felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

追悼 詩人吉野弘さん! あなたの詩が大好きでした

2014-01-27 20:49:44 | 日記

 テレビで大きくニュースにはなりませんでしたが、私の大好きな詩人吉野弘さんが、1月15日に87歳で亡くなられたそうです。

 「生命は」とか「祝婚歌」などは、生活の折に触れてくりかえし思い出す、とても大切な詩を書いた方です。「祝婚歌」は、自分の子供を含めて、友人の子供が結婚すると聞くと贈ったりしてきました。
  最近は、教科書にも吉野さんの詩が載っていたようなので、若い方はかえって知っている方も多いかもしれませんが、ご存じない方のために、ここに「生命は」を掲載しておきます。

     生命は    吉野 弘

生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて111
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない


いかがでしたか?
これまで、私のために風になってくれた多くの人たちに感謝。そして、できれば私も何気なく誰かのための虻になれたら、この人生にも意味があるんじゃないかなぁ~と感じています。

 吉野弘さん、素敵な詩をこの世に残して下さって有難うございます。
 あなたは、私にとって疑いもなくひとつの素敵な風でした。
 謹んで、ここにご冥福をお祈りいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡辺かづき先生とのレッスン23

2014-01-23 22:45:21 | ピアノ

   前回、自己流"Available Light"を弾いた後、先生の楽譜があることが分かり!!!! そして、今日は先生の楽譜で練習していきました。ただ、折角自分で先生のアドリブ部分を不完全ながらも解明したので、そこは取り入れて弾いてみました。

   ところが、今朝練習した時は調子よくいっていたのに・・・出来は、60点以下。なんだか、思いもかけないところでひっかかったり(嘆)
   先生もアレアレ~といった感じで。
   まずは、音の楽譜と違っていたところを修正。どうにか無難に修正。
   
   次に後半の内声音とメインの音を弾き分けるように、とのご指示。
   ソファソ~~~、ソファソ~~~がメインとして聞こえ、内声部がそこに入る。

   しかし、同時に内声の音とメインを弾いて、メインの音を強く叩く「痛い音」にならずに小指で押さえる音を響かせるのは極めて素人には困難な技。数回試行錯誤。
   メイン音を頭の中で奏でながらイメージして弾くと・・・先生からOKがでました。やんや!やんや!でも、2度とできないかも~?(苦笑)

   そして、私の付け足したアドリブ部分。
  「後半がどうもうまく音があっていないですね~」
  「そうなんです。右は拾えたのですが、左がどうも違っていて、自分で弾いていてダサイ感じが払しょくできないで・・・(嘆)」
  ただ、ここは謂わばおまけ部分。そのあたりを、Bのコードに合わせてみるとどうだろうか~との提案を頂きましたが、自由研究課題となりとりあえず、曲としてはOKが出てしまいました。

   2曲目は、前回アレアレ~だった「桜ハイビジョン メインテーマ」
   出だしの桜が散っているような4度の和音の繰り返しもうまくのれず、無難に弾けたものの、70点の出来。でも、こちらもOKを頂いてしまいました。(嬉しいような、怖いような~) 

   そして、ジャズ理論編は「テンション」の質問。弾きながら、だんだんⅡ-Ⅴ(ツーファイブ)とか、偽終止とか、コードとかにも気が回るようになって来たので、今日弾いた2曲について、桜の方で 同じGでも、GM7とG表記がある訳を尋ねると・・・それは、「F#の音を使いたくないということ」の表現だとのこと。
  「available Light でA79やF7#11とテンションの9や#11を書いてあるのは、右手の和音の一番上のB音のため」
  「それなら、CM7とあってD音はないのに入っているところは、テンション表記はどうしてないのですか?」と問うと・・・
  「厳密にするなら書いてもいいけれど、セブンスコードでは9.11あたりのテンションは基本的に書かなくても常に演奏家の意識には入っている。A79やF7#11とテンションを表記した箇所は、特にダイアトニックから外れて聞かせたいテンションの9、#11のB音を表現している」のだそうです。
   う~~~ん、深い! 確かに、このA79やF7#11のところが、この曲で効いている、感じる部分なのだけど、そういうことか。
   聞かせない音、聞かせたい音、それをコードで表現しているのですね~~~~~。勉強になりました!

  そして、2つの曲をめでたく卒業して、頂いたのは”Last Freedom”
 前回全半の譜面は頂いて、少し練習していましたが、今日後半も頂き、譜面完成。
 「かなり、僕が弾いているのと同じ雰囲気になっていますよ」先生のお言葉通り、一杯音符が並ぶ丁寧な譜面。
  自分で弾いても蘇る渡辺かづきサウンド。凄い!酔います!
  下手くそながらも、指の間から漏れでてくる憧れのサウンド。
  いいで~~~~す!

  ただし、リズムは滅茶苦茶とり難く、前に立ちはだかる課題がいっぱい。
  難しいので、今回はこの1曲に絞って練習してくることになりました。

  でも、先生が新たに「"In praise of Life"の楽譜も見つかりました」とおっしゃるので、2曲セーブ。先生が自曲を生徒用楽譜を書き下ろして下さるスピードと、私のコード勉強と・・・どちらも進むといいのですが。

 余談:先生に"Available Light"とか"Last Freedom" どんな意味でつけたのか、なんだか不思議な題だったのでお尋ねしてみました。
    すると、"Available Light"は写真用語で逆光とかでなく使える光。"Last Freedom"は、ジッドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti)が書いた”The First And Last Freedom”から引いた言葉で「究極の自由」という意味だとのことでした。クリシュナムルティの本、図書館行って探してみよう。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「贈る言葉」は卒業式ソングではなく、失恋ソングだった

2014-01-22 21:08:12 | 日記
 今日、日本テレビ「一番ソング」という番組をみていたら、武田鉄也が出ていて、「海援隊の『贈る言葉』は卒業式の歌として作ったのではなく、手を繋いでいた彼女に手を振りほどかれて『大声をだすわよ』と言われ手を離し別れをた時のことを歌った歌だ」という話を偶然聞いた。

「遠ざかる影が 人混みに消えた もう届かない 贈る言葉」というのは、人ごみに紛れて去って行った彼女へのメッセージだった。話を聞いて聞き直すと、確かにその話と符号する歌詞だ。

 そして、彼にそう言って去って行った彼女は、2人の間を取り持ってくれた友人によると、もう亡くなったのだという。

「もう届かない 贈る言葉」
 上記の話をした後、贈る言葉を歌う武田鉄也を見ながら、歌にはいろいろな思いが込められているんだな~。
 歌は歌い手の心の痛みや思いが込められているから、人の心に響くのだな~と思った。

 つらくない人生なんてない。華やかに見える人の人生にも、よいことも悪いことも起こる。いろいろな思いを胸に、誰もが今という時を生きているのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガタのいった身体の改良相談。結果は、1勝2敗

2014-01-18 11:32:16 | 日記

   還暦を過ぎている私。元気で病気しらずだったのが、少しずつやはり身体にガタが出始めています。

   おととしの6月、出産以外での初めての入院。右目の黄斑円孔の手術で2週間入院。うつ伏せ姿勢に耐えて、今は白内障で視力矯正少し入れて頂いたこともあり、かえって快適な右目視力をゲット(これについては、ココから詳細を)。
   ところが、ここに来て左目の視力が急激に落ちてきて、ピアノの楽譜を読み違えたり、仕事でも小さい字の判読を間違えやすくなってきました。

   そこで、とりあえずコンタクトレンズを強いのに変えてみようと眼科に行きました。   すると、矯正を強くしても視力がでないことがわかりました。
   となると、白内障の手術を左目にする以外に改善法はないとのこと(泣)。
   眼医者の見立ては「白内障が全体に広がってはいないので、確かに目の正面に白内障が出ているので見づらいとは思いますが、白内障の手術とて危険がない訳でもなく、様子をみて不自由なら・・・」とのこと。 治療かなわず、1敗。

   去年、これも突然でしたが、前歯の内側がざらついて舌に当たるようになり歯医者へ。そんなに固いものを食べた覚えはないけれど、歯が一部破損していたのが当たっていたらしく、そこを滑らかに加工してもらってOKに。ところが、歯槽膿漏が始まっていると言われ、歯石除去。歯肉のマッサージを教えられ経過観察。
   昨日再検査に行くと、まずまずの値にはなっていた!よしよし。
   ついでに、歯を強く磨きすぎていたせいで、上の歯4本の歯茎近くのエナメル層が削れているところを補正してくれた。エナメル層がとれていた部分が段になっていたのは気になっていたので、外見的にも違和感なく綺麗な歯にしていただき、よかった~!で1勝。

   ここ数日、去年、机のヘリに胸の下を強打して1か月位痛みがとれずにいたところがまた痛みだし・・・前回は医者に行かなかったが、整形外科へ。
   レントゲン写真を見た医者が、「この肋骨がへこんでいるでしょ。骨折です」
「折れてはないですよね」「折れてなくても押されてへこんでいるのも骨折です。もう3カ月も前のことだから、古傷が痛んでいるということで、湿布を張る位しかできないですね。すぐなら、バストバンドとかするなどの対処法もあるけれど。呼吸に支障はでていませんか?」「呼吸ですか?大丈夫です」「肋骨骨折では、肺に傷がついていて支障がでるのが怖いのですよ」
   確かに、打った瞬間は呼吸がギュッと圧迫されてできないような感じだったが、直ぐもとにもどったことを思い出した。冷汗。肺が無事でよかった。結構危なかった!?
   先生に「湿布くらい出しときますか」と言われ、すごすご帰宅。1敗。

   かくして、1勝2敗。見えにくい左目、へこんだ肋骨をそのまま抱えてやっていきます。
   せっかくきれいにしてもらった歯は、歯ブラシは軽く先があたるように磨いて、歯をすり減らさないよう努力。歯茎マッサージで歯槽膿漏を防止。自分の歯を貫いて一生を終えられるように頑張りま~す。

   若いつもりでいますが、バレエも肋骨の痛みが回復するまで休止。
   肋骨に影響を与えない足のエクササイズだけでもしないと、運動不足になりそうです。寄る年波には、抗えません。抗わずに、静かに年を重ねていくことにしましょう。できれば、歳を美しく重ねるように。
 
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡辺かづき先生とのレッスン22

2014-01-12 13:41:06 | ピアノ
  
  正月明けはじめてのレッスン。
  まずは、先生が音楽を担当したDVDの「桜ハイビジョン メインテーマ」から。

  譜読みとしては簡単な曲ですが、練習してもなぜか中盤で右手が弾きにくくなって、かすれたりしてクリアな音がでない。
  気をつけつつ弾きましたが、60点の出来。やれやれ~

  先生も不満の雰囲気で・・・「真ん中の弾き辛いと言っていたあたりが、どうも例の『痛い音』になっていますね」とのこと。
  弾き辛くて頑張ってしまう分、汚い音になるのでしょうか。
  弾き辛いのは指使いを直すと違うかも~と、一部を変えて弾いてみましたが、1か所のみには有効そうですが、後には効果はなく・・・まあ、次回まで練習またしてということになりました。(ザムネン)

  さて、今回は実は先生が下さったのが、生徒用の楽譜が底をついてきてしまったということもあって・・・1曲だけでした。それで、先生の年末休みもあって4週間空くこともあり、密かに自由研究というか自分で1曲、先生の曲を楽譜にして、先生を驚かしてみようと決めていました。
  比較的左手の伴奏が単調で捉えやすそうな"Available Light"を選びました。
  先生のCDから、かなりの努力と時間と苦労の末に音を拾って作り上げた"Available Light"もどきの3ページにわたる楽譜を作成。

  さてさて、それを広げて、先生にお披露目~。
  弾き終わると、「凄いですね~。頑張りましたね」と先生からお褒めの言葉。
  でも、衝撃の事実も・・・。
  
  なんと先生が「これは、生徒用に楽譜ができていたんですが、まだ弾いてなかったんでしたっけ?」と楽譜を出してきて、唖然!
 「が~ん!先生のファイルを見て、弾いてないのを探した時にはこれなかったですよ!」 「あっ、他のファイルから出てきたのかもしれない」

  あらあら。
 「先生のと、大分違いましたか?」
 「そうですね。コードとか違ってるとこありましたね。1に入るところはDじゃなくて、ほら下がB音でしょ。だから、ここはBm7。あとも若干違ってましたね」
 「まあ、でも勉強になりましたから、比較して次に弾いてきます」ということで、先生の書いた楽譜を頂戴しました。
  先生に、先生の楽譜に従って弾いて頂くと、微妙にやはりニュアンスが違っていた。
  曲の膨らみが違うというか、私がDにした部分がF7#11と先生のコードにして弾くと、「オ~、これがジャズだ」っていういい和音になる。勉強になるなぁ。

  譜読みし切れなかった好きな部分。掛け合いのような軽快な中盤も先生の譜で明解になり、右手左手の入れ込みがわからずおかしかったのが、スッキリ。

  一方、先生も、生徒用の手持ち楽譜がなくなってきたというので、生徒の希望を入れつつ楽譜作りを忙しい仕事の合間に作って下さり、私のお願いしていた"Last Freedom"も半分はできているとのこと。
  その半分を弾いてもらって、楽譜も頂きました。
  ついでに先生におねだりして、先生が他の演奏者のために用意した同じ曲の楽譜。ピアノ用でないので、楽譜が2段にはなっているが、下はピアノの左手ではない楽譜までちゃっかり参考のために~と頂いてしまいました。
  どうしてジャズピアニストは、こんな簡略な楽譜で弾けてしまうのでしょう?不思議!
  いつか、自分もこんな楽譜からだけで弾けるようになりたい!(無理?)

  さて、残り時間で音楽理論。とはいえ、「難しくなって、自分が何をやっているのかわからなくなっています」と嘆くと、まずはテンションの説明から。ピアノの鍵盤上で丁寧に説明して下さり。「これは、アドリブとかにコードにあわせて弾くのに使えるという音ですか?」と聞くと・・・「テンションは、メロディーとかの流れでなく、1階建てのコードを2階建てにするようなの話」との説明。
  音階和音進行についても、わからないと嘆くと、弾いたばかりの"Available Light"で。G・Am・B・C・Dになっているところを見つけ出して「これが『2度進行』」「その下の G・C・G・Cとなっているのは、1,4,1,4となっていて、『4度進行』。ツーファイブも『4度進行』なんですよ。3度進行は基本的にないと書いてあるでしょ」とあっけない解決となりました。

  これでまた、少し理論の方も前に進めるかしら?
  それにしても、ジャズは難しいと溜息。でも、先生によると「結局は心地よい音かどうかということ」なのだそうで、深く考えずにまた前に踏み出してみます。

  道なき道を一人で歩くのでなく、大好きな先生の音楽を弾きながら、先生に道案内までして頂きながら歩くのですから、こんな極楽至極な勉強ってありません。
  これからも、頑張りま~す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若田さん、国際宇宙ステーションで賑やかな芸術作品を作成???

2014-01-09 22:04:45 | 惑星・天体ニュース

  若田さんのツイッターを見ていたら、宇宙ステーションきぼう棟の中で、とんでもなく賑やかなパフォーマンス!楽しそう~~~(ココから見られます)。

  何をしているのだろうか?と思ったら、筑波大学芸術専攻の逢坂卓郎教授が無重力でのアートとして考え、すでに2009年にも行ったことのある光の芸術実験だったようです。

  閉じ込められた空間で過ごす国際宇宙ステーションの飛行士。実験と言っても、時にはこんな息を抜けることもないとね~。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年1月の惑星

2014-01-01 13:50:57 | 惑星・天体ニュース

  明けましておめでとうございます
  本年もよろしくお願いいたします!

  さて、去年は2つの彗星に肩すかしをされてしまい、肉眼でみることはできませんでしたが、今年は何だか特にこれ!という天体ニュースはないようで、若田さんが国際宇宙ステーションの船長になるとか、10月の皆既月食あたりがそれでも注目でしょうか。
  でも、何もこれ!ということが天体の魅力ということではなく、日々天の動きを感じながら生きる日々が楽しくて大事、と私は思っています。

  では、さっそく今月の惑星を見ていきましょう。
  
  水星:朝空で土星と共に仲良く見えていた水星、だんだん夕空に帰ってきます。1月31日には東方最大離角となり、頑張って頑張って、それでも仰角20度にもいかず低い位置ですが見えやすくなります。冬は空気が澄んで見えやすいでしょうか。チャレンジするなら、月末がよさそうです。2月1日が細い月の下でみつけやすいかもしれません。

  金星:もうこれまで十分楽しませてくれましたね。お疲れ様。これまでは夕方、あんなに目立っていたのに、先日国際宇宙ステーションを見に夕方外に出ると、木にひっかかりそうな低いところにいましたよ。1月は太陽と地球の間を通っていて見られず、2月に朝空に再登場となります。早起きの方達、2月をお楽しみに!

  *先日、金星の満ち欠けのコンデジ撮影に成功しました!写真ブログに載せたので、ココからご覧くださ~い!

  火星:春の星座であるおとめ座付近にいます。ということは、夜遅くに東空から上ってきて、朝早くには結構高い位置にみえるはず。スピカを先導するように空を動いています。

  木星:しばらく夜の空の主役を張っていた金星にかわり、17時頃にはもう東空から出てきて、夜の間ずっと私たちを見守ってくれています。明るいです。
  最近、子供と話していて大発見!私たちが天体のことを習った時は、輪があるのは土星と習いましたが、今年36才になる息子は、学校で「輪のある惑星は木星と土星の2つ」と習ったというのです!1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャー1・2号の成果が、教科書に反映されて変わっていたのですね。(因みに天王星・海王星にも輪が見つかったそうです)

  土星:春の大曲線よりさらに後に上ってくるてんびん座にいる土星は、のんびり真夜中に上ってきます。早起きの方は、南東の空低くに土星をさがしてみましょう。

  という訳で、主役の座を降りる金星を西空低くに見送って、反対側の東空を振り返れば「夜中僕が皆を見守るから、大丈夫だよ~」という頼もしい木星が明るい姿が、そこにはみつかるはず。
  後の惑星は、火星が夜更けに、土星が真夜中に出てきます。
  6時頃には起きるという早起きさんは、去り際の木星、頭上に火星、その後に続く春の大曲線を挟んで土星と、なんと3つの惑星が見られちゃいます。
  でも、朝は特に寒いので防寒に注意!風邪をひかぬようにして楽しんでくださいね。
 

  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする