常設展示場は先ず6階の「日本橋」を渡ります。エレベーター前に立派な江戸時代の日本橋が
架かっています。これを渡って「江戸ゾーン」へ入ります。こには江戸城と町割りの構図がありまし
て、その時代の様子が分かります。そこからエスカレーターで5階に降りると、芝居と遊里の様子
などが展開されます。
人気の花川戸の助六ですね。この助六という侠客は、実は曽我五郎で夜毎吉原で、けんかを
売っては相手に刀を抜かせてます。そして源家の重宝「友切丸」を探していたと言う訳です。当時
の江戸では、曽我ものという仇打ちが人気があって、正月初番は曽我ものを上演する習慣があっ
たことから、この芝居を展示したものと思います。(写真Mr麹町)