ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

イカ墨パエリア

2015年04月07日 | 海外ロングステイ

最近「あそこ」の「イカ墨パエリア」が無償に恋しくなって、食べに行って来ました。
「あそこ」とはParadise Island Park & Beach Resort(以下パラダイス・アイランド)の海辺のレストランのことです。
パラダイス・アイランドにはその昔良く出かけたものでしたが、ここ一年程足が遠ざかっていました。
家から車でパラダイス・アイランド行きの舟乗り場まで約10分程で行け、そこから目の前のダバオ湾に浮かぶサマール島(Island Garden City of Samal)にあるパラダイス・アイランド行きの舟に乗って10分足らずで到着です。
こんな身近な場所にビーチリゾートがあるのもダバオの魅力の一つで、週末ともなると家族連れのピクニック客で賑わいます。
その昔初めて行った時の第一印象は『江の島みたい!』でしたが、今でも大昔の夏の江の島のイメージがあります。

パラダイス・アイランドまでの舟賃は乗客が10人以上になると出航してくれて、舟賃は片道一人15ペソ(約40円)で、10人未満の場合でも150ペソ支払えば即出航してくれます。
パラダイス・アイランドのビーチリゾートに入るには「入島料」が必要で、大人一人200ペソの入島料を入り口で支払ってからビーチ・リゾートの中に入ります。
合計8ヘクタールの広いトロピカルな敷地にあるパラダイス・アイランドの中にはコテージもあるので、宿泊してのんびりと過ごすことも出来るのです。
今回約一年振りに訪れてみて感じたことは、以前に比べて大変ビーチ・リゾート全体が綺麗に整備されていたことです。
ダバオ市内の喧騒から離れて、美味しい空気とオゾンをいっぱい浴びながら、のんびり過ごすことも偶にはいいな・・・、と改めて感じて来ました。
お目当ての「イカ墨パエリア」は入場して直ぐ、右手に広がるレストランのメニューの一つです。
ここのレストランはフィリピン料理とスペイン料理を提供してくれて、スペイン料理はパエリアの他にも色々あって、トロピカルなアイランド・ビーチにはピッタリの料理の数々にメニューを見ただけで嬉しくなります。


パエリアは米どころとして知られるスペイン東部バレンシア地方発祥の米と野菜、魚介類、肉などを炊き込んだ料理のことで、スペインを代表する世界的に人気の料理の一つです。
本場バレンシア地方ではパエリアの祭りもあります。
本来「パエリア」は、バレンシア語でフライパンを意味するそうで、バレンシア地方の外にもこの調理器具を用いた料理法が伝わるうちに、調理器具よりも料理の名称としてスペイン人全体や他国民にも浸透して行きました。
パエリアの起源は、スペインに稲作をもたらしたアラブ人に由来するそうで、西暦9世紀以後、アル・アンダルスのモスリムの間で作られて来ました。
ピラフと同じようにパエリアの歴史はかなり古いのです。
パラダイス・アイランドのビーチレストランの「イカ墨パエリア」は地元特産の「イカ」、「海老」、「蟹」、「マグロ」などの具材に、甲イカの新鮮な「イカ墨」をたっぷり使って作った一品ですが、出来上がりまで1時間以上かかるので、余裕を持って出かけることをお勧めします。
ライブの素敵な音楽を聴きながら、ビーチでいただく「イカ墨パエリア」とサンミゲル・ビールの味は格別美味しくなります。