ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

終わりは、始まり

2007年11月19日 01時23分03秒 | オメデト
11月17日、土曜日の午後、浜松町からモノレールに乗って
流通センターのイベントホールに行きました。
そこで8月8日に勝利和解した東京大気汚染公害裁判の
全面解決報告集会がありました。
原告患者さんを中心に400名近くが集り、11年にわたる
裁判闘争の終決を喜びあいました。
手にした報告集のページをめくると西原告団長のお礼の挨拶文の
タイトル、「闘いの終わりは、闘いの始まり」が印象的でした。
今回、勝ち取った医療費救済制度は5年間の制度であり、
都内に20万とも言われるぜんそく患者の掘り起こしと
制度の活用、内容の充実が、これからの運動にかかっているという事でしょう。
労働争議だけでなく公害や薬害、そして過労死やえん罪事件など
人間社会には様々な問題が山積していますが、当事者は、たいへんです。
どの問題でも、支援者となって、少しでも手を差しのべる事ができれば
小さいようだけど、大きな力を発揮することにつながります。
大気のたたかいでも、都内全域に地域の支援連絡会ができたそうですが
やっぱり、この広がりが、たたかいに勝利する決め手かも知れませんね。
これは、何事についても同じですね。