みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

八ヶ岳のコンサート『レジェンド・オブ・クラシックス』

2020-02-10 11:18:39 | 日記

2月8日八ヶ岳高原音楽堂で開かれた『レジェンド・オブ・クラシックス』に

行って来ました。

左 チェロ・古川展生  中 ヴォーカル・藤澤ノリマサ  右 ピアノ・塩入俊哉 

 

このコンサートは毎年2月初めに八ヶ岳高原音楽堂で開かれていて、

ずーっと行きたかった憧れのコンサートでした。

『レジェンド・オブ・クラシックス』はピアニスト・塩入俊哉、チェリスト・古川展生、

ヴォーカリスト・藤澤ノリマサの3人が繰り広げる夢の世界です。

 

出だしは下関で塩入氏と古川氏がコンビを組んで開いてきたコンサートに

藤澤ノリマサさんが加わったことから始まりました。

感触が良かったと感じたのか、3人は 以後、東京帝国ホテルで毎年3人でコンサートを

開くようになり、それがホールでのコンサートへと進化してきました。

八ヶ岳も、今年で何回になるのでしょうか?

私は行きたくて行きたくてたまりませんでしたが、場所的に泊りになるのと

料金のことを考えると躊躇するものがありました。

人づてに「雪の中で聴くこのコンサートは特別」と聞き、「いつか必ず!」と

期するものがありました。

 

昨年・夏に初めて『藤澤ノリマサ サマーコンサート』に参加しました。

八ヶ岳高原ロッジホテルに宿泊し、付属の八ヶ岳高原音楽堂でコンサートを・・

最高の一夜でした。

八ヶ岳音楽堂は木造で出来ていて会場の全面がガラス張りで三角の天井のてっぺんも

ガラスです。

収容人数わずかに250人。

音響が抜群で、ここで聴く藤澤ノリマサさんのベルカント唱法の歌声は

音楽の神様の仕業が降り注いでくれているような錯覚に陥りました。

このサマーコンサートはノリマサさんがバンドを率いて開くもので、

私にとってはいつもの慣れたコンサートのようなものでしたが、

音響抜群の会場でノーマイクが当たり前!

カンツォーネで、もろ肉声の歌声を堪能しました。

 

今回は『レジェンド・オブ・クラシックス』(略して『レジェクラ』)の

コンサートですので、クラシックをメインとしています。

いつもの『レジェクラ』は色々な作曲家の『AVE MARIA』数曲が披露されますが、

今回もそれは外していませんでした。

音は違っても ♪ AVE MARIA ♪ 3曲を次々と朗々と歌い上げるノリマサさんに

何も言うことは無し!でした。 

16曲目スペイン語で歌う『リベルタンゴ』は素晴らしかった!

歌う前に「日本語もまともに喋れない僕が、まったくわからないスペイン語の歌を

歌うなんて」と笑わせ、「会場にスペイン語を話せる人いらっしゃいますか?」と

尋ね、一人手を挙げた人が居て「あらぁ~困ったな」とまたまた笑わせられました。

塩入さんの編曲のようでしたが、この手のものも歌えるんだという感激と感動を

貰いました。

 

16曲+アンコール2曲の中で、前半と後半で1回ずつ塩入さんと古川さんだけの

演奏がありました。

その中でフィギア―・スケーター羽生結弦がプログラムで採用していた『Otonal』という曲を

編曲していたのが塩入さんで、今回から羽生がそれを変えてしまったと苦笑していました。

いつもの『レジェクラ』より、ピアノもチェロも力の入った演奏で華麗でありました。

ピアノの音の美しさは誰でも感じるでしょうが、私はチェロの音が好きで、

古川さんは 今テレビでは”高嶋ちさ子にやっつけられているチェリスト”としてしか

知られていないかもしれませんが、その実態は東京都交響楽団首席チェロ奏者です。

その人の演奏をこの音楽堂で聴ける幸せを噛みしめたのでした。

 

その後、八ヶ岳高原ロッジホテルに戻り、ディナーの時間。

『レジェクラ』の3人も加わって、ノリマサさんの音頭で「乾杯!」。

雪の夜は更けていくのでした。。。

 

雪景色の写真の前に、ホテル売店で売っていた木版画の絵ハガキを紹介します。

平林絳雲作ー八ヶ岳高原ロッジ・オリジナル絵はがきー

 

 

『カラマツのアプローチ』はホテル前で冬は木々も道も真っ白です。

 

ホテルの周囲を撮影しました。

 

 

 

 

玄関 横

 

ロビーから小鳥たちが遊んでいるのを見つけました。

 

 

部屋から覗いた雪景色

 

小海線・小淵沢駅ホームから見る甲斐駒ケ岳 雪少ないです。

駅ホームでは耳が千切れそうな寒さでした。

 

中央線特急”あずさ”から見た富士山。甲府近くです。

 

 

楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、家に帰ったら、KUUが怒っていました。

初日は夫に甘えて暮らしたそうですが、2日目はちょっとした物音にも

玄関に飛び出して「おかあちゃまだっ!」「違ったぁぁ」とがっかり。

私にやっと出会えたら「遅いよっ!」という感じでそ知らぬ顔をされてしまいました。

なかなかこっちを見てくれない。ごめんね。

 


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4 コメント

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やっぱり行かれた。 (やっほ)
2020-02-10 19:56:42
とうとう行っちゃいましたね。
小梅線、清里の一駅先野辺山でしたよね。
二月の雪の中で聴くコンサートとは、ロマンチックな夜を過ごされましたね(^^♪

画像を見る限りでは八ヶ岳の嶺も雪が少ないようですね。
それでもホテル周辺はそれなりに雪が積もって、なかなか良い雰囲気じゃないですか。
そんな景色の中でノリマサさまの歌声聴かされれば、
そりゃもう天使になった気分でしょうね。(^^♪

KUUちゃんは なんと、嫉妬顏ですね(笑)
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やっほさま (みっく・じゃが)
2020-02-10 21:08:41
(笑)
行って来ました。
野辺山の駅の外へ出たら、チラホラと花びらのような雪が落ちてきました。
寒かったのですよ。
それからずっと雪でした。

更に夜更けからは、もっと雪が降ったらしく
朝目覚めてカーテンを開けたら真っ白な銀世界でした。
雪の力は大きくて、目の疲れが取れる想いでした。

ノリマサさんは最高のエンターティナーでした。
更に進化した歌声を聴きました。

KUUは怒っているでしょ?あっはは
返信する
幸せな宵を! (茉那)
2020-02-10 21:27:11
豊でお幸せな一夜をお過ごしになりましたね。

熱中できる楽しみをお持ちのみっくさんを心からうらやましく思います。

また元気をもらって織りのお仕事にもプラスになることでしょう。
雪の八ヶ岳の風景も素晴らしい。

音楽と冬景色のハーモニーを織り込んでください。
返信する
茉那さま (みっく・じゃが)
2020-02-11 10:53:58
はい、しばらくこのような時間は生まれないでしょう。
ピアニストの塩入俊哉さんが、このコンサートを生み出しているのですが、
漱石の『草枕』から引用して
「芸術とは住みにくいこの世でひとときでも住みやすいと感じられるものでなければならない」
そう思ってもらえる音楽を奏でられるように
この3人は集まる使命があると確信しています。
と仰っています。
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