goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

いつの日か・・・、再び・・・・

2009年03月14日 20時22分08秒 | Weblog
今日は、久し振りに家内と懐かしの軽井沢へドライブ。
軽井沢は私にとっては心の故郷です。
花粉症の最盛期には毎年転地療法で花粉の少ない軽井沢へ避難していました。

現在の灯油配送システム「雪ん子」、軽油税納税管理システム「D-TAX」、
そして、「ペトロマスター」もすべて軽井沢の山小屋に籠城して制作したものです。

真冬にたった一人で人気のない雪に埋もれた山小屋に籠り、フローチャートを書いていたものです。
石油流通ビジネス、外食産業、不動産業、考えればいくつもの仕事を抱えて大変な時代でした。

それでも、あの時に作ったシステムが、いつの間にか私の生涯の仕事となったわけですが、いま考えると、本当に不思議な気持ちです。

なんとか、この仕事で飯が食えるようになりましたが、これからのことを考えるとまたまた山籠りをして、いろいろ考えてみたいと思っています。

今度は、一人ではないので家内の同意も得なくてはなりません。

あの頃、冬の夜はプリンスホテルのナイタースキー場で、H元総理をはじめいろいろな方とゲレンデで遊んでいたものです。
全く、今考えたら信じられないような生活でした。

今日は久しぶりに、馴染みの店で食事をしてきました。
昔、大将に夜食を作ってもらって徹夜の作業をしていたものです。

バブル崩壊があって、名のある人達も波乱の人生を歩んだ方が多いようです。

今度の不況で、再び色々な人生ドラマが起こるのでしょう。
昔、親しくしていた人達の別荘も所有者が変わって寂しいですね。

実業家や政治家などという「人種」はなぜかリスクを好みます。
人生で何度も危険な賭けをして、勝ち上がることに生きがいを感じているようです。
そんな人たちがあの頃の軽井沢で一つの社交的な社会を形成していたわけですが、
まさに、皆さんドラマチックでハイリスクな人生ドラマを演じていらっしゃいます。

自分で自らビジネスの道を拓くということが大好きで、
まるで、生まれつきの競走馬のように、
競争して走ることしか知らない人間を真の「サラブレッド」というのだそうです。

よく、「あの人はサラブレッドだから・・・」と言いますが、
生れながらにして、リスクテイクを乗り越える資質と血統をお持ちの人種がいるわけです。
そんな人たちでも、バブル崩壊によりビジネスで一敗地にまみれ、
そして、再び立ち上がり、人生のリターンマッチに挑んでいます。

どんな業種でも、業態としての寿命は30年が限界といわれます。
そして、どんなビジネスでも、パイオニア(開拓者)がいるはずです。
その辺の、チャチなガソリン屋のオヤジのように、
小手先の小賢しい金もうけや人真似ばかりに熱心ではだめですよ。
自らの企業の業態を開発したり、改善することで自ら脱皮して、よく頭を冷やして「次の時代」を創りましょう。

前回のバブル崩壊で、破綻した人でも、
すでにリターンマッチのリングで立派に立ち直っている人がたくさんいます。
本当に勇気づけられます。
私も、頑張ってみずからの人生ドラマをつくります。

屁理屈だけで、何もせずに、堕ちていく人生なんて真っ平御免です。
SSビジネスが儲からないのは、自身の発想が貧困だからなのです。
とんな立派な企業でも、必ず創業者はいる訳で、
二世、三世がそんな志を忘れたら、「サラブレッド」ではなくて
単なる「駄馬」になり下がるというわけです。

冬の軽井沢の立派な別荘を見ているとさしづめ、

雪原や、兵どもが 夢の跡   

(夏草や兵どもが夢の跡  芭蕉翁)といった感じです。

しかし、いつの日か、兵どもが再び夏の軽井沢で気炎を挙げる日が来るはずです。

今年の夏は、気分を変えて、軽井沢へゴルフにでもお出かけください。
電話かメールでいつでもご連絡を。

大丈夫! 
グリーフィくらいは、私が負担します。
当社のクライアント企業の経営者の皆様!

心から、お待ち申し上げます。

最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
おすすめ (軽井沢の不動産別荘売買)
2009-04-16 19:31:09
軽井沢不動産の総合情報サイトです。軽井沢の不動産情報や賃貸情報、別荘も多数取り扱っている軽井沢の不動産会社IMAコーポレーションです。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。