みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

親の姿

2017-04-23 20:01:50 | 日記

仕事に出るときは公共の乗り物を利用しています。

そこで見る人間はとてもおもしろいです。

ある日のこと。

母と子が乗ってきました。子供3歳くらいです。

お年寄りのご婦人の前に立ち、子供が「座りたいよぉ」とわめき、

あまりの大声に女性は「坊や 座る?」と立ち上がり席を譲りました。

黙って座る子供に母親が「オラッ!こんなときなんつうんだよ!」と頭をポカン!

続いて「ありがとうって言うんだろ!」とまた頭をポカン!

「ありがと」と小さく言う子供に「ったく、バカが!」と怒鳴る。

席を譲った女性はバツが悪そうに場所を移動していきました。

 

またある時

電車の中でも人目もはばからず子供の人格を無視するようにネチネチと

小言を言う。

そんなに言うほどあなたは立派なの?と心の中で思います。

 

また、ある時

子供が「ねぇねぇ」と母親をゆすってもスマホいじりをやめず

「うるさい!」と一喝。

 

いろんな母親がいるもんです。

自分が立派な母親だったということは言いませんが、少なくとも

こういう母ではなかったと思います。

ところが、ある日 疲れて整列乗車の列に並んでいたとき

3歳くらいの男の子がお母さんに「お母さん、抱っこして」とせがみます。

見れば、そのお母さんの胸には抱っこ紐の赤ちゃんがいます。

お母さん、「コーちゃん、抱っこは無理だけど、ギュッとするんじゃダメ?」

と優しく言いました。

コーちゃんは「いいよ」

するとお母さんはしゃがんでコーちゃんをギュッとしました。

満足したコーちゃんはしばらくして、しゃがんだままのお母さんに

「お母さん、どうしてそんなかっこでいるの?」と。

お母さんは「コーちゃんといっぱいお話したいからよ」と応えたのです。

それから赤ちゃんを抱っこしたままのしゃがんだお母さんとコーちゃんは

話に花を咲かせていました。

電車が来て、いくつかの駅で親子は手をつないで降りていきました。

できすぎる母の姿に脱帽です。こんな人もいるんですねぇ。

 

我が家のベランダの植物に変動が起きました。

見事に咲いていたフリージャを取り払い、後に唐辛子、イタリアンパセリ、シソ

などを植えた様子です。夫の趣味です。

昨年からのイチジクが葉を茂らせ、実もなりつつあります。

すでに大きな実2つ。

これもイチジク。まだ1つです。

今年もおいしいイチジクが食べられそうです。

まだ作業は途中らしく、袋に入った土がドサッとあります。

その陰からKUUが偵察しています。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする