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理念としてのスッキリした心

2018-10-13 11:50:20 | 日記
現象世界に潜む“神の心”を理解する一助となる文章が
『正法眼蔵を読む』にありました。
「現象は“神の心”であり“神のいのち”である」と
藤原敏之先生も
仰っています。
『聖経甘露の法雨』には
「万物はこれ神の心」と
書かれています。
(正法眼蔵を読む 即心是仏の巻 谷口清超著)
<それっ切りの心>
【それ故、もっとつけ加えれば牆壁瓦礫の心は牆壁瓦礫だけであって、それに泥も水もくっついていない。四大五蘊の心はその現象のみ、その上に馬も猿もくっついてはいない。椅子払子の心なるものは、椅子払子だけであって、その上どんな竹でどんな木をつかってということはないのである。
いいかえると、それは理念としてのスッキリした心である。それ故、この心がそのまま仏であり、けがれなき即心是仏それ自体だというのである。そしてここに、いまだかつて何ものによっても汚染されたことのない「諸仏」がましますのである。】