散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

史跡 足利学校(栃木県足利市)

2014-10-26 06:06:52 | 日記
     入徳門

        孔子廟

 足利学校は日本で最も古い学校として知られ、その遺跡は大正10年に国の史跡に指定され

ました。学校の創建については奈良時代、平安時代、鎌倉時代などの説がありますが、歴史が

明らかになるのは室町時代の永享11年(1439)、関東管領の上杉憲実(うえすぎのりざ

ね)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、鎌倉円覚寺から僧・快元(かいげん)を招

いて初代の庠主(しょうしゅ=校長)とし、足利学校の経営にあたらせるなどして学校を再興

してからです。  

      学校門

        書院内部

 その後、学徒三千といわれるほど隆盛し、天文18年(1549)には、宣教師フランシス

コ・ザビエルにより日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学と世界に紹介されました。

 江戸時代の末期には「坂東の大学」の役割を終え、明治5年に幕をおろしましたが、廃校直

後から有志による保存運動が展開され、郷土のシンボル、心のよりどころとして足利学校の精

神は市民の中に連綿として生き続け、平成2年の復原完成へとつながり、教育の原点、生涯学

習の拠点として新しい学びの灯をともしています。(足利市ホームページ参照 写真はミスタ

ー麹町)