ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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話題の新商品

2015年02月10日 | 海外ロングステイ

以前にバンズの代わりに肉で具を挟むというチャレンジャーな商品を投入したケンタッキー・フライド・チキンが、また新境地を開きました。
KFCフィリピンが、チキンでソーセージを挟むホットドッグを発売しました。
新商品「KFC Double Down Dog」(ダブル・ダウン・ドッグ)は、パンの代わりにフライドチキンでソーセージを挟み、ハニーマスタードとレリッシュ(刻んだ野菜の甘酢漬け)をつかったドレッシングをかけた商品です。
1月26~27日だけの二日間、一部店舗で各店・各日50食限定で発売しましたが初日はすべて売り切れてしまいました。


その後2月に入ってからレギュラーメニューとして再登場し、ソーシャルメディアでは早くも話題となっていますが、栄養士たちは戦々恐々としているとか。
「ダブル・ダウン・ドッグ(Double Down Dog)」と名付けられた新メニューは、ホットドッグとフライドチキンに対するフィリピン国民の愛情に答えようとしている姿勢が感じられますが、マーケティング・ディレクター、エロール・マグダート(Errol Magdato)さんは「我々フィリピン人は食べ物のことになると非常に冒険好きだということも、ホットドッグが大好きだということも分かっている」と述べています。
KFCフィリピンで独自開発された「ダブル・ダウン・ドッグ」は、カロリーでいえば、ダブルチーズバーガーと同じか少ないくらいで、顧客の評判は上々だそうです。
現在のところ「ダブル・ダウン・ドッグ」がフィリピン国外で販売される予定はないそうですが、ソーシャルメディア上ではアメリカ、日本、ヨーロッパ各国で国境を越えて話題が広がっています。


ニュースサイト「マッシャブル(Mashable)」は「KFCが最新のふざけた食品を発売した」と評し、ポップカルチャー情報サイト「Uproxx」は新商品を「KFCのひどい最新ファストフード」と評したとか。
またTwitterには「悪魔よ、ダブル・ダウン・ドッグを発明してくれてありがとう」という投稿もあったそうです。
イギリスでは1,700kcalのハンバーガーですら歓迎されてしまうとあって、米英のKFCがその検討に入る可能性は十分にあるのではないでしょうか。
実際に試食をしましたが、薄味のフライドチキンに挟まれたソーセージの塩味とが上手くマッチして、なかなか良い味でした。

<カナダのテレビ局、City TVのニュース番組で早速紹介されました>