生島足島(いくしまたるしまじんじゃ)は、長野県上田市下之郷にある神社です。
旧社格は国幣中社で、神社本庁の別表神社です。
生島大神は万物を生み育て生命力を与える神、足島大神は国中を満ち足らしめ
る神といいます。神名帳では、宮中の神祇官西院で祀られる神々23座のうちに
「生島神・足島神」の記載があり、朝廷とつながりの深い神々であることがしられます。
皇室や武将の崇敬が篤く、北条国時が社殿を営繕、真田昌幸・昌之らの武将が
神領を寄進し、社殿を再建するなどの崇敬を表わしています。また武田信玄が上杉謙
信との戦いに際した直筆の願文等が現在も国の重要文化財として残されています。
(写真Mr麹町)