私の現在の意識は
テレビで東京五輪の試合を観ているのであるが、
別に「神の子」を意識していないし、
「神の国」を意識してもいない。
でもそうした自分の意識に関係なく、
私の意識の奥に“神の子”がいて、
“神の国”が存在しているのである。
現象は意識(内)の反映だから、
現象の奥にも円満完全が存在している。
これは真理の自覚からそう思えるわけなのであって、
真理の自覚が深まり、その真理を観じていることから来る自覚だ。
この自覚は「霊と心と肉体とは三位一体である」という
キリスト教の真理の自覚から来る。
この自覚は、
自分の環境世界だけでなく、
私の肉体についても同様であり、
私の肉体そのものが、
円満完全なる”神の子”に裏打ちされているから、
完全さそれ自体である。
結局「内」なる円満完全を
現象顕現すればよいのである。
三位一体説は
実相顕現の鍵である。