散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

両国回向院(両国2丁目)

2015-10-27 06:06:00 | 日記

      

          供養塔

 浄土宗の寺院、正称は諸宗山無縁寺回向院といいます。この供養塔は、明暦3年(1657)1

月に江戸市中を焼いた明暦の大火による焼死者、溺死者をはじめとして、入水者、牢死者、行

路病死者・処刑者その他横死者に対する供養のため造立されたものです。聡高3.05mで延

宝3年(1675)頃に建立されました。    

        力塚

          鼠小僧の墓

 力塚は天明元年(1781)境内で勧請相撲が興行されたのが、今日の大相撲の起源となり、

明治42年(1909)旧両国国技館が建てられました。昭和11年(1936)大日本相撲協会が

物故力士や年寄の霊を祀る「力塚」を建立しました。    

   ここには鼠小僧のお墓があります。なんでも堅固な屋敷にスルリと入りこむ・・・ということか

ら合格祈願の人々がお出でになり、お墓を削って持って帰るので、困って「お前立て」というの

を作って「こちらを削ってください」と書いてありますよ。面白いですね。一所懸命に合格祈願を

する方々には申し訳ないけれど、可笑しいですね。(写真Mr麹町)