今回は、まずは"Somewhere in the Night"から。
前回、譜起こしして頂いた楽譜です。先生が私のために貴重な時間を使って書いて下さったのに、練習をさぼる訳にはいきません。頑張りましたよ。
最初のフレーズ、先生に最後の音が短くなっていると指摘され、しっかりとメトロノームと一緒に弾いてあっていることを確認して臨みました。
結構いい線いっているのでは・・・。
「自信を持って臨んだ時ほど、先生からダメ押しがでる危険もありますが・・・」と謙遜のつもりで先生に言ってから、弾きました。何か所か事故を起こしながらも、弾き終わると・・・
「前回と同じで、何か所か直さなくちゃいけないところがありますが、多分そこを直せば、結構全体的にはそんなに問題なくできていくかも」のお言葉。
謙遜で言ったつもりが、ホントに自信もっていると「油断大敵、火がボウボウ」なのでした(泣)。
最初の基本フレーズの最後の音が短いとの指摘、ちっとも直っていなかった!?
予想外の失態に、唖然としながら、前回同様に左足でリズムをとりながら仕切り直し。
「それならOKです」
前回と同じで、左足でリズムを取るとできる。とらないと崩れる。
左足でリズム取らなくてもできるようにしてきた筈だったのに~~~~(泣)
Aのフレーズ3段目が休符抜けで弾いてる。油断してるとCのフレーズの2分音符、8分休符の後の4分音符タイでつながれた4分音符分の長さのある音のカウントが短いと、結局間違いはすべて音の長さの問題ばかりでした。
左足でリズムをとったり、メトロノームを鳴らすとできるが、それなしではカウントが崩れるという現実。う~ん、実に進歩がなく、情けない。しつこく2回やらせて頂いたが、「ハマっている時と、油断している時がありますねぇ」と先生。
練習してきま~~~~す!(汗)
そして、次は、<最初の頃に弾いた曲で、曲のコードがシンプルな感じで、私が音を膨らませやすいような曲に再トライをしていくと宣言、手始めとして「かぜのみち」を膨らましてきたのを弾く>予定でしたが・・・
「いざ練習してみたら、先生の楽譜がかなり書き込んであって、これを弾くので十分と思えたので、練習はしてきましたが、弾くより音楽理論の勉強で分析してきました。教えて下さい」ということに。
ということで、先生のオリジナル曲「かぜのみち」分析講習の開始。
Aが基音。Aがトニック、Dがサブドミナント、E7がドミナント。他のB-7,C#-7,F#-7はダイアトニック。ということで、ほぼ曲全体Ⅰ、Ⅳ、Ⅴの流れで構成されているが、Bのフレーズでは、ダイアトニックでB、C、D,E,Fと昇っていく感じの表現。最後は、B-7、E-7、AとⅡ、Ⅴ,Ⅰの強いツーファイブを使った終止に、さらに音を少し変えて、D、E7,AでⅣ,Ⅴ,Ⅰの終止形で終わっていることを確認。
なるほど、なるほど。
そして、前回もうOKは頂いたのですが、先生が隅田川花火ライブの最後にも弾いたのを聞いてうっとり。
お終いにするのがもったいなくて弾き続けた”Twilight Blue"も自分なりに分析したメモを取り出して、分析講習第2部開始。
A♭が基音。A♭がトニック、D♭がサブドミナント、E♭7がドミナント。Ⅳからはじまる曲で、Ⅰ、Ⅱ(Ⅳの系列)、B♭m7/E♭、これはコードとしてはE♭の音の印象が強く、ドミナントⅤのイメージ。
D♭、の次のA♭/CはCが上のA♭の構成音にあるCがドロップした形で、コードとしてはA♭、トニックになった感じ。こういうのは、区別してA♭on Cと書くと正確などの説明をしていただいた。
A♭、E♭/G、Fm7、Cm/E♭、は、Fm7、Cm/E♭はどちらもトニックの音を下げて、音を少し暗くする感じになっていて、構成音はほぼ変わらない。など、解説本で構成音の根音省略などでトニックやドミナント・コードで類似している音の話があったのはこういうこと?と半ば納得(フ~、まだ半ばしかわからない。頼りなくてすみません)。
そして、アドリブ入れとコードの関係についても少し説明して頂き、アドリブ音のコードが入っている、メロディーとコードのみの先生の楽譜を頂いちゃいました。
次の課題曲としては、「かぜのみち」の分析は終わったので、次回は"Being Peace"を、最初に習った時は楽譜通りに弾いたのを、音を加えて弾いてくることになりました。
先生に楽譜にない音を加えた"Being Peace"の模範演奏をお願いしました。
美しい!本当にこう弾けたらいいのになぁ~。
でも、ムムム、音が自在に入りすぎて模範過ぎて、真似は到底ムリ。
「もう、ちょっと簡単にお願いできませんか・・・・」。
「コード音を加えているだけなんですよ」
といいつつ、再度先生曰くの簡単に(?)弾いて下さいました。
さらに豪華な音になっちゃってますが・・・先生!(笑い泣き)
これ以上簡単にと言って弾いて頂くと、さらに収拾がつかない複雑な音になりそうなので
「先生のようにはいかなそうなので、自分なりに頑張ってきま~~す」と言って終えることにしました。
次回レッスンまでは3週間あるので、おねだりをして "Blessed Life" (あのペンギンちゃんの出てくるyoutube曲)のメロディーとコードの譜も頂いちゃいました。
課題と、楽しみが満載となって、今日のレッスン終了。
いや~、充実していました。風邪気味なのに、がんばりました。
ジャズ理論は、なかなか分かりにくいのですが、実戦で少しずつ攻略して行けば、その内に分かってくるかもしれないという微かな期待がもてて来ました。やるしかないね!