湖北の町・米原、「まいばら」とも、濁らず「まいはら」とも言われる。
どちらが正しいのかといっても、容易には決められない。
ただはっきりいえるのは、
平成の合併前の米原町は濁らず「まいはら」だった。
それにあわせたのが当時の道路公団、
表示の案内が“maibara”と“maihara”の2本立て
これをきちっと“まいはら”に一本化した。
ところが、2005年の合併で新しく米原市(まいばらし)が誕生した。
合併協議の内容が分からないのではっきりしたことはいえないが
地元の人たちの間で通用していた「まいばら」で決着したのではないかと思う。
「まいばら」で通していた警察やJRの駅などはしてやったり。
小・中学校を「まいはら」、米原高校は「まいばら」こんなねじれも解消した。
ありきたりかもしれないが、こんな話も。
面影は余りないが、米原宿は「旧中山道」の宿場町、
あるアナウンサー氏はどうしたことか「旧中山道」を「1日中山道」と分解し
「いちにちじゅう・やまみち」と読んだそうな。
写真は宿場町のすぐそばに残る「旧米原尋常高等小学校」の校舎。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます