な愛ちゃん、歌がうまい西さん、脇を固める二人も悪くない。女ヲタもそれなりに多かった。ピンチケも少なくて俺にはいい居場所だったし、アイドルフェスなんかでは欠かせない存在だったが、今日で解散。歌の世界に西さんや愛ちゃんは残るのだろうか?。ソロになっても厳しいことに違いはないだろうが。

メンバーを入れ替えて箱だけを残していくグループもあるが、こうやってなくなっていくグループもある。5年後にライブアイドルの世界はどうなっているのだろうか?。