この橋は「佃大橋通り」とも呼ばれる、東京都道473号新富晴海線を通す橋で、明石から佃1丁
目に架かります。隅田川最後の渡船場で、320年続いた「佃の渡し」の位置に架けられました。
1964年東京オリンピック開催に備えた関連道路の一部として、戦後初めて隅田川に架橋され
たものです。竣工1964年8月で長さ476m、幅25m。この佃大橋と重なって見える射張橋があ
りますが、これは平成5年(1993)8月に架けられた中央大橋、八重洲通りから新川そして佃島へと
通っています。
私は佃煮が好きですので、佃島などへはよく出かけますが、しょうゆとみりん、それに砂糖で甘
辛く煮詰めた佃煮の香りが漂うよう感じがなんとも言えません。特に、わかさぎ、イカナゴ、昆布な
ど、温かいご飯で戴くとほっとします。