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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

関東大震災100年で考える。地震国日本は防衛費増強なんかしている場合でない!!!

2023-08-29 22:56:10 | 日記

   関東大震災から100年を迎える今年。ほぼ100年前の1918年~1920年にかけて「スペイン風邪」が日本でも猛威を振るい学校閉鎖や死者増加があったことが、ふとコロナの大流行で2020年から2022年まで学校が閉鎖になり死者が増加して大変だったことに重なり思い出された。

   現在、首都直下大地震の起こる確率は30年以内に7割といわれていることと鑑みると、スペイン風邪収束から3年で関東大震災が起きたように、コロナ禍で疲弊した3年を過ごした3年後に関東大震災級の地震が起きて何の不思議もない。

   そもそも、気象庁の地震の仕組みの説明を読んでみよう。大事なところだけココから下に転載してみる。

   

   上の図は、マントルの上に乗ったプレートが、対流によって必然的に日本に向かって押し寄せていることを示し、下の図は、示された通りに、日本や海の際にある陸地は大地震が起きているという事実を示している。これは、もう日本が地震大国であり、その事実から逃れられないことを示している。可能性があるというより、大地震国である日本は、「”核の傘の下”に入れてもらうために米国のいいなりに兵器を買い込んで軍備を増強している場合ではないのだ」。

   平和憲法のもとに、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し」「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」はずなのに、北朝鮮や中国が軍備強化して脅すから~とこっちも徒党を組んで軍備強化して”核の抑止力”という同じ土俵に立って軍拡にお金を費やしている場合ではないのだ。

   現実に、すでに東日本大震災で、他国に責められたのでもないのに、日本地震と津波の自然災害で多大な被害を受けただけでなく、福島第一原発事故でさらに多大な被害をもたらし、いまだに故郷を追われている人がいるのだ。いわば、自滅の危機を招いた。それが、日本のまぎれもない現実であり、上の図でわかるように、その危機は今も続けて日本に迫り続けている!!!

   奇跡と必死に働いた人々の努力で、これでも福島のもっと過酷な事故が救われたのであって、福島原発事故はもっと首都圏避難も巻き起こす可能性があったことを決して忘れてはならない!!! 原発の危険性を、甘くみては絶対いけない!!!! そのことを肝に銘じている人が少なすぎる!!!!

   日本には、他国と戦う必然より、再び大地震が起きて自滅の危機にあう確率の方がずっと高いのに、いったい何をしているのか!!! 

   廃炉にしっかりお金を使うなら分かるが、この地震国日本で再稼働???しかも老朽原発の再稼働???そんな馬鹿なことを言ってお金を使うなんて何を考えているのか!!!なぜ、再稼働や、すでに事実として自滅して莫大な犠牲を国民が払い、自分の土地に住めなくなった人がいるのに、他国と仮想する争いに軍事費を43兆も無駄に使うのか。そんな政府を支持する国民がいる日本を私は信じられない。

   30年以内に7割の確率は首都直下地震だが、南海トラフの地震の確率は20年以内に6割なのを国民は自覚しているのだろうか???

   日本国民は、よほど脳天気。危険の考えが、あまりに科学的でないと呆れます。仮想敵国のために防衛費予算増強するより、地震対策と原発の廃炉を加速させ、耐震と廃炉の先進技術を磨いて、世界に貢献するのが日本の進むべき道だろう。

   福島原発の汚染水の海洋放出で、「科学的に安全なのに中国が文句を言って~ちゃんと科学的根拠があることで説得すべきだ」ということをテレビで言っているのを聞くと、私は「科学的に安全でない原発を、さらに老朽原発を再稼働させるような、科学的現実に背を向けた非科学的な政府を国民が選び続けている日本のどこを信頼し<科学的>だなんて言えるのか」の苦苦しく思う。こんな政府に長期に政権を選び担わせ続けてきた国民には、直ちにもっと科学的に、物事のなすべき優先順位をちゃんと科学的に考えてほしい。

   「国民の命を守ること」が優先順位1番だろう!この当たり前が、何で日本人には浸透しないのか。

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満月にもう一歩

2023-08-29 20:22:09 | 惑星・天体ニュース

   今日は、雲はあるものの薄雲で、昇ってきて間もない時間から月をみることができました。

   

   まだ、電線より低いところにいたお月様が見つかりました。快晴というのではないので、昇って時間はそう経っていませんが色が白っぽいお月様でした。ちょっと買い物をしている間に、西の空は茜色に染まり、反対の東空の月の周りの雲さえも、恥ずかしそうにピンクに少し染まったのですが、その微妙な色がうまく撮れずアップは断念しました。

     

       そして、しばらく経って暗くなると、今日はとても素敵なお月様が撮れました。

          

      一つ前のブログで書いたように、明日の夕方昇ってくるお月様が、日本では未明に沈む前に1番丸い姿を披露してくれるはずです。それが分かるくらい、もうすでにほとんど左に少し欠けているだけの丸いお月様です。

      明日も、こんな姿をみせてくれるでしょうか。明日は、テレビの天気予報でもいうでしょうし、きっと多くの人が月を見てくれそうですよね。あなたも是非明日の夜のお月様、見て下さいね。

     いやいや、その前に、まずは、このお月様、日付がかわってもまだ沈みませんので、今夜探して愛でてくださいませ。今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

コメント (2)
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Blue Moon(30日夜中~31日未明に今月2度目の満月)

2023-08-29 11:07:07 | 惑星・天体ニュース

  丸さを日々まして、もう満月を迎えるお月様。実は、今年で1番大きい「スーパームーン」になります。しかも、同じ月の中で2度も満月になることはなかなか起こらないのですが、今月2度目の満月!

  これを、ブルームーン”Blue Moon”といい、青くはないのですが、"Once in a blue moon"というように使い、とっても珍しいことを英語では表現する時に使われたようです。 I see her once in a blue moon now.  最近彼女にはめったに会えないの。  

  さて、そんな珍しいこの「スーパーブルームーン」について、そろそろYahooにも記事が出始めました。ところが、yahooはどうやら、記事を精査して掲載しているのではないようで、間違いを含んだ記事をそのまま掲載しているのを見つけました。

  この下に2つ記事を転載してみました。どちらかの記事に間違いがあります。上は、ココから、下はココから読めます。

31日は「スーパーブルームーン」 2023年最大の満月に

配信Forbes JAPAN

 

shutterstock.com

 

2023年最大の満月「スーパーブルームーン」8/30深夜から

配信

リセマム
 2023年最大の満月「スーパームーン」が、8月30日深夜から31日明け方にかけて見られる。今回は、「ブルームーン」と呼ばれる8月2回目の満月でもあり、珍しい「スーパーブルームーン」が観測できそうだ。 【画像】満月の距離の違い  「スーパームーン」は科学的な定義があいまいで、国立天文台では「今年もっとも地球に近い満月」と表現している。一般的には、その年に見える満月でもっとも大きなものを「スーパームーン」と呼んでいる。  国立天文台によると、8月31日の満月は2023年中で地球からもっとも近い満月。月は8月31日午前0時54分に近地点(1公転の間で月が地球にもっとも近づく点)を通過し、午前10時36分に満月となる。満月のときの地心距離(地球の中心と天体の中心の間の距離)は約35万7,300キロメートル。視直径(天体の見かけの大きさ)は約33分26秒角。
 
 
    さあ、どちらが間違っているか分かりましたか? まず、見出しが、30日にブルームーンと書いてあるのと、31日と書いてあるので、当然どちらかが間違っていると分かります。
     
    でも、そもそもタイトルで「8月30日の深夜」と書いてある辺りから、こちらの記事の方が正確に書こうという意図が感じられます。その通り、間違いは最初の記事です。私のブログを読んで下さっている方は、月の動きが分かっているので、「ダブルお月見」と言っている時期に今ある月の様子が分かっていると思います。
 
    復習のために、月がどういう風に昇って沈んでいるかの早わかりの図を登場させてみます。
 
   
     図で分かるように、満月の時は、夕方に昇って、朝に沈みます。 そして、最初の間違った記事の方は、「8月31日木曜日に昇る月は、北半球でこの夏最後の満月であり・・・」と書いてあるので、満月を「31日の夕方昇ってくる月」の方と考えて書いています。
 
    でも、後の記事が書いている通り、「月は8月31日午前0時54分に近地点(1公転の間で月が地球にもっとも近づく点)を通過し、午前10時36分に満月となる」ので、午前10:36の瞬間は日本では見られません。より満月に近い月を見るには、朝方の沈む前の月をBlue Moonと言うべきですね。
 
    確かに、月の満ち欠けのあるカレンダーをみると、31日が満月と書いてあります。だから、無理からに誤解ではありますが、それなら、せめて、「31日の満月が、Blue Moon」というだけにしておけばよかったと思います。月の動きを知らないで、「昇る」と付け加えたのが間違いの原因だったのはないでしょうか。
 
    これを機会に、昔の人ならほとんどの人が暗い夜を彩り、昼間にも青空にいる月をみる機会があり知っていたはずの月について、ちょっと知ってみませんか? 旧暦だったたら当たり前に1日には新月で、月がみえません。15日前後には、満月となります。つまり、旧暦で暮らした人には、1ヶ月を月に併せた生活リズムが成り立っていたのではないでしょうか。
 
    そして、今も、女性なら、月に併せて身体に変化を知っています。ところが、男性にはそれがないのです。と言うわけで、これを機会に月を見ながら、1年の季節の巡りに加えてカレンダー以外の約28日のリズムを生活に取り入れるのはどうでしょうか。お薦めで~~~~す。
 
    満月だけでなく、月を眺めて暮らすと、日々を愛おしむ気持ちが深まると思いますよ!!!
 
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