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人生は心が創る芸術

2015-03-22 20:54:27 | 日記
人間は
生れてから死ぬまで
実は
実相の水晶玉のなかに
いるようなものだ。
その水晶玉は
目には見えないが・・・。
その実相の水晶玉の中にいながら
そのことを一時忘れて
現象界という時間空間世界に生れ出て、
いわばゼロみたいに見える
裸の状態から
実相の神の子世界を
顕現する一種遊戯みたいな
芸術活動を行なう。
人の一生は
心がつくる芸術である。
その導きというか案内となるのは、
各自がもっている如意宝珠である。
観音様が手にもっているアレだ。

悟りの中に生れ悟りの中で死すのが人間存在

2015-03-22 13:40:46 | 日記
人間は実相において始めから悟ったままで生まれ、
実相において悟ったままで死すわけである。
現象世界での人間の生の目的は
実相世界の顕現であり、魂の生長である。


(参考 正法眼蔵を読む 虚空の巻 谷口清超著)
1<渾身虚空に掛る>(その1)
亮は、馬祖禅師に答えた。
「心をもって経を講ずることができなければ、虚空をもって講ずることはできないでしょうか」
「左様、却って虚空ならば、虚空を講ずることができるであろう」と。
即ち真理は実相心でないと解説できず、実在のみが実在を語るということである。しかしこの意味がよく判らなかったらしく、、亮座主は袖を払って退出しようとした。馬祖はこれを見て、「座主よ」と呼んだ。亮は首を回らして後をふり向いた。そこで馬祖はさらに言ったのである。
「生れてから老いるまで、人の一生は、ただこれこのことのみであるぞ」
亮座主は、この言葉によって、あらためて反省し、虚空の認識を深め、ついに西山に隠れて、一生涯消息を断ったのである。