東京都営空港の一つで、大島や三宅島・御蔵島・利島などへ小型機の定期便が
発着する小さな空港です。といっても39haありますがね。敷地内にあるプロペラ
カフェでは、発着する飛行機を眺めたり、隣の格納庫に置かれた飛行機を間近に
見ることができます。
この飛行場は、日中戦争中の1938年(昭和13年)11月、陸軍次官・内務次官から
東京府知事に飛行場建設の協力養成があって、同年12月説明会を経て翌年1月には
調布飛行場の建設が告示されました。大戦中はもっぱら陸軍が使用、戦後はアメリカ軍
の占領を経て、1954年8月に日米共同使用後1973年に全面返還となりました。戦争と
いう歴史はあらゆることに影響がありますね。(写真Mr麹町)