6月1日 『藤澤ノリマサ 5thAnniversary concert』に出かけました。
いつも工房で聴いていた歌声を 目の前で聴けたら、藤澤さんに目の前で歌ってもらえたら・・
の願いを、遂に叶えた日でした。
席は1階センターの7列目、まさに私の目の前で 彼は歌ってくれたのでした。
序章は彼の有名な武部聡志さんのピアノの演奏するBGMで少年の頃から声楽家を目指すころまで、
彼のナレーションとカバー曲を歌うことから始まりました。
その曲、井上陽水、安全地帯、チューリップ、布施明などなど、初っ端から熱唱です。
15分休憩後、カジュアルな服装で登場し、藤澤さんが確立したオペラをポップスとコラボさせる
『ポップオペラ』で熱唱、もう最高でした。
彼自身のピアノ弾き語りにはカンツォーネもあり、驚きました。
あの朗々と歌いこむカンツォーネをピアノで弾き語るとは
歌い終わって「これがカンツォーネの弾き語りです。これが出来るのは日本でボク1人です」
と照れくさそうに、でも堂々と胸を張って言うのです
私はにわかファンですので、この日までに1stアルバムから揃えて聴きまくりましたが、
3rdアルバムだけは揃えることが出来なくて、当日買おうと思って出かけたのですが、
CDを買った人は「藤澤さんと握手ができる」という権利のカードを貰いました。
そのせいか、長蛇の列で驚きました。
アイドルじゃあるまいに、2時間半熱唱したあと、こんなに大勢の人たちと握手をしなければ
ならない藤澤さんに同情しました。
もちろん、私はそんな権利を放棄して帰ってきました。
(もっとも当の藤澤さんが握手を望んでいたりして・・・笑いますが・・・)
でも、握手などしなくても藤澤さんの心も音楽も私の心をしっかりと満たしてくれて
幸せな気持ちで帰ってきました。
堅苦しくなく飾りのないMCで気さくに語ってくれましたが、札幌出身の藤澤さん、
「ボクは北海道のナマリがあります(笑)」と言い、同じく北海道出身の私には確かに故郷の
イントネーションに出会って、懐かしかったです。
年末にはツアーが始まるとのこと、また楽しみが増えました。