荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

TIF2013 まとめ(4)

2013-07-31 22:19:57 | ライブ
7cmをみるのはこれで4回目になる。7cmはTry outというイベントを都内各地で行っていて、それに一度参加した。旗揚げライブにも出たし、チキパやpaletとの合同ライブ(アイドルランド)もみにいった。まだまだ新鮮味は薄れていない。

7cmの知名度はまだ低い。MCでは7cmって何?、ということからだいたい始まる。

今吉めぐみが「7cmというのは、、、みなさん、AKB48はご存知ですよね?」と問いかける。このとき「知らなーい!」と間髪いれず叫ぶ。同時多発かもしれないが、これは俺が言い始めたと自負している。

「え?、知らないんですか?」と言うと、また「知らなーい!」と応える。

あたりまえだが知らないわけがない。ただその名前は聞きたくない。俺の中ではこれはネタではなくマジでその名前を聞きたくないだけだ。

「あなたたち、本当に日本に住んでるの?。まぁ、いいでしょう。じゃあ、SDN48って知ってますかぁ?」

間髪いれずに「知ってるー!」。

「あなたたち、どっかおかしいんじゃないの」

そして、7cmの説明をはじめる。ここは各々がいろいろと話すのだが、KONANが「SDNの時のファンはどこにいったんやろか?」と言っていた。

確かに解散コンサートではあるが、SDNはNHKホールをソールドアウトさせた。年に一度水道橋のTDCホールで行われる「誘惑のガーター」公演もほぼフルハウスにしている。しかしながら7cmに集まるヲタはまだ500人にも満たない。実際にエンジョイスタジアムは満員で1000人は入るが、後ろのほうにはスペースがはっきりとみられた。
7cmをお目当てにしていたヲタは200名、みてみようかな?というヲタが100名、次のLyrical schoolやベイビーレイズなどをみるために前ノリしているヲタが200名、まったりしているだけのヲタが50名。こんな感じだと思う。あくまで最前にいたので後ろの様子ははっきりとはわからないから腰だめの数字ではあるが。

SDNは39人のメンバーがいたわけで、その中の7人が集まっても残り32人が好きだったヲタがくるわけではない。SDNが解散してから1年以上がたち、ヲタたちも他の現場に居所を求めたということもあるだろうし、SDNという箱が好きだったというものも少なくないだろう。

光上せあら、河内まさみ、秋田和恵、大山愛美、相川友希の5人が出るライブにいったとき秋葉原ツインボックス(満員で200程度)を埋めることはできていたものの、5人だけではなく他のアイドルユニットを何組か参加させていた。たぶん一人ずつだと平均で50人も客がいない程度になっていると思われる。

9月2日に渋谷WWWでワンマンライブがある。ここを埋めないと先がないということを言っていた。満員で450人を埋めることがはたしてできるか?。


SDNは最後のNHKホールを除いてAKB劇場でしか活動の場所がなかったといってよい。派手な身振り手振り、目立ちたいだけの過度な厄介は劇場ではできない。それもあってか、7cmの現場もいたって常識的な大人の集まりであって居心地はよい。たった4曲だが楽しむことができた。

7cmが終わるとスマイルガーデンに戻る。バクステ外神田一丁目がやっていた。これも大人数でわちゃわちゃやる俺の好きじゃないタイプ。今までに3、4回みているが興味はない。

次はアップアップガールズ(仮)。アプガはとてもスキルが高い。アイドル横丁のときにチキパの「BUNBUN9」を演じていたが本家のチキパよりも上手かったと思う。ただどうにも楽曲が好きではない。何度聴いても好きになれない。


天気が怪しくなってくる。雷がゴロゴロと鳴りだし、風も強くなってくる。

小桃音まいがはじまるときにはポツポツと大粒の雨が降ってきた。そして、まいにゃが2曲ほど歌い3曲目に入ったとき途中で中断のお知らせ。雨から逃れるために屋内に人が押し寄せる可能性が高い。もしかすると、ドールファクトリーのまなみのりさが観られなくなるかもしれない。中断が一時的だとしたらみたかったしず風&絆は見逃すことになる。でも、やはり、まなみのりさを見逃すわけにはいかない。ダッシュでドールファクトリーに入り込む。

結局、観る予定のなかった風男塾をみるはめになった。。風男塾は歌もそれなりにこなすし、別に嫌いというわけではないが興味は全くない。とりあえずは周りに失礼ない程度で手拍子したりするだけ。

そして、いよいよまなみのりさの登場だが、ここでとてもムカつくことがあった。詳述はしないがアイドリングのヲタの態度に我慢がならなくなった。もちろん、アイドリングのヲタが全員こんなやつらではないだろうが、こういうことがあると全員をそういう目でみてしまう。アイドリングには多田慎也も楽曲を提供しているし好きな曲は多い。ただ金輪際アイドリングを応援することはしない。こんなやつらと同じ空気を吸うこと自体ごめんこうむりたい。

まなみのりさがはじまる直前にしず風ヲタたちがドールに入ってきた。

「しず風はやったの?。」

「いや、中止。」

「え?、時間あるんだからドールでもエンジョイでもやればいいのに・・・」

「どうなるかねぇ」


次の日の朝に知ることになるが、中止になったしず風&絆、ドロシーリトルハッピー、途中で中断されたまいにゃのステージは振替で行われることになる。






アイドリングヲタには目もくれず、まみりのライブはいつものまみりヲタとしず風ヲタと楽しく過ごす。しず風ヲタにせよ、まみりヲタにせよとてもいい人が多い。その最大の理由は単独では数十人程度の集客しかのぞめないために他のヲタを巻き込まないとやってられないところにある。大きな会場ではお互いに協力しなければ場が成り立たないから分別ある態度(これとて人によって受け取り方は様々だろうが)をとるのではないかと思っている。

次の日はホットステージでしず風とまみりが連チャンで出演する。明日もお互いに楽しみましょうと挨拶してドールを出る。まみりの次はアイドリングで、スマイルガーデンが中止になった以上、アイドリングをみることもできたのだがみることは毛頭考えられなかった。

これにて27日はおしまい。

昨年は深夜までステージが組まれていたが今年はそれがない。このことが最大の不満だが、翌日のために体力を温存させる必要もあるし、なんといっても月曜は仕事だしはしゃぎすぎるわけにもいかん。
バイクだとお台場からでも遠くない。昨年のようにホテルに泊まる必要もなく帰宅し翌日の準備に備え眠りにつく。

この項続く。

2013TIF まとめ(3)

2013-07-31 00:24:39 | ライブ
まみりが終わり、ビーナスチャーチから物販エリアへ移動する。夢みるアドレセンスのコーナーにいく。夢アドを知ったのは4月だった。そのときから物販にいたマネージャーさんらしき人と話をして「定期公演をやってるんです。ぜひ来てください」と言われていた。月に一回しかないために仕事や他のイベントとかぶると優先順位が低いため今までパスしていた。
ようやく行けるメドがたったのでチケットを購入する。チェキ2枚分の券ももらい、5人の中から2人選ぶ。やはり、前にもチェキをとったことある荻野かりんちゃんと、ドロシーのみもりちゃんをさらに可愛くした感じの志田友美ちゃんとツーショット。
定期公演も順調に売れて少しずつ大きな会場にシフトしているようだし、夢アドもいい感じで伸びてきている。

CD購入エリアはかなり人が並んでいるが、のんびりと並んでJK21のニューアルバムとチキパのニューシングルの予約をする。
JKのサイン会に行って、ももなとサインしてアルバム購入特典のツーショットをとって、時間がまだあったので宮繁のところにもいく。
それにしても一年みているがまみりもJKもさほど濃いヲタが増えていない。いや、濃いヲタは増えなくてもかまわないのかもしれない。いわゆる二推し、三推しが増えていればライブ動員は増えていくわけで、とりあえずの目標としては双方ともに東京で定期公演を行い、300人規模のライブハウスを埋めるくらいにまではしたいところだ。

物販エリアをうろうろしていたら7cmのブースに伊東愛とKONANがいた。なぜかTシャツを2枚買わされる。このあとで甲斐田樹里もきて、更にTシャツを買い増しさせられる。まぁ、汗かいたので着替えたかったからよしとするかと言い聞かせるしかなかった。7cmの子たちとはSDN時代からのつきあいで2年以上になる。握手会だってJKやまみりの比ではない。居心地のよさなら一番だ。


物販・握手エリアでかなりの時間をつぶしてしまい、ビーナスチャーチのpalet、バニラビーンズ、ホットステージのドロシーはみることはできず(そこまでして観る予定はなかった)、スマイルガーデン後方芝生エリアでまったりと川崎純情小町、なあ坊豆腐@那奈をみる。といっても川崎純嬢小町は、へんな曲だなぁくらいの印象しか残っていない。なあ坊豆腐@那奈だが、確かデビューしたのは昨年の11月くらいだったと記憶しているが全く進歩がみられていないと感じた。とりわけ印象がとても悪く残ったのは彼女を物販エリアでみたときだった。客からまるみえのところで足を組んで椅子に座りスマホをいじっている姿はもう彼女の伸び代がこれ以上ないと感じるのに十分であった。チラシを配るなりなんなりやれることはたくさんあるはずだ。さらに、人前ではそんな格好をするのはよくないと注意できる周囲の大人がいないところが致命傷のように思われる。

続けてMariaをみる。これは全く未知数なので興味はあった。しかし、みて30秒とたたないうちに、どうでもいいやと感じ、みにちあベアーズの握手会へ。
なぜ、みにちあベアーズの握手にいくのか?。自分でも何がしたいのかわからないままレーンに並ぶ。

はがしがない!。厳密に言えばあまりにも粘る客にだけ促す程度だ。

ハイタッチ状態で「がんばってね~」と声をかけて風のように立ち去ろうとしていたのに・・・。
前のヲサーンがギリギリまで粘るために俺は前へ進めない。一人1分近くある。小学生の女の子10人近くに一人1分も何を話せというのか?。拷問に近い。年端も行かぬ子どもたちから話しかけられることはない。こちらが話しかけないことにはにらめっこ状態が続く。とにかく、何か話さなければならん!。ここから先は公開せず。

7cmの物販を覗くとまみたんがきている。お仕事中なので一言声をかける。「夜のライブ来てね」と言われたが調子良く「オッケー」と答えてしまう。


再びスマイルガーデンに戻り、佐賀から来たガールズロックバンドのVictoryをみる。かなり前方でみることができた。まぁ、それなりにがんばってるんじゃないかなぁという程度。ドラマーが俺と同等のレベルなのではと感じるくらいなのであとは推して知るべし。みならいモンスター(旧みならいモンチッチ)の方が全然レベルが高い。来年はみならいモンスターを呼ぶべきだな。


握手会に行く予定だったので、小野恵令奈は1曲のみ。唄はうまいほうだと思うが彼女自体さほど興味がないのでさっさときりあげる。


握手会はチキパとまみり。チキパの握手会はあこぎでCD1枚予約すると握手券を1枚もらえるが、メンバー全員と握手することはできない。3人ずつで3つのレーンに分ける。つまり、全員と握手しようとすれば3枚CDを買わなければならない。俺は自分なりに決めていて1枚しか買わない時は関根優那がいるレーンに必ず行く。2枚買った時は渡辺亜紗美がいるレーンも回る。渡辺が関根と同じレーンの場合、山本真凛のレーンにいく。山本も関根と同じレーンならば永井日菜のレーンにいく。間違いなく顔だけはメンバー全員から覚えられている感じはある。俺みたいな新参者がすぐに顔を覚えられるほど握手会にまで来るファンの数は少ない。エイベックスの戦術もまずいように思う。はがしが早すぎる。そのために握手列ができない。待ち時間は1分もない。こうなると、「チキパ、握手会の人数、少なくないか?」とみられてしまう。新宿のサザンテラスにあるなんとかドーナツは数年前まで常に大行列ができていた。おかしなもので大行列に並ぶのを苦にしない人が世の中にはそれなりにいる。そして大行列ができているとそのことで店が評価される向きもある。チキパももう少しゆっくりでいいんじゃないかと思う。客の数が100分の1なのにAKBさんと同じような10秒握手の真似をする必要はないと思う。

みんなから「次はアズールだから来てね」と言われ、俺も「わかった」と軽く返事をしてしまい、ちょっとうかつだったと反省する。アズールでのチキパのライブと同時刻にエンジョイで7cmのライブがある。7cmは2日で2回しかないし、28日もRYUTistとかぶっているので下手をするとどちらもみられない。チキパと7cm、どちらにすればいいのか迷ったあげく、アズールにいく覚悟を決める。

まみりとは先週発売されたアルバムの曲の話など、いつもの音楽会話。


アズールへのエレベーター待ちの列に並ぶ。とてつもない長蛇の列。後1時間ではたしていけるのか?。待ち時間の間、スマイルガーデンのみにちあベアーズとPASSPOをながめる。いっこうに列は動かない。確実にアズールにいけないことがわかったので心の中で「許せ」と頭を下げ、エンジョイに入り7cmに備える。
エンジョイに入ったときには怪傑トロピカル丸がやっていた。新曲を歌っていたようだがぴんとこない。どうにもトロピカル丸も人数だけ増やしてあkb化しているだけにしかみえず興味は全くわかない。

次はNegicco。Negiccoも悪くないんだが刺さってくるものはない。後方で座って音だけ聴いていた。
そして、Negiccoが終わるといよいよ7cm。ズンズン前へもぐりこみ半身最前を確保する。


この項続く。



2013TIF まとめ(2)

2013-07-29 11:28:29 | ライブ
昨年同様、大江戸温泉にバイクを停めて現地まで徒歩で。
テレコムセンター駅のあたりからヲタがうようよしている。無銭エリアでもあるスマイルガーデン近辺はかなり人が多い。

なるべく前でみようというようなことを狙っていないのでオープニングアクトのバンドじゃないもんは端の方からのんびりみる。

二人だったのが、秋葉原ディアステージから3人加わって5人になったのは知っていたが、楽曲の方向性が大きく変わった。前もあまり好きではなかったが、変わったあともピンとこない。心はすでにおはガールちゅちゅちゅに向いているからか、一曲のみみてエンジョイスタジアムへ移動。

エンジョイの中はかなり人が埋まっている。この段階でこれだけ人がいるということは相当に客が多いことがわかる。昨年なんて初日の午前中なんてホットとスマイル以外は最前でみることも可能なステージがたくさんあった。この時点ですでにアズールステージ(昨年のスカイステージ)に並ぶ列がとんでもないことになっている。
ここで想定内の予定変更を行う。アズールはチキパを除いて放棄。ただインフォセンターがただのトークショーをやる場所だということも確定したので、チキパがアズールでやるときに同じ時間でエンジョイで7cmが出演するため、7cmに行く可能性も十分にあり、どちらをとるかはエレベーターの混み具合いにかかってくることを決めておいた。

おはガールちゅちゅちゅは新体操で使うようなリボンをクルクル降ってとてもみていて楽しかった。会場の雰囲気も暖かくヲサーンたちが微笑ましくステージを眺める姿は悪いものではない。
大好きな「小悪魔るんです」もみられたし、つりビット、夢アド、おはガールちゅちゅちゅのみっつは可愛い女の子をぽけーっと眺める癒しの場としてこれからもたまにみる予定。ただ応援するといった感覚はない。より近くでみられたら嬉しいという以上のものではない。

おはガールちゅちゅちゅが終わると即座に隣のドールファクトリーへ移動する。
X21がフィンガー5?の曲を歌っていた。最後に松田聖子の「夏の扉」。パフォーマンスとかそういうことは抜きにして、この大人数でわちゃわちゃやっているものはどうもあkbを連想させてしまう。気がつくとあkb的なるものには全く興味感心がなくなっているどころか、嫌悪するまでになっている自分がいることに気づく。10人以上のメンバーでステージパフォーマンスをするのは至近距離からみた迫力だけが評価できるのみであり、遠目にみているとなにがなんだか全く意味不明だ。

X21が終わるとJK21。TIFのためにメドレーでオケを作ってきたようで、新鮮さがあった。自己紹介は一切しない。それも悪くない。気になれば今の時代ホームページをみてくださいといえばいいだけだし、名前だけ早口で連続に言われても覚えられん。

それにしてもJK21は二日で2ステージ、1トークショーしか出演機会が与えられていない。昨年は確か5ステージ1トークショーだから大幅に減らされている。
もちろん、これはJKに限った話ではない。昨年の7ステージ3トークが今年は6ステージ1トークに減っているから当たり前だ。
また、余裕をもったタイムテーブルが組まれた(今年はスケジュールの遅れがほとんどなかった)こともステージ数が減ったことにつながっている。
この点については、昨年を知っているものとしてはちょっぴりさびしい。さらに、二回しかステージが与えられていない場合、下手すると一度もみることができないケースが出てくる。チキパのように二日で4ステージも与えられているものもあるし、もし来年もあるならステージ組みはもっと改善の余地があると思う。
いくらたくさんやってもスケジュールに遅れが出たら元も子もないわけで、今年は今年で評価していないわけではない。

湾岸スタジオの屋上ステージ(昨年のスカイ、今年のアズール)はロケーションもいいし、演者、ヲタともに評価が高いところだが、ここはエレベーターが混まないように、いわゆるフレッシュ系を配置して混雑を緩和させること。できれば、昨年のシークレットコートも復活すると嬉しいのだが。
でもこれはあくまでみる側の願望で演者からすると観客が多くいる大きなステージでパフォーマンスしてみたいというのはあるだろう。そうなると大箱会場の方が望ましいということもある。とはいえ、ふたつのZEPPをおさえ第二ホットステージを作ることもありだろうが、そうなるとホットステージの価値が下がるという面もあるわけでなかなかに難しい。このあたりは自分の見えないところで何か問題があったということもあるだろうし、結局は運営側に委ねるしかない。にしてもJKの2ステージのみというのはいかにもさびしかった。わざわざ東京におまいつ向けサイン会をしにきたと揶揄されても否定はできない。

JK21が終わると即座に物販の様子をみてホットステージへ移動する。到着するとすぐにCheeky Paradeの出番。会場は7分くらいの入りか?。ライブハウスでの7分の入りというのは実際には十分満員といえる。この一週間で4日もチキパをみているが色々と工夫が感じられる。
持ち歌が10曲に満たないリソースの少なさを嘆いても仕方ないわけで、この工夫は素直に嬉しい。

がんばって少し前の方に入り込んでいったが、7分の入りというへんな間があるせいか、大ぶりなフリコピをするやつがいたり、他にもかなり厄介なやつをみかけた。
どうも「ここはピンチケやりたい放題現場らしい」と感じさせるのかクズが集まってくる。
チキパの現場はこの3ヶ月で20現場ほどこなしている。チキパ単独でのリリースイベントなどではそこまでひどいやつらは数名みかけられる程度なのだと思っているが、こういうお祭りになると「壊れた窓理論」でどうしようもないやつらが集まってくるようだ。それを盛り上がっているととらえるかは紙一重でしかないが、その差は大きい。チキパは嫌いじゃないけど、チキパの現場が嫌いという評判を覆さないと先は見えてこない。

現場には濃いヲタ、薄いヲタ、傍観者、様々な人たちがいるが、周りをリードしてみる側の気持ちを一つにさせていくような大人の配慮が濃いヲタといえピンカスは持ち合わせていない。

彼らがせっせとガチ恋感覚でCDを買いまくろうが、100人が100枚買っても一万枚だ。しかし、その100人のせいで一枚しか買わないファンが1000人増える機会をなくしていると考えると、確かにどちらをとるかと言われたらビジネス的には前者であろう。ファンの絶対数を増やすことをしても、ももクロのように今のご時世、CDだって20万枚も売れない。だからバカからむしりとるんだよ、という焼畑農業的ビジネスに徹するのもありだろうが、それは結局のところ当のアイドルからみれば使い捨てであってその子のキャリアに全くならない。

元来ヲタというものは「在宅」であることが大半であり「現場」ヲタなるものは超少数派であった。だからCDは50万枚売れても中野サンプラザでコンサートということもあり得た。しかし、今はヲタが「現場」化している。「あの現場は醜い」という風評が広がることはライブアイドルには死活問題になる。チキパヲタではないのに周りを不快にさせ、あげくにチキパの評判が下がる、これを防ぐためには普段からどういう現場作りを行っていくかにかかっている。厄介を働くものがCDを一人千枚購入しているというなら、それはそれで許されるのかもしれんが、現実には彼らはただ騒いでいるだけで売り上げに貢献すらしてないかもしれない。

紅衛兵よろしく「造反有理」をどうするかは、まずコミュニタリアン的解決、つまり「ここはお前たちが騒ぐ場所じゃないんだよ」という雰囲気を現場に作ること。次にゼロトレランス的解決、つまり、強権発動で出入り禁止者をバンバン出していくやり方。最後にリベラリズム的解決、つまり、騒ぎたいエリア、着席観覧エリア、まったりエリアなどとセグメントしていくこと。が考えられる。別に差配する立場にはないのでこれ以上は思いつかないが。

どうせ俺なんかは常時500人ほどの現場になったら身を引いていくほうなのだが、乗りかかった船なのでチキパから早く卒業できる方向に動いてもらいたい。TIF2013でどれだけ新規を獲得できたかは8月のリリースイベントで早くも試される。

チキパが終わるとNegiccoはパスして昼ごはんをゆっくりとる。先はまだ長い。慌てても仕方ない。

13時からはビーナスチャーチでまなみのりさ。少し早めに現地に到着すると、いつもの親衛隊たちがすでに集まっている。本当に彼らはすごい。俺にはそこまでの忠誠心はカケラも持ち合わせていない。
「CQCQ」という曲でヲタがスクワットをするところがあるのだが、そのときにスクワットのタイミングがずれないようにといろいろ打ち合わせをしていた。横から話を聞いていたが「一拍多いんだよなぁ」とか話している。面白いものでドラムなんぞやっているとこういうところはすぐにわかる。
タンタンターン、タンタンターンと続くなかで、急にタンタンタータータと三連苻が入るところで一拍多くなると勘違いをしているようだ。前に松下政経塾の塾歌をアップロードしたことがあったが、あれも変拍子と勘違いしているコメントがあった。実は4/4なんだよなぁ。まぁ、知っていることと演奏できるかは別問題なので何も口を挟む資格はないが。

5曲入りのミニアルバムが発売されたばかりでまなみのりさも6年目に突入し、今までとは違う路線に踏み出そうとしている。計3ステージで「BLISTER」を歌うことはなかった。TIFのステージで「BLISTER」は聴きたかった。個人的にはそこが惜しい。

端っこだが最善でみられるのがとても嬉しい。醜いと感じない現場でその輪の周辺にひっそりといてステージとヲタと両方観察できて、たまにははしゃぎ、たまにはじっくりみて、という環境が一番俺には合っている。ヲタからみれば人畜無害、メンバーからみれば美味しくない客、そう思われるくらいが一番楽しい。

まみりのライブは、かなりやりたい放題やっているようにみえながら、なぜかピンチケたちがその輪に入ってさわぎまくることがない。あくまで思慮の働く大人のはしゃぎ場にとどまっている。これは二重の意味でファンの拡大につながらないかもしれない。大人の中にも「醜い現場だ」と思われ、ピンチケには「なんか入りにくいな」と思われるからだ(いや、最初からピンチケの影が見えない現場だが)。

人類史は超長期に渡って人口が増減を繰り返しながら一定の枠に収まっていた。これは「マルサスの罠」と呼ばれている。この「マルサスの罠」をクリヤーしたのがイギリス発の産業革命であった。ここから現在に至る人口爆発が生じた。ライブアイドルにおいてもこの「マルサスの罠」があるように思える。この壁を突破したのはAKBとももクロだけだ。両者とも数年は何をやっても伸び悩んでいたのが、この罠を乗り越えるや否や予想のつかない加速度でブレイクしている。まだまなみのりさはこの罠に引っかかるまでにも至っていない。これからの一年が正念場になると思われる。

まみりが終わると握手会エリアへ。


この項続く。






2013TIF まとめ(1)

2013-07-29 00:14:12 | ライブ
満足度が非常に高かった。ただ不満度が低いというわけでもなく、満足度が高すぎるのだ。

とりあえず明日から仕事が忙しくなるので1週間程度でまとめられればと思っている。

1年間の本格的なヲタ活(AKB~SDN体験はとてもヲタ活とは呼べない)の総決算ともいえるTIF2013へ向けて、この1年で得た経験をフルに使った。夏場の野外ライブのしのぎ方とかは、ヲタ活で学んだというよりもバイクライフが充実していたときに学んだこととかも活用した。

こういうフェスでは大別してふたつのすごしかたがあると思われる。ひとつは普段みることがない、もしくはみたことがないユニットをみる。ふたつめはいつものお目当てのアイドルのところにいつものように行くことである。

1と2は十分に両立することができる。たとえばお目当てのアイドルがひとつしかない場合、空き時間はたっぷりある。その時間を使ってみたことがないアイドルをみればいいだけだ。ただ俺のようにいつものお目当てのアイドルの数が多い場合は、それらを追いかけるだけで手一杯であり、新規開拓をする余地がほとんどない。といってもさすがに空き時間が全くないわけではなく少しはいろいろとみることもできた。


そして、それでよかったと思っている。
TIFは1年間のヲタ活の総決算であって、つまり、1年間応援したアイドルをこの場で感謝の気持ちを込めて今一度応援するといった意味が強いように感じる。それはこのTIFからヲタ活をはじめた以上仕方ないのかもしれない。さらに、このTIFは出演することがアイドルの側にとってもそれなりのステータスであるわけで、自分が楽しむよりも応援するという要素が強く自分に反映される。

どのユニットも最低15分は与えられていたので3曲は披露できる。俺は30分以上持ち時間を与えられたユニットをみていないので、以下のように分類する。
◎ 最初から最後までみた
◯ 半分以上みた
△ 半分以下しかみていない

27日(土)
バンドじゃないもん △
おはガールちゅちゅちゅ ◎
JK21 ◎
Cheeky Parade ◎
まなみのりさ ◎
なあ坊豆腐@那奈 ◎
Maria ◎
Victory ◯
小野恵令奈 △
夢みるアドレセンス ◎
みにちあベアーズ ◎
PASSPO☆ △
7cm ◎
アップアップガールズ(仮) ◯
小桃音まい △
風男塾 ◎
まなみのりさ ◎

10時から21時までで約220分観戦

28日(日)
LinQ ◎
しず風&絆 ◎
まなみのりさ ◎
Cheeky Parade ◎
しず風&絆 ◯
小川真奈 ◎
Tokyo cheer②party ◎
さんみゅ~ ◎
RYUTist ◎
AeLL △
9nine ◯
THE ポッシボー ◯
ベイビーレイズ △
7cm ◯
RYUTist ◎
小桃音まい ◎
ドロシーリトルハッピー ◎

10時25分から21時までで約265分観戦


休憩時間、移動時間を除けば無駄な時間というもはほとんどなかったように記憶している。昨年の反省から待ち時間で時間を削られることを極力避けたにも関わらず、三分の一程度の時間しか観戦に充てられていない。握手会や物販コーナー徘徊にそれなりの時間がとられていることがわかる。


この項続く



ヲタ活家計簿  7月

2013-07-28 23:14:11 | 趣味
7月3日 iTunes1000 250
7月6日 チケット6500  交通費 540 CD 22500 iTunes500
7月7日 チケット5000  交通費680  CD12000
7月15日 チケット2000
7月16日 DVD7000
7月17日 iTunes500
7月20日 チケット3000 CD1000 交通費530 チケット4800
7月21日 チケット3500 CD2000 グッズ500 交通費32200
7月25日 CD1800
7月26日 CD1000 グッズ3400 チケット4000
7月27日 無駄にしたチケット13000 チケット9600 CD7500 写真1500 Tシャツ15000 タオル 3500 グッズ2000 チケット1000
7月29日 交通費290 チケット3500
7月30日 交通費430 チケット3000 グッズ3500


合計180020

まぁ、こんなもんか