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杜子春(とししゅん)の最終の一節が彫り込まれています。「お前はもう仙人にといふ望は持って
いまい。大金持になることは、元より愛想がつきた筈だ。ではお前はこれから後、何になったら好
いとおもうな。」「何になっても、人間らしい、正直な暮らしをするつもりです」杜子春の声には今ま
でにない晴れ晴れとした調子がこもっていました。「杜子春」より。
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こうしていると、杜子春が閻魔大王とやりとりする場面が蘇ります。なんとも感動的なシーンで
した。芥川の短編小説「杜子春」、大正9年(1920)に雑誌「赤い鳥」に発表されたものです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
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