ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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ドイ・アンカーンへの旅

2008年05月02日 | 海外ロングステイ
 CLLのメンバー7名と一昨日からドイ・アンカーン方面へ1泊旅行に行って来ました。
チェンマイ県の北西に位置するドイ・アンカーンはかっては少数民族の集落で、海抜1500mの高地です。
この場所は一時期は中国やミャンマーに近いこともあって違法な「ケシ」の栽培を行って現金収入を得ていたそうですが、20年ほど前にタイ政府がケシの栽培を禁じられてしまい困窮状態に陥ってしまいました。
そのような困窮状態を知って、タイ国王が少数派民族の農業政策の一環として王立農場を作り、彼らの生活支援を始めました。
ドイ・アンカーン農場は涼しい高原気候を生かした温帯果実を中心とした農園で、栽培されているのは桃、プラム、苺、葡萄、梨、柿、梅、ブルーベリーなどです。
チェンマイの北部では県内で一番大きな「ファーン」の町があって、ここは中国系やミャンマー国境近辺に多く住んでいる少数民族の姿が目立ちました。
そのファーンの町から西に向かったところにパーホムポック国立公園があって、タイで2番目に高いパーホムポック山を背にした公園の中にある「温泉」でのんびり過ごすことが出来ました。
写真にあるようにこの温泉には「間欠泉」があって、緑いっぱいの広大な場所に87℃の温泉が勢い良く噴出していました。
ドイ・アンカーンのもう一つの魅力はアマリ・リンカム・ホテルの「アンカーン・リゾート」です。
周囲を1700mを越す山々に囲まれたこのリゾート・ホテルに我々7名だけの「貸切り」宿泊をして、チェンマイの暑さを暫し忘れさせてくれた気温15℃の朝晩の涼しさの中で、アットホームで楽しい旅が出来ました。
下の写真は高原のあちこちに咲いていた「エンジェルス・トランペット・ツリー」という花です。