goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

景気動向

2010年09月29日 10時49分35秒 | Weblog
日銀短観が発表されましたが、常に「大本営発表」のようなトーンの見方が、今回は年末にかけてかなり景気が悪化するとの情報です。
今朝のニュースでは新卒の学生の就職率も悪化しているようで、
まさに「大学は出たけれど・・・・」の時代が到来しています。

石油流通ビジネスは、過去の例を見ても「景気にさほど左右されない」という業界有力者の見解もあるようですが、

私の友人にも不景気をチャンスと見るポジティブな経営者と悲観的な経営者の両方が存在します。
最近の円高で製造業の方などはかなり深刻なようですが、
流通業の方の中には「チャンス到来」と見ている方もいます。

群馬県は、昔から、流通ビジネスが得意な経営者が多いようで、
最近では、ヤマダ電機、ビックカメラ、ベイシアグループなどなど元気で拡大基調の経営者の方が多いですね。
私の自宅と会社はヤマダ電機本社ビルの真ん前なので、「LABI.1」は散歩コースです。
特に、ゴルフ道具売り場のスタッフとは仲良しで、たまには「掘り出し物」を見つけて喜んでいます。

お昼時に、ヤマダ電機のレストラン街を散歩していると、たまに山田会長と遭遇する事もありますが、
知らない人が見たら、普通の優しそうなオジサンですね。
顔が合うと、私もつい頭を下げて挨拶してしまいますが、山田さんもニコニコしながら挨拶を返してくれます。

見たところ普通のオジサンなのに何故あんなにバイタリティーがあるのか、人間は見かけでは判りませんね。

こんな不景気な時代ですが、ビックカメラはゴルフ場を幾つも買いまくっています。
いずれも、パブリックのコースですから不動産投機なのでしょうか・・、凄いです。
昔は、私の先輩と友達で近くの喫茶店でダベッていたという事ですが、大きく育った経営者です。

「乱世の奸雄」という言葉があります。
三国志の曹操が語源となっているようですが、
平和な世の中では有能な臣だが、世が乱れれば奸知に長けた英雄となる人材を輩出する時代が到来するのかもしれません。

今朝のニュースで就職活動中の学生が「大企業」に入るため、まるで受験勉強の延長のような話をしていましたが、軟弱ですね。

米国のように、学生が自分で起業して、経営者になるくらいの気概がないと、日本国の再生はおぽつきません。

政治が悪い。

日銀の金融政策も、全くなっていない。
高級官僚の感覚では経済は動きません。
庶民の意識が一気に変わるような政策が必要です。

軽油税に関するエキスパート

2010年09月29日 04時44分11秒 | Weblog
大手ディーラーの軽油税納税管理に関する構築作業が続いています。
まるで、税理士のような複雑な業務です。

合併などで納税期限が迫っているケースもありますので結構きついスケジュールもあり大変です。
業態や納税窓口によって微妙に異なる帳票作成には苦労させられますね。
突然の合併などのケースですと、今迄の納税担当者でも判らない部分が多いようです。
この仕事はパターン化できないところが大きな問題です。

免税券の取り扱いなどでは都道府県の担当者によって、指示する内容が異なったり見解が異なるケースもあるようです。

昨日も、担当者が代わって納税に苦労している大手ディーラーからの問い合わせに終日対応。
「待ったなし」の仕事です。
都道府県によっては指定日までに帳票提出ができない場合、還付金が数年無くなるケースもあるようです。
現状、担当者が後方システムや計算センターの流通データをエクセルなどを使って再集計しながら手書きしたり、独自にレイアウトを創って作成しているケースが多いようですが、
これでは、抜本的な改善にはなりません。

私としては、
納税帳票作成の完全自動化が大前提なのです。

その為には、やはり一般的な勘定系データだけでは「定義項目」が不足しています。
基本的な構造から設計してなければ不可能だと感じています。

膨大な時間とお金を費やして、永年にわたるフィールド検証を実行しながら、完成度を高めてきたプロフェッショナルなシステム。
石油流通に特化した本格的な「直売システム」である「ペトロマスター」の運用が最大のポイントとなっています。

これからも、開発は続きます。
おかげさまで、ようやく陽の目を見る時が来たようです。