来年2月に開催する個展の作品が完成しました。
あとは糸の染めに入ります。
私は染めた糸も展示します。
今回は『トルコ』がテーマなので、現地で買ってきた材料で染めます。
その中で、イメージが湧いたらストールを織ろうかと思うぐらいで、
染めることに全力を注ぐのです。
2年に1回の個展が、前回からまだ2年経っていず、大変だった気がします。
特に絵織りは構想からデザイン、ドロウまで、そして織り と
年々苦しいんですよ。
そんな時、レコード店の前を通りかかり、目にしたポスターがありました。
以前聞いたことがある名前、「この人だったんだぁ」と、CDを思わず買ってしまいました。
それは形容の仕様がないほどの美声で、TVで思わずエンドロールの名前を見たほどです。
それがこの人
藤澤ノリマサさんです。
毎日、織り機に向かうとき、このCDをON、エンドレスで聴き続けながら織りました。
心が洗われるような美声で、心を鎮めて織り続けることが出来ました。
聴くというより、ただこの声が流れてくれているだけでいいのです。
久しぶりでコンサートに行こうかという気にもさせてくれたのですが、
チケットは完売とか
ま、いつか行きますからね。目の前で歌ってほしい・・・
作品完成で、藤澤ノリマサさんにも感謝です。