ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

1Q84

2010年05月01日 | 海外ロングステイ

自分は昔から新しいもの好きで、「新製品」とか「新発売」という言葉にも滅法弱く、また<流行>には極力乗り遅れたくはないという性格のようです。
そのことでは色々失敗談もありまして、今から30年以上も前の話ですがソニーが1975年に開発・発売した家庭用ビデオ<ベータマックス>を大枚(当時)はたいて買ったものの、10年後にビクター勢の「VHS」に負けてしまい、渋々VHSデッキを買い変える羽目になったことがありました。
パソコン歴も結構古く、MS-DOSパソコンを80年代初めに買って、当時は年賀状の「宛名印刷」などもやっていましたが、新製品が発売になると欲しくなり、今使っているパソコンはデスクトップ時代から数えて9代目になります。
デジカメも同じで一番最初に買ったものはソニーの製品で、記録媒体が<フロッピー・ディスク>を使用する大型のものでしたが、それなりに重宝しました。
デジカメも今使っているもので7代目になります。
日本を離れて早や11年目になりますが、日本の「情報」には常に敏感で、その情報源の90%はインターネットです。
今やインターネットのお陰で日本は元より世界の様々な情報が瞬時に入手出来る有難い時代になっていて、その便利さのスピードには目を見張るものがあります。
去年の5月に「書き下ろし小説」として新潮社から刊行された「1Q84」が当時のネットニュースで話題になっていて、どうしても読んでみたくなって日本から<Book1>と<Book2>を送って貰い一気に読んでしまいました。
著者の村上春樹は「ノルウェイの森」を読んだだけで、その後余り縁のない作家でしたが、彼の作品は翻訳されてシンガポールや香港、台湾、韓国などでも若者を中心に大きな支持を受けていると聞きます。
Book1とBook2ではスポーツインストラクターであり、同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を主人公とした「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれていて、何となく「続編」を期待させる終わり方でした。
第3部(Book 3)は、当初2010年の夏に出版される予定だったそうですが、その後予定が早められて、去る4月16日に発売されることを知ったので、即予約を依頼して無事5日後にはEMSでチェンマイの私の手元に届いた次第です。
この<Book3>は発売後12日間で100万部を超える売れ行きを更新しているそうです。
Book3では2つの物語に加えて青豆と天吾を調べる「牛河」を主人公とした「牛河の物語」が加わりましたが、(Book4)の続編があるような印象を受けました。