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マチンガのノート

読書、映画の感想など  

愛を読む人:主演 ケイト・ウィンスレット

2018-02-14 00:18:37 | 日記
よく、「日本は恥の文化、欧米は罪の文化」などといわれますが、
第二次大戦をはさんだ時代を舞台にしたこの映画では、主人公は
教育を受けられなかったのか、先天的なものかは不明ですが、
読み書きができないことを恥じて、とにかく隠そうとします。
それが原因で、やっていない罪に陥れられて長期刑の判決を下されそうでも、
隠します。
洋の東西を問わず、周囲と異なることが、本人にとっては大変なことがよくわかります。
中世から近代へと移行して、人間とそれ以外のものへと分けて、人知を超えたもの、
神秘なるものが無くなっていったことが、人間同士の比較、損得比較ばかりに
つながっていったのでしょう。
近代の限界、ということを考えさせられる映画でした。