観世音菩薩の縁日あたる7月10日にお参りすると、四万六千日分の効徳に
あずかると伝えられています。よく一日中いうときに「四六時中」と言いますが、
千日詣でとかけて 四六の千倍となったわけでしょう。
友人に言わせると、46.000を365で割ると126年になるそうで、すごい効徳
ですね。また一升は米粒四万六千粒というわけで、一升と一生をかけたものかな。
昔から、多勢の参拝があって、この日に雷除けに赤とうもろこしが売られていた
けれど、不作の年があって「ほおずき」に代わったのだとの説もあります。
一升と一生をかけるとは、江戸っ子のシャレが面白い。昔は雷の被害はたいそう
恐れられたそうで、地震・雷なんでしょうかね。今はオヤジは失格ですがね。