<神の理念振動は、すべての人において常時行われている。すべの人の現象世界はその理念振動である。>
神の理念自体が
「超」の世界(不生不滅の世界)において
振動している。
その理念振動を
一人一人の人間が受けて作動しているのが
現象世界だ。
ゆえにこの世は「自分の国」だ。
自由な心を使って
自分の意識と観念によって
現象世界の創造を行う。
すべての人の現象世界は
彼の内なる理念振動である。
ゆえに吾らは、
現象展開の焦点である実相世界(神の理念)に心で的あてをし、
実相の正観により、
真象を心のレンズに写し出し
迷いのシミが心のレンズにかかることを
防止すべきである。
あらゆる人生苦から逃れる方法はこれだ。
だが実相の鳴り響き自体は
万人の「内」において
今も行われている。
神想観において
無我になることである。
そして幼な児の心で実相を受け入れることだ。
そうすれば実相の正観により
神なる本来の面目が顕われる。
実相が現象に顕われる。