畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

男はつらいよ

2022-08-01 04:02:41 | 暮らし

 戸数50余りの集落は7つの班に分けられていて今年は農家班の班長。

稲作はしていないのだが、どういうわけか農薬散布作業の担当をすることに。

 いつも反対している種類の農薬散布です。皮肉ですね、他意は無いのでしょうがね。

でも、男スベルベ。誰かがやらなくてはならないのならば従いましょう。

 

 動力噴霧器、通称「動噴」は薬剤も含めるとかなりの重量。

登山、バドミントン、畑仕事で鍛えた足腰はまだまだ実用に耐える能力も持ち続けている。

 

 重いし、足回り「畦畔(あぜ)」の手入れが悪くて足場はぬかる。

農作業靴はたちまち泥だらけで、水が仲間でしみ込んでくる。つらいなー。

 

 それでも、朝8時からの開始予定を6時に繰り上げてもらった。

この暑さの中、8時からの作業何て、熱中症などで命取りになりかねない。

 

 ところで、今回使用の農薬はご覧の通り「ゴウケツモンスター」です。

稲の大敵「イモチ病」予防に効果を発揮するとともに「ウンカ」対策にも有効とか。

 ところが、問題なのはその主成分。「ジノテフラン」ですよ。

第三のネオニコチノイド系農薬とも呼ばれる、農薬で問題になっている農薬なのです。

 JA、全農新潟、県の地域振興局、魚沼市役所に要望を出し続けてきたスベルベです。

反対はしていても、全体で施行するとなったら従わざるを得ない。「男はつらいよ」です。

コメント (6)
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