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ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

油断すると

2007年10月01日 11時46分50秒 | 思い付き
 昨日は、朝から終日、雨が降り続きました。
そんな中で、東京都内の労働組合の集まりである東京地評の定期大会が
「みらい座いけぶくろ」(旧豊島公会堂)で開かれました。
 開会時間の午前10時には壇上も、代議員席も埋まり、300名近い人たちが集まり
定刻通り始まりました。午後5時前には終わりました。
 主催者、来賓のあいさつ、方針提案、討論と絵に描いたような真面目な大会でした。
内容的にも、メインスローガンとしてかかげてある
>憲法改悪阻止!なくせ貧困!
に沿っての発言が相次ぎました。

 最低賃金や非正規労働者の組織化の取り組み、リストラ問題など
様々な意見が出されましたが、やはり労働組合は、具体的な成果の積み重ねが大事であることを感じました。
 目を引いたのは出版労連の代議員の発言で、
教科書検定で沖縄戦での「集団自決」強制問題の記述が削除されたことに対する沖縄県民の抗議の集会に11万人もの人たちが参加したという報告でした。
 その日の朝日新聞にも
>届かぬ怒り 沖縄一丸 超党派 予想超え結集
という見出しで大きく報道していました。

このエネルギーこそが政治を変え、貧困をなくす力になるかも知れないと思いながら会場を出ました。

ちょっと油断するとブログも書きそびれてしまいます。

今日は、福田新首相が国会で所信表明演説を行うことになっています。
いよいよ、国会論戦が始まります。
国会の外でも、写真のスローガンに書いてあるような運動が盛り上がっていけば、世の中も良くなっていくように思うのですが、