畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載308「独演歌謡ショー」(その3終わり)

2024-01-30 12:06:25 | 暮らし
      独演歌謡ショー(その3終わり)

 「流砂の護り」と言う立派な題名と歌詞が出てきましたよ。私が十八番としていた「流れ豊かな黒竜江の~」の歌詞は二番でした。

1.男子度胸は 鋼の味よ 伊達にゃ下げない腰の剣 抜けば最後だ 命を賭けて 指もささせぬ この護り
 2.流れ豊かな 黒竜江の 岸の繁みが我が住家 水を鏡に 鬚面剃れば 
満洲娘も 一目惚れ
 3.可愛い背嚢の 枕の傍に 今朝はひらいた 名無し草 千里続いた この流れ砂 御国(くに)の光で 花も咲く

 読めば読むほど、覚えれば覚えるほどに切ない、軍歌でした。
亡父が口ずさんでいた歌がうろ覚えに、脳裏に残っていたのでしょうか。
             (終わり)

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