felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

スカイプ初体験!テレビ電話の世界へ

2011-11-29 23:33:00 | 日記
 買い替えで、今度はスカイプができるカメラ付きPCになりました*(キラキラ)*
 どうにか登録してスカイプをインストール。早速娘家族と交信してみました。

 3人の孫や娘夫婦がすぐそばにいるような臨場感があり、電話よりずっと楽しかった*(ハート6つ)*

 しかも、これが無料というから驚き *(キョロ)* 画像はやや粗く、激しい動きをすると、コマ飛びする時もありますが、iPhoneを使って毎日外国にいる両親と交信しているなんていう人もいたりして、いつの間にか昔みたTV漫画「宇宙家族」の世界に近づきつつあるのに気づきました。

 息子家族と食卓を並べるようにPC画面の両親が一緒にご飯を食べているCMもやっています。

 孫が学校から帰って来て、TV画面の私に「ばあちゃん、ただいま」、「あら、お帰り。今日はどんなことがあったの?」なんて、仕事をしている親にかわって、遠隔地にいる私が孫の話の相手をすることも、夢ではない現実になっているようです。

 技術の進歩って、すご~い!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供達へ残す言葉

2011-11-24 11:23:00 | 日記
久し振りに頭に詩がわいてきて、自分の「詩」という電子ファイルを開いたら、偶然「子供たちへ」というタイトルが目に入った。開いてみると、下の詩だった。

  子供たちへ

私があなた達にのぞむのは
そんなに大それたことではない

車で人に送ってもらったら 
その人が自分のために捧げてくれた
2倍の時間に気づく人であってほしい

入ったトイレが汚いと文句をいうより
使ったトイレが入った時より綺麗になるような人であってほしい

お金がたくさんなくても
心豊かな生活を送る 知恵をもった人であってほしい

朝に深呼吸をし 空気の爽やかさに気づき
太陽の眩しさに 感謝できる心を持つ人であってほしい

なぜなら それが一番私たちを支えてくれている
生命の根本なのだから 

2009年3月13日

2年半も前の詩で、書いた本人も忘れていた。これでは、うっかり死んだら伝える暇もないかもしれない。
去年は、旧暦の月の満ち欠けの入ったカレンダー<http://navy.ap.teacup.com/felizmundo/283.html>を年賀にしたが、来年は非常に面白かった「『大発見』の思考法」(昨日11月23日日記で紹介済)とこの詩を年賀にして渡そうと思いついた。
今年は喪中だったので、何もしなかったが、こうやって毎年思いを込めた年賀を習慣にしていこうと心に決めた*(クローバー)*

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPS細胞って何かわかってきた!

2011-11-23 02:37:00 | 日記
 山中伸弥さんと益川敏英さんの対談本・「『大発見』の思考法」(文春新書)を読んだ。分かりやすく、とても面白い!

 お2人の生い立ちから、生活、人生観なども語られていて興味深いが、iPS細胞というものが何なのかが、この1冊でかなりわかった。

 これまで、ひと度分化した細胞は逆戻りはできないと思われてきたが、クローン羊の誕生で、分化した体細胞が時間をさかのぼり、未分化の状態に戻れることがわかった。
「では、既に皮膚や臓器等に分化した細胞を、未分化の状態にもどす鍵は何なのか?」
 研究して山中さんが見つけ出したのが、4つの遺伝子だった。
 その遺伝子によって、彼は既に分化した皮膚細胞からiPS細胞(induced Pluripotent Stem cell・人工多能性幹細胞)を作ることに成功したのだ。

 ひとの遺伝子は3万個ほどあると言われているが、60兆個といわれる細胞のすべてが、元にもどる能力をもっているということは、遺伝子の3万ページの設計図を忘れずに、分化した後も持ち続けているということだ。

 ただ、「この遺伝子を読め」というような栞がその本にはあって、栞のないページは色で塗りつぶされて、1度皮膚や臓器になれば、他のものになったりしないように隠されている状態なのだという。

 その塗りつぶしが一瞬で消える現象が、生命の誕生。精子と卵子の受精の瞬間なのだ。

  精子と卵子も高度に分化した細胞だから、塗りつぶしだらけなのに、受精した瞬間にものすごい力が働いて、塗りつぶしがすべて消え、隠れた文字(3万ページの情報)が現われる。まさに奇跡。細胞の「初期化」。

 「iPS細胞はタイムマシン」ともいわれ、クローン羊の成功から学んで、この「初期化」を研究・解明し、クローン羊で使った受精卵も使わずに、塗りつぶされる以前の初期の細胞に戻すことを可能にしたのだ。つまり、分化した細胞を、誕生した時までタイムマシンで戻してしまったようになるのだ。

 実は、先日、偶然にもこのiPS細胞の感動映像というのをテレビで見た。

 その時、山中さんは生憎仕事で海外にいて、現場におらず、「(iPS細胞から分化させた)心筋細胞が拍動しています」の助教の報告で「はよ、ビデオ送れ!」と言ってこれを見たという。
 iPS細胞から分化して脈打ちはじめた、「生命の誕生」を思わせる心筋細胞のその映像。
 皮膚細胞から作った細胞が、ドクドク
と心臓のように動き出した、まさに衝撃と感動の映像だった。

 ただ、山中さんは、母親のお腹の中では自然に行われていても、各臓器や機能を正しい位置に連動させながら作るなんて技はまだ到底できないし、生命を作り出す意図はない。患者の細胞を最初の状態に遡ることで、病気の解明や薬の開発をして、医者として果たせなかった病気の治療に役立てることを目指しているという。

 本を読んでいて、今の医学がここまで来ていたのかと驚嘆するとともに、まさに大人の分化して作り出した生殖細胞から、まったく新しい細胞が誕生するという自然の生命の不思議に、改めて目が醒めるような驚きを感じた。

 ところで、今日は、古川さんが宇宙ステーションから、ロシアのソユーズで帰還した。iPS細胞、宇宙開発などを見ると、人間の叡智は凄いな~と思う。 でも、自然や宇宙のことを思えば、人間の叡智は、星屑の小さな光。人間の及ばないものは、地球の中にも外にも満ち溢れているとも思えた。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新刊本は書庫に?図書館で見る日本人のモラルハザード

2011-11-20 22:11:00 | 日記
 最近図書館を利用していて、不思議に思うことがありました。原発とか、iPS細胞とか、皆が今読みたいと思うであろう本が、書庫に入っていることが多いのです。

 書庫には、皆が利用しないが価値がある本が残されていると理解していたのに、なぜ今年の夏でた本まで書庫に?????

 そこで、今日思い切って「なぜ、新しい今話題の本が、書庫内なのですか?」と、図書館の方に聞いてみました。

 すると、返ってきたのは
 「盗難が多いからです。最近は、新刊本は、書庫にまず入れたりするんです」という想定外の返事だった *(驚き)*

 その図書館では、定期的に「本を大切に読んでください」というキャンペーンをして、線を引かれたり、折り曲げられたり、破られたりした本が展示されていますが、なんと盗難とは・・・。

 公共の場でのモラルハザード。書庫なら、取り出しを依頼する時に名前をチェックされるので、盗難防止になるようです。

 建築設計での嘘、経理報告での嘘、一般人による公開討論という嘘等、叩けば何処からでも不正行為がでてくる昨今の日本。
 図書館利用の一般人もこの有様。
 性善説に立っていられた日本も、西洋の性悪説の文化に移行を強いられることになっていくのでしょうか。

 なんとも遣り切れない気持ちになりました *(ショック)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市民科学者・故高木仁三郎さんの原発神話を砕く話

2011-11-20 00:29:00 | 日記
 テレビで、高木仁三郎さんの主催していた「高木学校」の話をしていて、ひもつきでないことによって真実を歪めず伝えようとした市民科学者について知ることができた。
 さっそく、彼の「原子力神話からの解放 日本を滅ぼす九つの呪縛」という200年8月に出版された本を読んだが、福島原発事故の11年前に、すべてを予見し、忠告していた人の言葉に驚かされた。

 原子力は、兵器としてまず開発がスタートしたこと。放射能と言う危険な廃棄物が生じるために、エネルギー源として汎用が効かず、産業ベースに乗りにくく、国が「兵器→平和利用」と言って肩入れしたにも拘わらず、世界では下降線を辿っている事実。
 只、日本では、安全・安いなどの根拠のない神話をばらまき、JOC事故の教訓にも学ばず、現在返って危険な原子炉使用年数の延長や、プルサーマルのようなより高濃度の廃棄物を出す再利用が進められるなど、管理が杜撰で危険が増幅されていること、地震の危険性も指摘されていた。

 初心者にも分かりやすく、核の原理からの説明もあるので、是非原発に不安を感じている方は、しっかりした知識を持つために、一読をオススメする。
 
 日本には、原発は要らない。
 私は、原発の全面的安全停止を求める。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊かさを考える 年収300万父さんはなぜリッチ?

2011-11-06 15:17:00 | 日記
「プレジデント」11/14日号の特集「年収300万父さんはなぜリッチなのか」が、私の実感にもあっていて、実に面白かった。

 結論からいうと、「収入が増えても、それに伴って出費も増えて、手元にあまり残らない。年収400万円~900万円までの幸福感にあまり差はないのだ」という。

 年収があがると、消費が増えてかえって貯蓄の少ない人がいるという。
 実際、年収300万円で400万の貯蓄のある家、年収1500万で150万の貯蓄の家の実例も載っていた。

 人間、身の丈を知ることはなかなか難しく、高収入があると高めの家やマンションを購入したくなり、子供を私立に入れたりすることになる。さらに、そうなると周囲の高い消費傾向につられて出費が増え、年収がいくらあっても火の車となるのだそうだ。

 贅沢は天井なし。あと10%収入があれば家計は楽になると多くの人が思うが、そこはあがっても大した差にはならず、本当の豊かさを実感するのは収入が3000万円を超えたあたりからとか。

 面白い!納得!

 私は世田谷に生まれて、私立女子校で育った。周囲からみればお嬢さん育ちだが、かえってそこで周囲の価値観に違和感を感じた口だった(我が家もそれなりに裕福な家ではあったが、友人の家を訪ねると当時からクーラーがあったり、家具装飾品から、その違いは明らかだった)。

 金持ちが羨ましいという感覚がかえってなくなって育ち、結婚後、あちこちに転居。
 下町の古く狭い公団住まい。地球の裏側のブラジル生活、横浜の社宅、千葉の中古マンションと、様々な生活をしてきて、お金が豊かさに繋がらないことを、さらに実感してきて今に至る。
 
 いろいろな生活を見てきたから、見栄とかより、実質で買い物も生き方も勝負するくせがついた。

 高級品を身に付ける豊かさより、買い物をした時のおつりの5円玉をいつも貯めるようにして、「自分の買い物できる豊かさのおすそわけ」の寄付(ささやかですが)ができる気持ちにこそ、豊かさを感じられる。

 「奪い合えばなくなり、分かち合えば余る」の精神が身についてこそ、人は豊かさを自分のものにできるのだと感じている。

 さて、あなたにとっての豊かさとは?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹の足、他人に見えて自分には見えない幸福

2011-11-04 21:13:00 | 日記

 今年は、正月の孫2人の出産手伝いにはじまり、震災、娘家族の引越し、リストラ、病気等々。慌しい日々に忙殺され、どこまでこれが続くのだろうかと、ちょっと途方にくれるような時があった。
 が、ふと吉野弘の「虹の足」の詩を思い出して、ハッとした。

 虹の足
 
 雨があがって
 雲間から
 乾麺みたいに真直な
 陽射しがたくさん地上に刺さり
 行手に榛名山が見えたころ
 山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
 眼下にひろがる田圃の上に
 虹がそっと足を下ろしたのを!
 野面にすらりと足を置いて
 虹のアーチが軽やかに
 すっくと空に立ったのを!
 その虹の足の底に
 小さな村といくつかの家が
 すっぽりと抱かれて染められていたのだ。
 それなのに
 家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
 ―わーい、君の家が虹の中にあるぞオ
 乗客たちは頬を火照らせ
 野面に立った虹の足に見とれた。
 多分、あれはバスの中の僕らには見えて
 村の人々には見えないのだ。
 そんなこともあるのだろう
 他人には見えて
 自分には見えない幸福の中で
 格別驚きもせず
 幸福に生きていることが―。

 そう、子供達、孫達がいる。守るべき家族を持っている自分の幸せを、虹の足にいて、見失ってはそれこそ大不幸。
 吉野さんの詩のお陰で、守るべき家族を支えられる健康と力がある幸せを感じられたら、自分の上にかかる虹が見えた。

 この詩のように、自分を常に取り戻せる生活の支えを持ってる幸せも、再認識 *(キラキラ)* 

追伸:以前の日記2009年12月5日(ココから)で、虹の下をくぐった今森光彦氏の驚き体験を掲載。虹の下を知りたい方は、そちらもご覧下さい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年11月の惑星

2011-11-01 21:13:00 | 日記
 なんか今年は、例年以上にあっという間に押し詰まってきた気がします。
 大地震や津波、台風、そしてタイの洪水等の想像を超えた未知の映像を見るにつけ、世界がこれまでとは違う非日常へ向かって、地球人が流浪の民となっていくような錯覚に襲われます。

 しかし、空の太陽・月・惑星は、人間の不安な右往左往を見下ろしながら、いつもと変わらず悠然と、決められたスピードで夫々の軌跡を描いて運行しています。

 という訳で、今月の惑星です。
 水星: 11月14日を最大の高さに夕空に見えてきます。金星を見つけられたら、一緒にさがしてみましょう。

 11月10日には、日没後の西空低くくに、上から左下にむけて金星・水星・さそり座アンタレスの順に並びます *(キラキラ)* 快晴を祈りつつ、西に開けた場所へ行ってみましょう。

 金星:低いですが、日没後の西空に見え初めています。

 火星:夜遅く東空から昇ってきて、夜明け前には南空にいます。

 木星:日が沈み暗くなると、東空に大きく明るく目だって見えます。

 今日も、7時すぎに三日月を愛でていたら、東空に明るく見えました。

 土星:見られません。

 今月の惑星の主役は、夕方からずっと見られる木星 *(星)* です。見つける気持ちさえあれば、晴れていれば向こうから目に飛び込んできます。

 ただし、水星で説明した11月10日の3星そろい踏み *(キラキラ)* と、さらに11月27日の「細い細い三日月の下に金星、その右下に水星(見えない確立大*(すっぱい)*)」という西空の惑星達の素敵なショーにも、注目してあげましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする