ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

知事室要請

2009年07月31日 16時50分55秒 | レポート
 7月31日(金)、9時30分より都立駒込病院守る会の知事室要請行動が
取り組まれました。
 地域から7名の方が参加し、総勢10名で、地域からの声を知事室に
届けてきました。知事室は知事秘書が対応しました。
 冒頭、「守る会」の高田会長より2月以降地域で集めてきた
2,365筆の署名を手渡しました。(累計11,305筆)その上で高田会長が、
「4月からPFIの運営になって、都立病院じゃなくなるのではと心配している。
都が資金を出すならわけのわかんないやり方にしなくてもいいはず。
近江八幡、高知の失敗を良く調べているのか」と力強く発言。
 続いて北区から夫妻で参加された患者さんが、
「医師、看護師が忙しすぎる。そこを解決しないといけない。
看護師が走っていると患者としては、落ち着かない気分になる」
「今は医療費の相談にも乗ってもらっている。営利目的の企業が入ると心配」
と発言、入院に付添っているほうも、「医師、看護師が忙しすぎて
医療事故が心配」と不安な気持ちを率直に話されました。
また、文京区労協より「駒込に派遣されている派遣社員の方から相談があった。
SPCに丸投げして労働者に対して都の責任がおろそかになっているのでは」
と発言がありました。もう一人の北区からの参加者は、
北区の地域医療の崩壊状況を紹介し「だからこそ公立病院がしっかりして欲しい」
と地域の声を代弁しました。
 最後に本日の要請内容を病院経営本部、石原知事にしっかり伝えて欲しいと
確認して行動を終えました。
 短時間の要請行動でしたが、参加者の訴えは、医師・看護師不足、
医療事故、地域医療の崩壊、公共サービス民営化がもたらした不安定雇用など、
医療をめぐる問題をよくあらわすものでした。