石油流通・プロフェッショナルの世界

最近、元売りどうしの合併の話題だけではなく、
実は、元売販社や大手特約店の統廃合はもっと急速に進みつつあります。
それに伴い、直売システムなどの見直しも急がれています。

システム的な業務としても非常に複雑で、時間の掛る作業もあります。
軽油税の納税管理やら、「新仕切り体系」によるサブ店や直需大口ユーザーなどに対する価格対応では
非常に煩雑な作業を強いられているのが現実です。

最近では、中堅以上の大手特約店や商社筋などからの緊急対応のためのオファーが急増中。

これらの課題については、石油流通の上流実務に携わっている人間でなければ判らないことが多いわけです。
一般的なＳＳ運営業者とは次元の異なるプロフェッショナルな課題なのです。

元売りや大手商社の流通管理システムを構築していると、実に複雑な専門的な流通管理が行われているのに驚かされます。
概念的にも習熟しないと、とても理解できません。
リテールビジネスとは、まったく次元異なる石油流通ビジネスが存在するわけです。

リテール業者の掲示板などの業転市況予測や情報などを見ていると、我々が見ていても腹が立ちます。
ですから、課題の真ん中にいる元売りや大手商社の営業スタッフは本当に大変だと思います。

今日も、これから業務移転に関してのシステム対応を検討中。
我々としては、あらかじめ想定される課題を考えておく必要があるわけです。

何を、訳のわからないことを、と仰る方もいるでしょう。
もう少しすれば、判ります。