碓氷峠に架かる煉瓦造りの四連アーチ橋で、旧信越本線の横川駅ー軽井沢駅間
の橋梁の一つです。全長91メートル、川底からの高さ31メートル、使用された煉瓦
は約200万個に及ぶそうです。
旧熊ノ平駅は、蒸気機関車が走っていた時代の石炭を積みなおす駅として重要な
役割を果たしていたのです。高崎ー横川間は明治18年(1885)10月、軽井沢駅
直江津間は21年にそれぞれ開業しましたが、碓井峠と呼ばれた横河ー軽井沢間は
碓井峠が急勾配のため、路線決定に紆余曲折し、明治26年(1893)4月会議用となり
高崎ー直江津の全線が開業しました。(写真Mr麹町)